どうも雲間が晴れません。
4月25日にラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで行われる予定だった「井上尚弥vsジョンリール・カシメロ」の世界バンタム級3団体統一戦は、このパンデミックで延期。
当初、トップランクが「9月」と発表していた再調整の日程は、先月上旬に「9月か10月」と幅を持たされてしまい、その後は音沙汰無し。
先日のWOWOWエキサイトマッチではジョー小泉が「日本開催もありえる。どちらでやるにしても年内で試合をさせてあげたい」と話していましたが、先行きは非常に不透明なままです。
井上を共同プロモートするトップランクは先月から米国での興行を再開、当面の問題は「井上がいつ米国に入国できるのか?」だけに見えます。
しかし、現実には感染防止の設備と態勢が整ったラスベガスのMGMグランド・カンファレンスセンター(The Bubble)の〝一点限定〟の興行しか出来ていません。
米国の感染状況を見ても、パデミック対策が完備されたThe Bubble から離れて、MGMグランドガーデンアリーナなどの通常会場への移行にはもうしばらく時間がかかりそうです。
井上の興行が9月か10月とすると The Bubbleでの無観客になるか、それともキャパの30%前後の観客を入れる形になるのか微妙なタイミングですが、いずれにしてもハコはラスベガスに限定されますから、井上の渡米許可の以前の問題が立ち塞がります。
つまり、トップランク内での優先順位です。
昨年11月7日のWBSS決勝での勝利を前提に、井上と複数年契約を結んだトップランク。
ボブ・アラムが「2020年は米国で2試合、年末の日本で1試合」と計画を語りましたが「米国の試合では日本の富裕層が2000人は詰めかける」「年末の日本は埼玉に匹敵するメガファイト」と完全日本依存の皮算用でした。
井上信者が見た「もう日本では見られない。米国でPPVスターになる」「米国に高額条件で引き抜かれた」という不憫な幻覚とはあまりにも大きなギャップです。
トップランクとしても、ゲート収入が見込めない現状に加えて、ESPNとしても米国で無名の井上が多くの視聴者数を獲得することなど期待できるわけもなく、後回しにされるのは仕方がありません。
日本のボクシングファンも、米国からは全く情報が発信されずに、より米国から離れたフィリピンメディアからの情報しか届いていない現実がそろそろ理解できてきたはずです。
井上尚弥に込めた日米の期待の温度差にいかに巨大なギャップがあるかを、ようやく実感しているのではないでしょうか。
トップランクの腰が重いままなら、違約金支払ってでも契約解除でいいと思います。井上の価値が日米であまりにもかけ離れすぎです。
とにかく、年内日本開催は実現しなければなりません。
来日の問題を含めて、カシメロとの調整がつかないなら、今月から入国緩和を段階的に進めているベトナム、タイ、豪州、ニュージーランドのボクサーや、日本人との対戦も視野に入れるべきです。
入国緩和の第二弾にも米国とフィリピンがリストアップされていませんが、滞米中のカシメロが緩和された第三国経由での来日は出来るかもしれません。
4月25日にラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで行われる予定だった「井上尚弥vsジョンリール・カシメロ」の世界バンタム級3団体統一戦は、このパンデミックで延期。
当初、トップランクが「9月」と発表していた再調整の日程は、先月上旬に「9月か10月」と幅を持たされてしまい、その後は音沙汰無し。
先日のWOWOWエキサイトマッチではジョー小泉が「日本開催もありえる。どちらでやるにしても年内で試合をさせてあげたい」と話していましたが、先行きは非常に不透明なままです。
井上を共同プロモートするトップランクは先月から米国での興行を再開、当面の問題は「井上がいつ米国に入国できるのか?」だけに見えます。
しかし、現実には感染防止の設備と態勢が整ったラスベガスのMGMグランド・カンファレンスセンター(The Bubble)の〝一点限定〟の興行しか出来ていません。
米国の感染状況を見ても、パデミック対策が完備されたThe Bubble から離れて、MGMグランドガーデンアリーナなどの通常会場への移行にはもうしばらく時間がかかりそうです。
井上の興行が9月か10月とすると The Bubbleでの無観客になるか、それともキャパの30%前後の観客を入れる形になるのか微妙なタイミングですが、いずれにしてもハコはラスベガスに限定されますから、井上の渡米許可の以前の問題が立ち塞がります。
つまり、トップランク内での優先順位です。
昨年11月7日のWBSS決勝での勝利を前提に、井上と複数年契約を結んだトップランク。
ボブ・アラムが「2020年は米国で2試合、年末の日本で1試合」と計画を語りましたが「米国の試合では日本の富裕層が2000人は詰めかける」「年末の日本は埼玉に匹敵するメガファイト」と完全日本依存の皮算用でした。
井上信者が見た「もう日本では見られない。米国でPPVスターになる」「米国に高額条件で引き抜かれた」という不憫な幻覚とはあまりにも大きなギャップです。
