カテゴリ: ボクシング界はいつだって魑魅魍魎

1. あ

2026年09月26日 21:27

海外でも軽量級興行でお金は動いていることは分かるのですが
最近はこの国からの認定料で軽量級というものが成り立ち存続してるのではないかとも思えてきます

仮にそうだとすると、世界のボクシングシーンから日本が消えた世界というものはどうなるのでしょうか
例えそうなってもボクシングの本場である欧米のファンや関係者とってはどうでもいいんでしょうけど、世界の軽量級関係者にとっては由々しき事態になりそうです

風が吹けば桶屋が儲かるじゃないですが
日本人王者がいないと日本人ファンはいなくなるし、ファンがいないならこの国からボクシングはなくなるし、それだと大きな献金元がいなくなるのと一緒だし

なら団体が日本人王者を優遇して作りたがる当然というか
何かひとつ欠けても上手く行かなくなる意味では、王者も噛ませもaサイドもbサイドもファンも関係者もみんな一蓮托生なんですかね


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世界的には…

古くから「ヘビー級が動くが如くボクシングは動く」と語られてきたように、ボクシング=ヘビー級でした。

モハメド・アリという特別すぎる存在を含めると1970年代まで、世界ヘビー級チャンピオンはあらゆるスポーツの中で最も有名なアスリートでした。

しかし、この70年代初めにWBAからWBCの分離独立が決定的になると「世界チャンピオンが二人いる」というあってはいけない倒錯の時代に突入してしまいます。

さらに、70年代から80年代にかけてIBFとWBOもWBAに反旗を翻す形で分離独立、無意味な新設階級も続々と作られてしまいます。

他のスポーツでは存在しない、ただでさえ怪しい認定団体が分裂と階級の細分化がタイトルの価値を暴落させ、ボクシングの社会的ステイタスを貶めたのは当然すぎる結果でした。

「一つの団体、8つの階級」が「4つの団体、17の階級」にまで膨張してしまったという単純な事象だけなら4(団体数)×約2倍(階級の数)=「8」の計算式で、タイトルの価値は8分の1に暴落したと言えそうですが、現実はそんな楽観的なものではありません。

WBCの分裂当初は、WBAもWBCも現在のリング誌などのメディアに近い対立団体の王者もランキングするまだ公正さ、良心のカケラを残していましたが、21世紀になると各団体は自らが管轄する地域タイトルホルダーや人気選手をあからさまに優遇するデタラメランキングをこねくり回すようになります。

地域タイトルホルダーは認定料の支払ってくれる団体への貢献実績があり、人気選手は認定料に正比例するファイトマネーの金額が高いのですから、スポーツライクな実力ランキングよりも団体の経営を安定・成長させるデタラメランキングが優先されるのは仕方がありません。

認定団体という存在そのものが、スポーツから乖離していく性質を宿命的に孕んでいるのです。

地球上に8つのタイトルしか存在しなかった8クラシックの時代は、ほとんど全てのケースでヘビー級以外のタイトルマッチでもメインイベントでした。

ライト(軽量)級未満のフライ級、バンタム級、フェザー級でも相応の尊敬と注目度が保証されていた時代です。那須川天心が現役の世界王者をスパーリングパートナーに呼ぶ現代では信じられないかもしれませんが、1960年代まで世界チャンピオンを日本に呼ぶのは、五輪招致ほどではないもののコストもコネクションも求められる途轍もない難事業だったのです。

さらに、モハメド・アリの引退でボクシングの没落が決定的になった1980年代になるとリング誌が年間表彰にFighter Of The Yearの他に、現在のPFPに通じるBest Fighter 部門を創設(リング誌の経営悪化・販売不振で2017年で廃止)、ヘビー級のスター選手争奪戦でドン・キングに敗れたボブ・アラムらが「スピードとパワーが高次元で結晶するミドル級やウエルター級の方がヘビー級よりも見応えがある」という詭弁を弄して、中量級ウォーズを現出させました。

