村田諒太の大勝負を一週間後に控えて、遠く英国で一人の日本人が圧倒的不利の予想の中、地元の英雄に挑みます。
WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ。カリド・ヤファイ対村中優。
この階級は、世界最強の呼び声高い我らが井上尚弥に、PFP1位から陥落したローマン・ゴンザレス、そのロマゴンを倒したシーサケット・ソールンビサイ、河野公平からタイトルを奪取したルイス・コンセプシオンら、日本でもお馴染みのタレントが揃っています。
井上のライバル王者とはいえ、ヤファイは日本ではほとんど無名。しかし、さすがボクシング沸騰の英国、今回の試合はO2アリーナ、マンチェスターアリーナに次ぐ英国3番目の規模を持つ室内競技場、バーミンガムのバークレイカードアリーナで開催されます。
【「バークレイカード」はネーミングライツで付けられた名前で、「ナショナル・インドア・アリーナ(国立室内競技場)」として英国民には親しまれています。ボクシングの興行なら1万5000人レベルで収容できるとのことですが、どれくらいの観客が詰めかけるのでしょうか。】
村中は25勝(8KO)2敗1分、ヤファイは21戦全勝14KOですが、戦績的には大きく見劣りしません。
しかし、地元のオッズは大きく傾いています。ヤファイの勝利はあろうことか1.02倍!村中勝利は11倍です。普通に考えたら誰がヤファイに賭けますか?でも、地元のファンは賭けるんですよね。それがスポーツブックと、株価の決定的な違いです。
ヤファイはバーミンガムで生まれ育った地元の英雄、2010年のヨーロッパ選手権モスクワ大会で銀メダル、2011年のアゼルバイジャン世界選手権ではラウシー・ウォーレンに敗れてベスト4とアマエリートでした。
この世界選手権では村田諒太がミドル級で銀メダルを獲得、翌年のロンドン五輪に弾みをつけました。
プロ入り後も、英連邦、IBFとWBAのインターコンチネンタルと地域タイトルをコレクション、無敗のまま昨年、体重超過のコンセプシオンを圧倒した末にWBA王座をもぎ取りました。バーミンガム出身の世界王者は、バンタム級のオーエン・モラン以来、なんと110年ぶりの快挙で、地元は相当に盛り上がったそうです。
今回の村中戦は「HOME COMING(英雄の凱旋)」と銘打たれ、スカイ・スポーツで英国全土に生中継されます。コンセプシオン戦も、ジョシュア対モリナのアンダーカードとしてマンチェスターアリーナで行われましたから、ずっとAサイドで戦ってきたスター候補ですね。
【軽量級の日本人の存在感は相当に大きいのですが、英国選手相手だと今やBサイドに回るのがデフォルトです。ヤファイの人気はまだまだ伸びそうですから、井上でも敵地に向かわなければならないかもしれません。】
ホルヘ・リナレスとアンソニー・クロラの2戦は、両者の実力を考えると、理不尽なまでにオッズはクロラに好意的だったように、今回の試合もオッズが反映しているのは現実の実力ではなく、英国ボクシングの沸点の高さでしかありません。
コンセプシオン戦を見てもヤファイのボクシングには怖さ、強さは、高い次元では感じ取ることはできません。現状では、凡庸な王者を英国が過大評価しているようにも見えます。井上を脅かす存在ではありません。
村中にもチャンスはあります。アリーナは360度ヤファイのサポーターで埋められ、アウェーの空気は半端じゃないでしょうが、リナレスがやったように英国ファンの酔いをスッキリ覚ましてやりましょう。
大ブーイングの中入場して、落胆で静まり返ったスタジアムを退場するのです。そして、控室で喜びを爆発させましょう。
村中ー!!ちぇすとーーッ!!
WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ。カリド・ヤファイ対村中優。
この階級は、世界最強の呼び声高い我らが井上尚弥に、PFP1位から陥落したローマン・ゴンザレス、そのロマゴンを倒したシーサケット・ソールンビサイ、河野公平からタイトルを奪取したルイス・コンセプシオンら、日本でもお馴染みのタレントが揃っています。
井上のライバル王者とはいえ、ヤファイは日本ではほとんど無名。しかし、さすがボクシング沸騰の英国、今回の試合はO2アリーナ、マンチェスターアリーナに次ぐ英国3番目の規模を持つ室内競技場、バーミンガムのバークレイカードアリーナで開催されます。
【「バークレイカード」はネーミングライツで付けられた名前で、「ナショナル・インドア・アリーナ(国立室内競技場)」として英国民には親しまれています。ボクシングの興行なら1万5000人レベルで収容できるとのことですが、どれくらいの観客が詰めかけるのでしょうか。】
村中は25勝(8KO)2敗1分、ヤファイは21戦全勝14KOですが、戦績的には大きく見劣りしません。
しかし、地元のオッズは大きく傾いています。ヤファイの勝利はあろうことか1.02倍!村中勝利は11倍です。普通に考えたら誰がヤファイに賭けますか?でも、地元のファンは賭けるんですよね。それがスポーツブックと、株価の決定的な違いです。
ヤファイはバーミンガムで生まれ育った地元の英雄、2010年のヨーロッパ選手権モスクワ大会で銀メダル、2011年のアゼルバイジャン世界選手権ではラウシー・ウォーレンに敗れてベスト4とアマエリートでした。
この世界選手権では村田諒太がミドル級で銀メダルを獲得、翌年のロンドン五輪に弾みをつけました。
プロ入り後も、英連邦、IBFとWBAのインターコンチネンタルと地域タイトルをコレクション、無敗のまま昨年、体重超過のコンセプシオンを圧倒した末にWBA王座をもぎ取りました。バーミンガム出身の世界王者は、バンタム級のオーエン・モラン以来、なんと110年ぶりの快挙で、地元は相当に盛り上がったそうです。
今回の村中戦は「HOME COMING(英雄の凱旋)」と銘打たれ、スカイ・スポーツで英国全土に生中継されます。コンセプシオン戦も、ジョシュア対モリナのアンダーカードとしてマンチェスターアリーナで行われましたから、ずっとAサイドで戦ってきたスター候補ですね。
【軽量級の日本人の存在感は相当に大きいのですが、英国選手相手だと今やBサイドに回るのがデフォルトです。ヤファイの人気はまだまだ伸びそうですから、井上でも敵地に向かわなければならないかもしれません。】
ホルヘ・リナレスとアンソニー・クロラの2戦は、両者の実力を考えると、理不尽なまでにオッズはクロラに好意的だったように、今回の試合もオッズが反映しているのは現実の実力ではなく、英国ボクシングの沸点の高さでしかありません。
コンセプシオン戦を見てもヤファイのボクシングには怖さ、強さは、高い次元では感じ取ることはできません。現状では、凡庸な王者を英国が過大評価しているようにも見えます。井上を脅かす存在ではありません。
村中にもチャンスはあります。アリーナは360度ヤファイのサポーターで埋められ、アウェーの空気は半端じゃないでしょうが、リナレスがやったように英国ファンの酔いをスッキリ覚ましてやりましょう。
大ブーイングの中入場して、落胆で静まり返ったスタジアムを退場するのです。そして、控室で喜びを爆発させましょう。
村中ー!!ちぇすとーーッ!!
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