昨夜は、どうしてもはずせない酒席のせいで、井上尚弥の三階級制覇をLIVEで観ることができませんでした。ウィークデイに試合を打つのはやめて欲しいですね…。
最初のダウンは減量失敗で衰弱した英国人の額をとらえました。完全に効いています。
次はロンドンの可能性もありますから、そうなると日本時間の早朝、睡魔との戦いになりますが絶対に観れます。WBSS出場の井上はファンにも優しい!
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井上尚弥が衝撃的なバンタムデビューを飾った、その日。
ジェイミー・マクドネルの母国では5月25日、ナジーム・ハメドを世に送り出したブレンダン・イングル(享年77歳)と、癌と戦っていた元英連邦/欧州スーパーミドル級王者ディーン〝スター〟フランシス(享年44歳)が亡くなり、ボクシング界は追悼に沈んでいるようです。
ハメドがリングを席捲した当時、イングルは「未来のスタイルを発見したトレーナー」と持て囃されました。今でこそ「あんなスタイルに普遍性はない」と簡単に斬って捨てることが出来ますが、世紀の変わり目にリアルタイムでハメドを見てしまった私たち目撃者は大きな衝撃を受けました。
フランシスは英国で最も人気のある階級スーパーミドルのスター(そのニックネームもまさに〝スター〟)、深刻な肩の故障で世界タイトル獲得はならず、2014年を最後にリングから遠ざかります。2017年には癌との闘病生活を公表、ジョー・カルザゲやリッキー・ハットンというビッグネームが先頭に立って英国ボクシング界が莫大な治療費が必要なフランシスに経済的な援助を行っていました。
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さて、井上尚弥です。
前日計量でマクドネルが1時間遅刻したことが、陽動作戦ではなかったことは、やつれた肉体と計量後に一人で上着を着れないほど衰弱しきっていたことからも明らかでした。
マクドネルは、当日計量で12キロ増量(65.5キロ)していたといいますから、その増加率は22.6%と異常な数値でした。通常、リバウンド効果が発揮できるのはせいぜい15%までとされていますから、ただでさえ遅いマクドネルの動きが、さらに鈍化してしまったのは当然です。
前WBAセカンド王者となったマクドネルは「体調は過去最高だった」と言い訳しませんでしたが、エディ・ハーンの「99.9%のボクサーが彼と同じ減量に耐えることはできなかっただろう」と、マクドネルを労った言葉が全てでしょう。
そして、一方の井上の6キロ(59.5キロ)も11.3%増、マクドネルほどではありませんが、こちらも破格の数値です。分母がまったく違うミドル級の村田諒太がアッサン・エンダムを粉砕した昨年10月22日のリングインウエイトがリミットから4.6キロ増、増加率6.3%であることを考えると、昨夜のバンタム級タイトルマッチは、ウェルター級のマクドネルvsライト級の井上という究極のリバウンダー対決だったと言えます。
前日から10ポンド以上のリバウンドを禁じるIBFの世界戦なら、二人とも大きくオーバーして失格でした。もちろん、井上はIBF王者の〝マニー〟ロドリゲスとの決戦のリングには、きっちり増量を押さえてくるでしょうが、この〝10ポンドルール〟が井上のパフォーマンスにどんな影響を与えるのかも、今後注目の一点です。
試合は112秒で終わってしまいましたが、井上は最高の形でバンタムデビューを果たしました。
解説の香川照之が「マイク・タイソンのよう」というのはまさにその通りです。圧倒的な実力差のある相手を、完膚なきままに叩きのめす。
村田諒太の「井上は即決型のファイター。早く終わるのが一番いい形だが、大きなダメージを与えられずに序盤を生き延びられると難しい試合になる」というのも、まさに〝タイソン型〟の特徴です。
もちろん、井上は、ボクシングを楽しむことなどできず恐怖に怯えていたタイソンとは違います。自分と同レベルか上のスピードやパワーを持った相手との攻防にも精神的に負けることはないでしょう。
今まで誰もストップできなかったタフなマクドネルを棒きれのように吹っ飛ばしたパフォーマンスは鮮烈でしたが、昨夜のマクドネルが健康な状態なら、結果は同じでも別の展開になっていたかも知れません。
井上に最も善戦したのは田口良一と河野公平です。ボクサーとしての格はともかく、この二人が実質的なキャリア最強です。
苦戦を経験したほうが良い。なんとも贅沢な悩みですが、ゾラニ・テテとロドリゲスは井上と同じリーグのボクサーです。彼らとの試合が決まれば、オッズも予想も一方的なものではないでしょう。
そうはいっても、井上がこの二人以外、例えばライアン・バーネットに負ける姿は想像できません。
「ヒリヒリするような試合」は、〝シードの1試合〟をこなしたあとにセットされるはずです。

次はロンドンの可能性もありますから、そうなると日本時間の早朝、睡魔との戦いになりますが絶対に観れます。WBSS出場の井上はファンにも優しい!