「アリの後継者はシュガー・レイ・レナード」という、本来ならありえないはずのスパースターのリレーはロベルト・デュラン、トーマス・ハーンズ、マービン・ハグラーという本物のファイターたちとの総当たり戦で魅力的な叙事詩を紡いでいきました。

8クラシック、ヘビー級こそがボクシングというファンはボクシングから離れてしまいますが「PFP的にはヘビー級よりも中量級の方が優れている」「かつてヘビー級だけが得ていた最高報酬もレナードが更新している」というロジックは、ヘビー級に小さな光すら見出せない日本のファンも共鳴させました。

ドン・カリーとヘクター・カマチョに挟まれたジュニアウェルター級の浜田剛史や、エドウィン・ロサリオを初回で破壊した平仲明信に、大きな夢を抱いたのも当然でした。

一方で、米国市場における軽量級の地位は沈降を強いられます。ただでさえ認知されにくい軽量級は団体のと階級の増殖で、その存在感はどこまでも希薄化。タイトルマッチでも人気階級のビッグファイトの前座が指定席になり「フェザー級以下の階級は一つか二つで十分」「女子レフェリーよりもずっと小さなボクサーは見苦しいだけ」(ダナ・ホワイト)という主張は、多くのボクシングファンからも支持されます。

一方で、プロモーターにとって軽量級は「報酬が低い」点で負担が少なく「PFP評価が高い」という点で「興味のない軽量級のタイトルマッチよりも人気階級のホープ対決が見たい」と希求するファンへの詭弁的説得材料にもなる便利な存在として重宝されます。

ローマン・ゴンサレスがPFPキングに駆け上がったとき、カネロ・アルバレスはPFPの末席にも数えられていませんでしたが、チョコラティトの数百倍もの報酬を得るスーパースターでした。

「井上尚弥はPFPに入ったからもう日本では見られない」という、信者たちの幻覚がいかに馬鹿げていたのかがよくわかるでしょう。


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日本的には…

日本では軽量級が人気があるーーーというのも、「ないものねだりはしない」という奥ゆかしいファンの、ある意味で幻覚です。

どこまでもおバカな信者でも「井上尚弥がウエルター級で同じことをやっていたら世界評価は根本から全く違っている」という現実は理解しているでしょう。

軽量級の王者たちが格安航空のエコノミークラスを乗り継いで1週間前に来日するのがデフォルトなのに、ゲンナジー・ゴロフキンが何に乗っていつ日本にやって来たか、離日する前にスポーツ庁の室伏広治長官に招かれたことが何を意味しているのかも明らかです。

日本でライト級以上の階級でタイトルを獲ることが、それがアルファベット団体の1つのタイトルであっても「とんでもない偉業」であるのが、単なるレアだからでないのも、日本のファンはよく理解しています。

もし、日本初のウエルター級王者が誕生したら一般メディアも巻き込むセンセーショナルな〝事件〟になるはずです。

一方で「レア」という点では9月27日現在、米国で3人しかいないストロー級で王者が誕生したとしても、米国で「とんでもない偉業」と騒ぐ人はほとんどいないでしょう。リカルド・ロペスですら全く無名で、小さな会場でもメインを張ることが許されず、女子ボクサーの前座に甘んじていたのが米国です。

もし、ズッファ・ボクシングの正論が罷り通ってしまうと、最軽量級はバンタム級。井岡一翔も田中恒成も4階級制覇どころか1つのタイトルも獲っていないことになり、井上尚弥もUndisputed championという意味は大きいもののバンタム級だけ。

後世、彼らは「*井岡一翔は現在は存在しないストロー、ジュニアフライ、フライ、ジュニアバンタムの4階級でアルファベット団体のタイトルホルダーだった」と、*(注釈:アスタリスク)付きで紹介されているかもしれません。

