昨日、菅野智之が佐々木主浩に並ぶ日本人史上最高年俸6億5千万円で来季契約を結んだ、というニュースが流れました。

2006年に高額納税者公示制度が廃止された一方、プロスポーツ選手の年俸、年収はフォーブス誌が毎年発表するThe Highest -Paid Athletes や、日本国内限定でもスポーツ長者番付が様々なメディアからランキング形式で発表され、世間の耳目を集めています。
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フォーブス誌のトップ100では、日本から35位に錦織圭(競技報酬160万ドル+エンドースメント3300万ドル=3460万ドル)、95位に田中将大(2210万ドル+100万ドル=2310万ドル)の二人がランクインしました。

それにしても、錦織のエンドースメント(スポンサー収入)は尋常じゃないですね。

富裕国で人気者になるということ。それが、どういうことなのかを見事に体現してくれています。

世界の好感度No. 1アスリート、ロジャー・フェデラー(1220万ドル+6700万ドル)は別格にしても、錦織は総合2位のリオネル・メッシ(8400万ドル+2700万ドル=1億1100万ドル)を上回っているのです!

ボクシングからは1位:フロイド・メイウェザー(2億7500万ドル+1000万ドル=2億8500万ドル)、15位:カネロ・アルバレス(4200万ドル+250万ドル=4450万ドル)、25位:アンソニー・ジョシュア(3200万ドル+700万ドル=3900万ドル)、72位:ゲンナディ・ゴロフキン(2300万ドル+200万ドル=2500万ドル)の4人が入っています。

来年はメイウェザーが圏外になる可能性大ですが、カネロとGGGの二人が6000万ドル前後でトップ10に名を連ねるはずですね。

ボクシング人気沸騰の英国を代表するジョシュアも、引き続きランクを守るでしょう。

残念ながら、日本のボクサーがここに絡んで来るとしたら、村田諒太がビッグファイトのリングに上がったときしか考えられません。

さて「日本のプロボクサーの報酬」です。

これが、非常に不透明なんですね。

かつてはスポーツ長者番付で具志堅用高が1979年に王貞治の1億8338万円に次ぐ1億449万円で2位に入ったこともありました。

具志堅のファイトマネーは3000〜7000万円、60年代のファイティング原田は最高6500万円を手にしたと伝えられています。

かつて、プロボクシングの世界チャンピオンがプロ野球の超トップ選手に勝るとも劣らない報酬を当たり前に手にしていた時代が、確かにあったのです。

80年代まではボクサーのファイトマネーがある程度公表されていましたが、90年代から明らかに様子が変わってしまいます。

これは、高額納税者公示制度が廃止された影響だけではなく、ファイトマネーの公表が業界にとって都合が悪い事情が増えたからでしょう。

この都合の悪い事情は理解出来ますが、やはり報酬は対戦相手も含めて公表すべきです。

それが、プロ野球の〝推定〟のような形であっても、輪郭すらわからない現状は、他のスポーツと比べて怪し過ぎます。

「ワシらはプロレスやキックボクシングと同じでええねん」というなら、話は別ですが…。

次回は、怪しい事情と、報酬公表の大きなメリットを考えていきます。