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井上尚弥が衝撃的なバンタムデビューを飾った、その日。
ジェイミー・マクドネルの母国では5月25日、ナジーム・ハメドを世に送り出したブレンダン・イングル(享年77歳)と、癌と戦っていた元英連邦/欧州スーパーミドル級王者ディーン〝スター〟フランシス(享年44歳)が亡くなり、ボクシング界は追悼に沈んでいるようです。
ハメドがリングを席捲した当時、イングルは「未来のスタイルを発見したトレーナー」と持て囃されました。今でこそ「あんなスタイルに普遍性はない」と簡単に斬って捨てることが出来ますが、世紀の変わり目にリアルタイムでハメドを見てしまった私たち目撃者は大きな衝撃を受けました。
フランシスは英国で最も人気のある階級スーパーミドルのスター(そのニックネームもまさに〝スター〟)、深刻な肩の故障で世界タイトル獲得はならず、2014年を最後にリングから遠ざかります。2017年には癌との闘病生活を公表、ジョー・カルザゲやリッキー・ハットンというビッグネームが先頭に立って英国ボクシング界が莫大な治療費が必要なフランシスに経済的な援助を行っていました。
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さて、井上尚弥です。
前日計量でマクドネルが1時間遅刻したことが、陽動作戦ではなかったことは、やつれた肉体と計量後に一人で上着を着れないほど衰弱しきっていたことからも明らかでした。
マクドネルは、当日計量で12キロ増量(65.5キロ)していたといいますから、その増加率は22.6%と異常な数値でした。通常、リバウンド効果が発揮できるのはせいぜい15%までとされていますから、ただでさえ遅いマクドネルの動きが、さらに鈍化してしまったのは当然です。
前WBAセカンド王者となったマクドネルは「体調は過去最高だった」と言い訳しませんでしたが、エディ・ハーンの「99.9%のボクサーが彼と同じ減量に耐えることはできなかっただろう」と、マクドネルを労った言葉が全てでしょう。
そして、一方の井上の6キロ(59.5キロ)も11.3%増、マクドネルほどではありませんが、こちらも破格の数値です。分母がまったく違うミドル級の村田諒太がアッサン・エンダムを粉砕した昨年10月22日のリングインウエイトがリミットから4.6キロ増、増加率6.3%であることを考えると、昨夜のバンタム級タイトルマッチは、ウェルター級のマクドネルvsライト級の井上という究極のリバウンダー対決だったと言えます。
前日から10ポンド以上のリバウンドを禁じるIBFの世界戦なら、二人とも大きくオーバーして失格でした。もちろん、井上はIBF王者の〝マニー〟ロドリゲスとの決戦のリングには、きっちり増量を押さえてくるでしょうが、この〝10ポンドルール〟が井上のパフォーマンスにどんな影響を与えるのかも、今後注目の一点です。
試合は112秒で終わってしまいましたが、井上は最高の形でバンタムデビューを果たしました。
解説の香川照之が「マイク・タイソンのよう」というのはまさにその通りです。圧倒的な実力差のある相手を、完膚なきままに叩きのめす。
村田諒太の「井上は即決型のファイター。早く終わるのが一番いい形だが、大きなダメージを与えられずに序盤を生き延びられると難しい試合になる」というのも、まさに〝タイソン型〟の特徴です。
もちろん、井上は、ボクシングを楽しむことなどできず恐怖に怯えていたタイソンとは違います。自分と同レベルか上のスピードやパワーを持った相手との攻防にも精神的に負けることはないでしょう。
今まで誰もストップできなかったタフなマクドネルを棒きれのように吹っ飛ばしたパフォーマンスは鮮烈でしたが、昨夜のマクドネルが健康な状態なら、結果は同じでも別の展開になっていたかも知れません。
井上に最も善戦したのは田口良一と河野公平です。ボクサーとしての格はともかく、この二人が実質的なキャリア最強です。
苦戦を経験したほうが良い。なんとも贅沢な悩みですが、ゾラニ・テテとロドリゲスは井上と同じリーグのボクサーです。彼らとの試合が決まれば、オッズも予想も一方的なものではないでしょう。
そうはいっても、井上がこの二人以外、例えばライアン・バーネットに負ける姿は想像できません。
「ヒリヒリするような試合」は、〝シードの1試合〟をこなしたあとにセットされるはずです。
コメント
コメント一覧 (2)
調整失敗したマクドネルの責任ですが、井上のバンタムテストは次回に持ち越しですね。ただ、マクドネルは穴王者であっても雑魚ではありません。彼をストップしたのは大きなアピールになりますね。それがPFPランキングに反映されるほどのことか?となると、そうれほどじゃないですが。
井上のパフォーマンスはすごかったですが同様に自分も衰弱したマクドネルを強い選手として扱ってる日本のファンの昨日の反応には辟易しました
ibfルールもそうですがjbcの新しく制定された8%ルールの適用も気になります