リカルド・ロペスや井上尚弥らが優れたファイターであることに、議論の余地はありません。しかし、ボクシングが最も華やかに迎えられているラスベガスやロンドンなどを最高峰と認めるなら、そこで評価されている人気階級でそこに乗り込むしかありません。

間違っても「ジュニアフェザー級でMGM(西岡利晃)、T−モバイルアリーナ(井上尚弥)」のような、憧れ料を支払う摩訶不思議な土下座興行、ファンを欺くような行為は許されるべきではありません。







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トランプ政権は習近平国家主席の国賓訪問にあわせて行われた米中首脳会談で、両首脳がAI=人工知能について、「スーパーインテリジェンス」、略して「SI」という呼称を使うことで合意したと発表しました。

SIもスポーツ・イラストレイテッド誌の略だからな!勝手に使うな!
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あ

2026/09/11 23:59

オラは人気者ライアン・ガルシア
色々言われますが、悪名は無名に勝るをよく表している存在ですね
それこそ軽量級で4団体統一しようが5階級制覇しようが、市場価値も存在感もガルシアを越えることもなく、もしかしたらボクシングのクオリティや客への見映えでも叶わないかもしれません

もう世界王者に成るより“ガルシア”になる方がいいのではないか?
それこそある種の人間にとってはクロフォードよりガルシアに成りたがるでしょう

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ーーー有名か無名か?

定点観測で判断するしかない、複雑なテーマです。

このブログでも「井上尚弥は世界的には全く無名」と、ESPNなどの記事を引いてご案内してきました。しかし、日本ボクシング界では歴史的なビッグネームです。

そこには〝世界って何?〟という問答が横たわっています。

世界で最も影響力のある国の一つである日本は世界の一部です。一方で、より大きな影響力のある米国や英国が世界の中心か?というとそうではありません。

例えば「野球の最高峰はどこ?」という問いの答えはたった一つ、米国のメジャーリーグです。メジャーリーグは野球界においては「世界の中心」と言えるかもしれません。

しかし、米国で有名な野球選手と日本でのそれには大きな乖離があります。

日本で有名なメジャーリーガーは、いまやデミゴッド(国民的英雄も超えた存在)の領域にある大谷翔平とタイトル争いを繰り広げるなど〝ユニコーン周りの選手〟に偏ります。

今年のオールスター・ファン投票でア・リーグ1位になったトロントのアーニー・クレメント二塁手は「日本ではほぼ無名」です(ボクシング界における「井上尚弥の米国での知名度」よりは遥かに有名ですが)。



▶︎軽量級で4団体統一しようが5階級制覇しようが、市場価値も存在感もガルシアを越えることもなく というのは、米国や英国のボクシング圏が世界の中心なら通用する事実に過ぎません。

もちろん、市場価値を商業的価値に絞り込むとForbes誌のアスリート長者番付などで裏付けられる年収では、大きな経済力を持つ米国と英国の人気階級で活躍するボクサーの方が上回ります。

この「人気階級」は一見、ローカル評価ですが、井上信者ですら「ウエルター級は層が厚く競技レベルも高い」と認めるしかありません。日本人のウエルター級の王者が誕生したら「珍しい」という意味を超えて歴史的快挙として大きく注目されても、米国や英国でフライ級やバンタム級の軽量級世界王者が生まれても「珍しい」ことはあっても、見向きもされません。

そういうことです。

ボクシングの階級は「野球の最高峰はメジャーリーグ」という理屈に似ています。層の厚さや専業の多さ、高い報酬という点で「ライト級から上はメジャーリーグ/ジュニアライト級以下はマイナーリーグ」という色分けができるでしょう。

PFP(日本のメディアで「権威がある」とされるリング誌は世界的にも日本でも全く売れていない雑誌です)は、このメジャーとマイナーの玉石混交で評価するので、井上信者は「PFPが無名なわけがない!」と間違った誤解を深めているのです。

