拳四朗、井上拓真、伊藤雅雪、やりました!

王者二人が文句無しの内容で防衛。

拓真も大苦戦ながらも暫定王座をもぎ取りました。



○拳四朗はV5。 

3−0(120−108/119−109×2)でシャットアウト。

ただ、好漢26歳のボクシングは完封劇が理想ではありません。

しかも、サウル・フアレスは評判通りの雑魚挑戦者でした。

これがメキシコや米国のリングなら「チェリーピック(雑魚狩り)は滞りなく、すみやかに完了しなければならない」 と批判も受けたでしょう。

「明日のマカオで京口紘人がヘッキー・ブドラーからリング誌とIBFのベルトを奪えば、両者は統一戦の交渉に入る予定。拳四朗はゆっくり同胞を応援することになる」(リング誌)。

実現して欲しいですね。



△拓真は念願の初戴冠。

内容よりも結果という試合だったから、合格です。

ただ、いつもにも増して硬かった。とにかく勝利が求められる試合で、仕方ないのですが。

ペッチ・ソー・チッパッタッナの「48−0」は大方の予想通り、ハリボテでした。

三者一致の117−111。

ペッチは3つのラウンドしか取れなかったことになりますが、許容範囲の地元判定です。

4ラウンド終了時点で三人のジャッジが39−37と採点したことがわかった時点で、ペッチは「このままでは勝てない」とわかったはずです。

25歳のタイ人は5ラウンドから攻撃を加速、ある程度はポイントを挽回したと見られた8ラウンド終了時も一人のジャッジカードで77−75と1点だけ差を縮めましたが、残る二人の採点は開いていました。

これで、勝つにはKOしかなくなったペッチはオーソドックスにスイッチ、強引に左右を振り回しますが、拓真のカウンターをもらう場面も増えてしまいます。

来月20日のMGMグランドで決まる正規王者(ノルディン・オーバーリvsラウシー・ウォーレンの勝者)との団体統一戦が内定していますが、オーバーリとウォーレンも決め手に欠く塩ファイター、日本でやるなら問題ないでしょう。

拓真はまずは目標達成も、大きな宿題が残りました。



◎伊藤には「ヒーローの匂いがする」(香川照之)。

エフゲニー・シュプラコフ、とんでもなく無策でひ弱な指名挑戦者でした。

とにかく全てが中途半端。何がしたいのかわからない、意図不明のロシア人でした。なるほど150戦もアマチュア経験がありながら、まともなタイトル一つも取れなかったのも頷けます。

正面から距離を潰しに行って、クロスレンジで打ち負ける。あっさり接近戦を諦めて、ボクシングに切り替えるも、それはまさしく伊藤の距離。

現地では早朝未明とはいえ、ESPN+で全米生中継されたカードでしたが、伊藤の強さを伝えるにはあまりにも挑戦者が弱すぎました。

「なぜ、世界戦のリングにいるのか?場違いなロシア人」(リング誌)。その通りでした。

もちろん、無敗のロシア人が無策の雑魚に見える…それほど伊藤が進化してるとも考えられます。

伊藤をプロモートする帝拳の本田明彦会長は「次の試合は米国」と断言したそうですから、複数のオプションで交渉が大筋合意しているのでしょう。

ESPNやリング誌のトップ10に評価される「まともな世界ランカー」に快勝して、ビッグファイトにつなげて欲しいと期待出来る才能です。


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話が変わりますが大田区総合体育館、この呼び名はなんとかならないのでしょうか。

ボクシングの世界戦が挙行できる、せっかく立派なハコなのに、もったいない。この名前では「町の体育館」です。

ネーミングライツが売れないのでしょうが、だったら名前を考えるべきです。

「蒲田グランドアリーナ」「蒲田コロシアム」。。。。。

蒲田は、漢字がすぐに思い浮かばないから良くないか…。