京口紘人、強かった!

開始ゴングからプレッシャーをかけて、ブドラーに変則楽団のタクトを振るう余裕を与えなかったのは大正解。

田口良一の試合からしっかり学習していました。

それにしても、ヘッキー・ブドラーは、このスポーツで最も軽蔑される負け方です。QUITTER(ヘタレ)です。

まだ出来たはずです。

腹も頭も効いてるし、タイトルもチャンスも、これからいくらでもあるし…や〜めた。って感じですね。

最後に刺し違える勇気はなかったのか。

あんな負け方、日本人やメキシカンなら許されません(アントニオ・デマルコのようなヘタレもいますが)。

リング誌は「拳四朗との統一戦が待たれる。日本のテレビネットワークの問題さえクリアできれば、2019年年間最高試合候補のすごい試合が実現する」と先走りしています。

リング誌/WBAスーパー/IBF、そしてリネラルチャンピオンシップも賭けた統一戦、今から楽しみです。

10ラウンドまでの採点は98−92/97−93/96−94。


井岡一翔、負けてましたかね…。

116−112、112−116は二つのラウンドの取り違いですが、118−110はどうなんでしょうか。

井岡、二つしか取ってませんか?10も落としましたか?

「井岡はスピードとボディアタックでニエテスを苦しめたが、有効打と正確さでフィリピン人がわずかに上回った」(リング誌)。

私の採点なんてどうでもいいでしょうが、115−113で井岡でした。結構、辛めにつけたつもりだったので、勝利は間違いないと思いましたが…。

この試合は予想どおり速くて、手数の多い、そして世界トップの技術が交換されるハイレベルな内容でした。

速いテンポで進む軽量級の試合としては、駆け引きの妙が随所に見られ、楽しめました。軽量級では珍しいチェスマッチでした。

あれだけ激しいパンチが交錯したにもかかわらず、12ラウンド終了ゴングが鳴ったときの両者の顔は試合前のように綺麗でした。

互角以上の勝負でした。

ニエテスがリング誌PFP10位なら、井岡も同じレベルですね。この115ポンドはシーサケットが8位、ファン・フランシスコ・エストラーダが一部メディアで10傑入り、昨年まで1位のロマゴンまで控えています。

PFPクラスが五人もシノギを削る階級なんて、ましてや軽量級では、まずありえません。

WBSSが「スーパーフライ」を引き継ぐことを検討中とのことですが、どうせジャパンマネー目当ての貧乏嘘つき団体は要りません。

SANKYOとTBSが統一戦トーナメントを企画して欲しいところです。




坂本真宏は、スピードと技術で王者モルティ・ムタラネに完全に押されてしまいました。

ムタラネは経験の差を見せつけるまでもなく、試合を終わらせました。

坂本コーナーはインタバルのたびに、腫れ上がった右目をエンスウェルで必死に冷やし続けましたが、11ラウンド前のドクターチェックで「アウト」。

10ラウンド終了時で90−100/99−91/98−92。

ムタラネの次戦は、すでに指名挑戦権を得ている黒田雅之との防衛戦になります。

ムタラネ、厄介な36歳です。