ただし、PFPが階級のメジャー・マイナー、リング外の人気や報酬を全て排除してリング内でのパフォーマンスだけを評価した物差しでありボクシングのクオリティではガルシアが井上尚弥を上回るという見方は少なくとも現時点では賛同できません。

客への見映え 
という点は、まさにその客はどこの会場の席に座っているのか?で全く違ってきます。それこそ、T -モバイル・アリーナなら井上は深刻な興行事故を起こしてしまいますが、ガルシアならフルハウス。

そのガルシアも日本での商品価値は低く東京ドームは論外、後楽園ホールでもメインは難しいでしょう。



▶︎世界王者に成るより“ガルシア”になる方がいい というのは、その通りです。

マニー・パッキャオもフロイド・メイウェザーも Undisputed championship の舞台に立つことは一度もありませんでした。

それどころか、パッキャオのキャリアで最も重要な試合であるマルコ・アントニオ・バレラ、エリック・モラレス、オスカー・デラホーヤらとはアルファベットタイトルすら争っていませんでした。

世界的な統括団体を持たず、腐敗を極めた認定団体が決める〝世界〟王者の価値は、他のスポーツとは全く違うのです。

特に21世紀になってからは、認定団体は認定料の支払い実績がある傘下の地域タイトルホルダーや、将来的に高額の認定料が期待できる人気者に偏ったデタラメランキングの度合いを深めて、その価値はますます暴落して「世界王者に成るより“ガルシア”になる方がいい」という状況が固まっています…これも米英などに限った傾向で、日本は例外。

ボクシングは、どこまでもローカルスポーツなのです。





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昨日、WBAの王者決定戦(横浜BUNTAI)の前日軽量でまさかのグローブゲート事件が起きました。

この手の事件は「フロイド・メイウェザーvsマルコス・マイダナ」のようにAサイドが心理的揺さぶりをかけるために、Bサイドの使用グローブにイチャモンをつける〝場外戦〟なのですが、昨日は趣が全く違いました。

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Bサイドがイチャモンをつけるのは例外中の例外ですが、両陣営のチェック前にグローブを開封した井上尚弥にノニト・ドネアが声を荒げて猛抗議したこともありました。あのケースはドネアの言い分が正しく、井上はルールを知らずにこれまでも同じことを繰り返していたと思われます。

しかし、Aサイドの機嫌を損ねると「試合はしない」と〝印籠〟を突きつけられる恐れがあるため、本来ならBサイドは黙って従うしかありません。

ルールを知らなかった井上が悪いという見方もありますが、交通費や宿泊費の手配・ファイトマネーまでを用意していただく立場にある隷属的なBサイドの分際で正論を持ち出したドネアは、身の程知らずです。

そして、昨日もBサイドがアクションを起こしたグローブゲートという点で、非常にレアなケースでした。

石井武志とストロー級暫定王座を争うウィルフレド・メンデスがルールミーティングで、使用グローブを「予定していたカナダ製のRIVALから日本製のWinningのものに変更したい」とリクエストしたのです。

JBCの安河内剛本部事務局長も「グローブのストックがあるので問題はまったくなかった」と説明しましたが、予定されていたグローブをBサイドが変更を申し出るのは異例です。

背景には、日本が好き勝手できる軽量級ビジネスの構図があります。

人気のWinningは海外で人気があり品薄状態、高額で取引されることも。ルイス・ネリもメンデスと同様に、日本で行った試合でREYESからWinningへの変更を要求したことも。

石井陣営も「(海外選手は)Winningを欲しがる」と、海外のグローブ非常を語っています。

「世界のトップ選手なんだから自分で調達しろよ」と思いますが、マイナースポーツの中のボクシング、その中でもマイナー階級である軽量級は世界王者でも格安航空とエコノミーで移動、宿泊先はビジネスホテルというのが定番です。

また、世界的な注目度が低いことからスポンサーもつきにくく、メンデスもRIVALとの契約で試合での使用義務はなく、製品の無償提供を受けているだけでしょう(もしかしたら購入しているかも)。