トップランクとしても、ゲート収入が見込めない現状に加えて、ESPNとしても米国で無名の井上が多くの視聴者数を獲得することなど期待できるわけもなく、後回しにされるのは仕方がありません。
日本のボクシングファンも、米国からは全く情報が発信されずに、より米国から離れたフィリピンメディアからの情報しか届いていない現実がそろそろ理解できてきたはずです。
井上尚弥に込めた日米の期待の温度差にいかに巨大なギャップがあるかを、ようやく実感しているのではないでしょうか。
トップランクの腰が重いままなら、違約金支払ってでも契約解除でいいと思います。井上の価値が日米であまりにもかけ離れすぎです。
とにかく、年内日本開催は実現しなければなりません。
来日の問題を含めて、カシメロとの調整がつかないなら、今月から入国緩和を段階的に進めているベトナム、タイ、豪州、ニュージーランドのボクサーや、日本人との対戦も視野に入れるべきです。
入国緩和の第二弾にも米国とフィリピンがリストアップされていませんが、滞米中のカシメロが緩和された第三国経由での来日は出来るかもしれません。
しかし「14日間隔離」などが義務付けられると、やはり事実上不可能です。
村田諒太のケースも井上とよく似ています。
1月にはカネロ・アルバレスとの日本ボクシング史上最大のメガファイトが「年末に内定」とまで報じられましたが、交渉が大詰めを迎えていたといわれるこのイベントも完全棚上げ。
村田も米国での知名度が低いにもかかわらず、カネロの対戦候補に挙げられたことには複数の理由がありますが、やはり井上と同じく「ジャパンマネーの引力」です。
カネロと超大型契約を結んだDAZNの狙いは「米国での契約者」でしたが、完全な見込み違いに終わり、赤毛は巨大な不良債権と化して大炎上しています。
このDAZNを焼き払いかねない火の車を一時的にでも止めることができるのは「東京ドームの村田戦」と考えるのは、日米で失敗を繰り返すDAZNにしては鋭い目の付け所です。
ただし、このパンデミック。東京ドームにアリーナ席含めて4~5万人をスシ詰めするなんて来年でもありえない状況です。
当たり前ですが、「村田vsカネロ」をThe Bubble で無観客なんてのは絶対にありえません。
DAZNは当初、東京ドーム戦を通常枠でなく「3000〜6000円のPPV」「日本企業のCMを入れる」という2本の〝消火器ホース〟を考えていたようですが、これならThe Bubbleでも日本のゴールデンタイムに合わせれば一定の売り上げは収めそうです。
しかし、日本のホースはどちらも不発に終わるんじゃないでしょうか?
「カネロvs村田」はPPV文化のない日本で3000円*30万件も売れません。数が売れなきゃ、CM出稿効果もありませんからスポンサーも集まりません。
さらに、カネロが日本に入国できるかという大前提もあります。カルロス・ゴーンのようにプライベートジェットで来日して隠密入国はできそうですが、犯罪ですね、悪い冗談です。
トップランクからは井上同様に村田の試合の情報発信も、ケアする発言もありません。
「それどころじゃない」のはわかりますが…。
村田諒太のケースも井上とよく似ています。
1月にはカネロ・アルバレスとの日本ボクシング史上最大のメガファイトが「年末に内定」とまで報じられましたが、交渉が大詰めを迎えていたといわれるこのイベントも完全棚上げ。
村田も米国での知名度が低いにもかかわらず、カネロの対戦候補に挙げられたことには複数の理由がありますが、やはり井上と同じく「ジャパンマネーの引力」です。
カネロと超大型契約を結んだDAZNの狙いは「米国での契約者」でしたが、完全な見込み違いに終わり、赤毛は巨大な不良債権と化して大炎上しています。
このDAZNを焼き払いかねない火の車を一時的にでも止めることができるのは「東京ドームの村田戦」と考えるのは、日米で失敗を繰り返すDAZNにしては鋭い目の付け所です。
ただし、このパンデミック。東京ドームにアリーナ席含めて4~5万人をスシ詰めするなんて来年でもありえない状況です。
当たり前ですが、「村田vsカネロ」をThe Bubble で無観客なんてのは絶対にありえません。
DAZNは当初、東京ドーム戦を通常枠でなく「3000〜6000円のPPV」「日本企業のCMを入れる」という2本の〝消火器ホース〟を考えていたようですが、これならThe Bubbleでも日本のゴールデンタイムに合わせれば一定の売り上げは収めそうです。
しかし、日本のホースはどちらも不発に終わるんじゃないでしょうか?
「カネロvs村田」はPPV文化のない日本で3000円*30万件も売れません。数が売れなきゃ、CM出稿効果もありませんからスポンサーも集まりません。
さらに、カネロが日本に入国できるかという大前提もあります。カルロス・ゴーンのようにプライベートジェットで来日して隠密入国はできそうですが、犯罪ですね、悪い冗談です。
トップランクからは井上同様に村田の試合の情報発信も、ケアする発言もありません。
「それどころじゃない」のはわかりますが…。











