あちゃー。

4月10日から18日に変更されたネバダ州体育協会(NSAC)の聴問会を待たずして、カネロ・アルバレスがゲンナディ・ゴロフキンとのリマッチへの出場を取り下げると発表しました。

アルバレス陣営は「違反物質に汚染された牛肉を食べてしまったのが原因。故意では無い」と弁明していましたが、NSACは調書の中で「アスリートは自分が摂取するもの全てに責任を持つ。それが故意かどうかは全く問題では無い」とカネロの主張を完全否定していました。

カネロ陣営としては、進退きわまった、もう辞退するしか無いと観念したのでしょう。

カネロの代理人、リカルド・セステロは書面でドーピングボクサーのコメントを発表しています。

「今回の結果に関して大きなショックを受けている。私はこれまでも、そしてこれからもクリーンなファイターであり続ける。信じてほしい」。「こんな事態を起こしてしまったことをHBO、(T-Mobile Arenaを運営する)MGM、テカテビール、ヘネシー、他の全てのスポンサーに陳謝したい」。

「私は任意で受けるVADAのテストを、これまで拒否することなく受けてきた。任意のテストだ。故意にドーピングしている選手が任意のテストを受けるかどうか考えてほしい。筋肉増強剤の一種が含まれた飼料でメキシコの家畜が育てられるのは一般的なことで、特別じゃ無い。これまでも自転車やサッカー、ボクシングの選手が、メキシコの食肉が原因で陽性反応が出てしまっているが、みんな故意じゃ無い。私のクレンブテロールの反応も本当に小さな値だったんだ」。
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再戦のオッズもカネロ不利でしたが、愚かな赤毛はGGGに粉砕される前に自らに敗れてしまったのです。

何を言おうが、全く同情できません。カネロのような全てを得られるスターが、ドーピングに無防備だったとは到底考えられません。

さらに、テカテやヘネシーに詫びる前に、ゴロフキンに謝罪しなければならなりません。ゴロフキンは不当判定を甘受して再戦に備えていたのです。カネロは卑怯者のドーパーというだけでなく、人間としても失格です。相当数のニュースを確認しましたが、スポンサーへの謝罪はあっても、カザフスタン人のチャンピオンへのそれは見当たりませんでした。この卑怯者はモノの順序もわかっていないようです。

これで5月5日、GGGは「カネロ以外」と戦うことになります。もう1ヶ月しかありません。

相手がカネロでなければ、2万人以上のキャパを持つT-Mobile Arenaは大き過ぎます。当日、イベントが入っていないMGMグランドアリーナへの“格下げ”が内定しているようです。

カネロの代打には、メキシコのホープ、ジェイミー・マングイアが最右翼ですが、いかんせん実力に疑問符がつく若手です。

デメトリアス・アンドラーデやセルゲイ・デレビャンチェンコの名前も挙がっていますが、彼らは強豪とはいえ、GGGに輪をかけた不人気ボクサー。MGMグランドアリーナでもフルハウスにならない心配もあります。

GGGにとってアンドラーデは回避したいサウスポーですし、デレビャンチェンコはもっと強い。ビジネスを考えると、彼らとやるのは「今じゃない」。

ここへきてグレイ・オサリバンも候補に上がってますが、ローリスクな分、リターンも小さいアイルランド人です。

シンコデマヨ(5月5日)のメキシコ祭りを考えると、マングイアで決まりなんでしょうが…。

なんだか、げんなりするニュースです。