もし、マニー・パッキャオが高額契約を結んでいるREYESではない別のグローブを使い、NIKEとは違うシューズを履いて試合に出ると両ブランドから契約違反を激しく抗議され、間違いなく裁判沙汰になります。

石井の鮮やかな勝利を期待しますが、軽量級が「貧乏人をアウエーのリングに引っ張り上げてボコボコにする貧困ビジネス」であることが透けて見える、なんともやるせない話です。






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戦闘機Fighter

2026/07/16 23:58

ダナ・ホワイトはUFCでも公平で厳格なランキング管理をしている訳では無く、面白い試合をする不安定ファイターを優遇し、(ボクサーで言えば契約したコナー・ベン)
地味な実力者は冷遇されてる(まーさにシャクールさんタイプ)
と言われてますがボクシングに関してまだ保有武器が少ないので契約してくれる有名ボクサーなら誰でもウェルカムなんですかね?
元記事: ホワイトという名の黒船=2=シャクールもズッファへ。日本人1号は堤麗斗?(編集)

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   長官がオーナーのリング誌


▶︎▶︎▶︎認定団体とプロモーターをボクシングを腐敗させた元凶と完全否定、現在17まで膨張した階級を8に回帰させると宣言しているズッファ・ボクシング。

ズッファはUFCのCEO兼社長のダナ・ホワイトとサウジアラビア総合娯楽庁長官のトゥルキ・アラルシクによって〝ボクシング界のUFC〟を目指して、昨年6月に設立されました。

まだ1年経ったところですが、8階級のうち王者が決定しているのはクルーザー級のジェイ・オペタイアだけ。

先週、ズッファと契約したシャクール・スティーブンソンのようにプロモーターや認定団体と対立しているボクサーが高額で籠絡されています。

しかし、商売抜きで湯水のように資金を投入していたサウジが財布の紐を締め出し「商売度外視のやり方は続かない」(エディー・ハーン)との撤退への不安が払拭されないままでは、多くのボクサーにとって既成の枠組みに対して反旗を翻すのは難しいのが現状です。

リング誌とアンバサダー契約を結んでいる堤麗斗や中谷潤人、リヤドシーズンがスポンサードする井上尚弥らはズッファが囲い込みたい日本のタレントですが、「バンタム級が最軽量」「水増し階級なし」のズッファは日本のボクシング構造と真っ向から対立してしまいます。

ズッファがからむ当面のビッグファイトは9月12日のWBCウエルター級王者ライアン・ガルシアvsコナー・ベンですが、ズッファのタイトルはステイクされません。









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フェザー級からジュニアライト級、ライト級、ジュニアウエルター級の4階級でアルファベット団体のタイトルをコレクションしたシャクール・スティーブンソンがズッファ・ボクシングとの複数試合契約を結びました。

コナー・ベン、ジェイ・オペタイア、リチャード・ヒッチンズ、エドガー・ベルランガらに続く大物の完全ズッファ入りです。

ディフェンス最優先のスタイルから人気がないシャクールとの契約更新には、トップランクもマッチルームも前向きに考えずズッファに流れ着いた格好ですが、実力は折り紙つき。

CompuBoxではプラス・マイナス(着弾率から被弾率を引いた数値)で唯一の20台(23.0)をマーク、被弾率は脅威の20.4%。打たせずに打たせる〝逆メキシカンスタイル〟。

対戦相手はまもなく発表されるでしょうが、ズッファは水増し階級を認めていないため、ウエルター級でのビッグファイト、デビン・ヘイニーやライアン・ガルシアとの激突が噂されています。

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サウジの機関誌ザ・リングもズッファにならって8階級制に改善されるのでしょうか?


