井岡一翔とドニー・ニエテスが、井上尚弥の返上で空位となったままのWBOジュニアバンタム級王座を争うことになりそうです。

両陣営の交渉は大筋で合意、大晦日12月31日、決戦の舞台はマカオになる模様。

ミニマムから順番に3階級制覇を果たしてきたニエテスは、ローマン・ゴンザレスの軌跡を辿る4階級制覇を目指します。

ALAプロモーションズのマイケル・アルデジャーは「ビッグネームとの対戦を熱望してきたニエテスの夢が実現する。相手は井岡一翔だ。簡単な相手じゃないのはわかっている。それでも勝利する自信があるから交渉を進めてきた」と語り、「日本ではTBSが、フィリピンではABS-CBNが生中継する」と明言しています。

ニエテスはPFPランキングでリング誌10位、ESPNでも3ポイントを獲得して同点14位と高い評価を得ています。

さすがに、どこのブッカーもまだオッズを出していませんが、50−50の戦いになるのは間違いありません。おそらくオッズ、予想とも「7歳若い井岡が僅差で有利」と出るでしょう。

すでに十分な実績を積み重ねてきた井岡がニエテスに勝てば、かつて肉薄したPFP10傑にランクインする可能性が濃厚です。

この試合に勝利したら、私たちが見たい軽量級のメガファイトに激しくアプローチして欲しいですね。

一つ上の階級で日本人唯一のPFPファイターがモハメド・アリ杯を獲得する来秋までには、ニエテスに勝った井岡がシーサケット・ソールンビサイやカリド・ヤファイ、ファン・フランシスコ・エストラーダといった超強豪を倒してベルトを追加、さらに商品価値をあげる時間があります。

英国ボクシングが活性を呈している最大の原因は、同国人対決を厭わないことです。

先走りし過ぎかもしれませんが、軽量級でメガファイトが実現できるのは日本をおいてありえません。

バンタム級三団体統一王者と、ジュニアバンタム二団体統一王者の激突は、キャッチウェイトであっても実現すべきです。