ズッファが認めていない水増し階級とバンタム級未満で無類の強さを見せる日本では、JBCやジムが容認することはないでしょう。もちろん、彼らが標榜する「有害無益なアルファベット団体を駆逐する」のが実現したなら、受け入れざるを得ませんが、そうなると日本人王者は激減してしまいます。


堤麗斗は2戦連続となるサウジアラビアでの試合。今回はジェッダ・スーパードームが舞台。


それでも、ズッファをサポートするサウジアラビア総合娯楽庁やその機関誌The RING magazineの寵愛を受けている堤麗斗はデビューから今月25日開催のサウジアラビア・ジェッダスーパードームでの試合まで5試合全てをサウジ*リング誌の興行で戦っており、所属する志成ジムの柔軟なスタンスからも「日本人1号」になるかもしれません。





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Tuesday, 14 July 2026 - Korakuen Hall

Lemino BOXING フェニックスバトル 158


◾️ジュニアライト級 10回戦◾️



場所:後楽園ホール
主催:SHISEI PROMOTION
認定:JBC
協力:大橋ボクシングジム/出場各ジム

放送:Lemino生配信

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堤は2025年12月27日、サウジアラビア・リヤドでWBAジュニアライト級王者のジェームス・ディケンズに挑戦する予定でしたが、練習中に負傷し右眼窩底骨折と診断されたため中止に。

今回のバティスタ戦は単なる復帰戦でしたが、試合2日前の昨日にWBA王者への挑戦者決定戦になると志成プロモーションから発表されました。

現在のタイトルホルダーは、今年3月にディケンズを判定で破ったアンソニー・カカーチェ。WBAは先月、暫定王者のエルヌル・サメドフとの団体内統一戦を指示、明日14日までに両者の交渉がまとまらなければ入札になります。

認定料を生業とするアルファベット団体が、大きな金が動かない軽量級で日本人を優遇するのはWBAに限った話ではありません。今回の挑戦者決定戦もWBAが認定するわけですから、間違いなく認定料が発生しています。

堤サイドとしては渡りに船ですし、断る理由がありません。しかし、WBAが乱発してきた挑戦者決定戦が「次期挑戦者決定戦」ではないと、誰でも知っています。

バティスタ戦をクリアして、年内にタイトル挑戦が理想ですが…。



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私が米国ボクシングに引き寄せられた高校時代、1980年代はすでに「Boxing is dead. (ボクシングは終わっている)」と多くのメディアで切り捨てられていました。

しかし、日本のリングしか知らなかった私の目には、きらびやかなニューヨークやラスベガスのリングがとにかく眩しく映っていました。


ーーー今夜はESPNの Roberto José Andrade Franco記者のペンによる America 250 road trip: A knockdown, drag-out fight for boxing's future(アメリカ建国250年をたどる旅:ボクシングに未来はあるのか)から概訳です。

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Manhattan Beach Pier, California


カリフォルニア、マンハッタンビーチ。

フランコ記者はエルパソの乾燥地帯の出身。蜃気楼以外に水らしいものは何も存在しないのに、水を見ると何故か故郷を思い出す。

空は曇って涼しくて、ビーチの波打ち際ではサーフィンやバレーボール、犬の散歩…人々が思い思いの時間を楽しむ風景は砂漠にはありえない、だからこそ故郷を思い出すのかもしれない。



Grand Olympic Auditorium, Los Angeles

州を跨ぐ高速道路10号線、グランド通りと18番通りの角に建つのがロスアンゼルスのグランド・オリンピック・オーディトリアム…いまはそう呼ばれていないが。

グランド・オリンピック・オーディトリアム。この建物の名前を知らないボクシングやプロレスのファンは、どこをどう探しても一人も一人も見つけることができないだろう。

駐車場に車を停めると警備員が話しかけてきたが、スペイン語だろう、私には正確に理解できなかった。言葉での意思疎通を諦めて、ESPNの社員証とカメラを見せて「伝説の建物の中を撮ってもいいか?」とゼスチュアした。

「ボクシングが死んだ」。そんなことは誰にでもわかっている。ESPNには辛うじて専門コーナーが残っているが、10年前までとは全く違う薄っぺらいものになってしまった。

ボクシングを扱うのはたとえそれが業界内のビッグファイトであっても、夜のニュースでも新聞でもネットでもない。誰も知らないボクシングのネットニュースだけだ。

この警備員も、かつてのグランド・オリンピック・オーディトリアムがボクシングやプロレスの聖地だったことを知らないだろうが、ここはメキシコ史上最高の英雄フリオ・セサール・チャベスが初めて世界タイトルを獲得した場所で、 'Requiem for a Heavyweight,' や'The Champ,' に'Raging Bull' 、そして 'Rocky' のロケ地でもあるんだ。

ここがボクシングの聖地になったのは1963年、デイビー・ムーアがリング禍で亡くなってしまい、ドジャースタジアムで試合が開催できなくなったから。ここにはそんな伝説や因縁が渦巻いてるんだ。

警備員はESPNは知っていても、ボクシングは全く興味がないようで「ここは韓国の教会で中は撮影禁止」と素っ気なく伝えてきた。

まあ、そういうことだ。一部のヒスパニックを例外に、米国ではボクシングは完全に死んだ。もう復活することはないだろう。

それでも、西海岸のハイウエイを走ってゆけば、ラスベガスがある。あそこはまだ、ボクシングが生命維持装置を付けて呼吸してるはずだ。


to be continued…


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アメリカ合衆国は移民の国、人種の坩堝といわれてきました。

そこは、イタリア、ロシア、アイルランド、ユダヤ…ヨーロッパの貧しい国や虐げられた人種の駆け込み寺でした。

ーーーただし、大英帝国を例外にして。

政治、経済、外交、そしてスポーツでアメリカ合衆国は英国を倣ってきました。フットボール、クリケット、競馬、ゴルフ、ボウリング…そこには、もちろん近親憎悪も噴き出します。

フットボールはアメリカンフットボールが創造されるなかで「サッカー」と呼ばれ、クリケットはベースボールに変身、サッカーもクリケットも彼の国ではマイナースポーツに甘んじ続けることになります。

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アメリカ建国の1776年から100年後にクイーンズベリー・ルールが整備された近代ボクシングが、米国の手で変容されることなく受け入れられた理由は、世界チャンピオンシップが確立されていたからです。

また、pugilist が最古のプロスポーツ、職業として古くから定着していたこともアメリカナイズされなかった一因でしょう。

もし、16世紀〜18世紀のスポーツ黎明期にサッカーW杯が存在していたなら、アメリカは「サッカー」としてではなく、フットボールとしてそのまま受容していたはずです。また、フットボールやクリケットの選手が職業として成立していたなら、やはりほとんど手付かずのまま新大陸でも定着していたはずです。






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「米国でボクシングがメジャー競技だった時代がある」。そう聞いて「正気か?」と感じたとしたら、私のようなモハメド・アリを知らない世代の方でしょう。ルース

しかし、これは冗談でも悪ふざけでもありません。

「米国でボクシングがメジャー競技だった時代がある」のです。そして「世界ヘビー級チャンピオンが最も尊敬される称号であった時代」が、確かに厳然として存在したのです。

The American Lens


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米国発、世界最大のスポーツメディアESPNが「The American Lens〜Iconic Moments(アメリカのカメラが捉えた時代を象徴する1枚の写真)をアップ、ニュースでも解説してくれています。

タイガー・ウッズやマイケル・ジョーダン、ベーブ・ルースを差し置いて、トップで紹介されているのがモハメド・アリ。

ウッズやジョーダンも、所詮は〝アリの子どもたち〟でしかないことが、これ以上ないわかりやすさで伝わってきます。

ここではシュガー・レイ・レナードもマイク・タイソンもオスカー・デラホーヤも、ボクシングがマイナーの坂道を転がり始めてから出現したファイターたちに出番が与えられることはありません。


この250年間、アメリカのスポーツとは何だったのか?

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