日本人歴代PFPを7つの観点から迫ってみたいと思います。
(1)ややこしい話は抜きにして本当に強い奴が強い、PFP1位だ!
当然、デカい奴、重い奴が強い!…はずです。メイウェザーやパッキャオがどれだけ技術的に優れていようが、クリチコやワイルダーとは勝負になりません。ということなら、日本初の東洋太平洋ヘビー級王者の藤本京太郎です。
…しかし京太郎、ミドル級の石田順裕とどっこいの試合しちゃってます。ゴロフキンとやったらひとたまりもないですね。というか、石田と五分なんて、パッキャオでも倒されますね、間違い無く。メイウエザーにはまともに触れないでしょう。
元WBF世界クルーザー級王者の西山洋介山は、京太郎よりは動きが速く様になってる気もしますが、ミドル級にも十分落とせてたはずです。無理やりヘビー級を狙ったのは間違いでした。
ヘビー級を目指した日本人選手を見ると、日本人の体格でまともに動けるのはミドル級までなのかな、と改めて実感させられてしまいます。
(2)安定感、長期政権を築いた王者が最強、PFPだ!
【ボクシングの存在感が希薄になる中で沖縄から飛び出したヒーロー具志堅用高は、誰もがその名前を知る最後のボクサーだったのかもしれません。】
このモノサシなら、具志堅用高です。13連続防衛は36年経った今も破られていません。2015年にはボクシング名誉の殿堂にオールドタイマー部門で大場政夫と共に選出されました。
最も名誉のあるモダン部門で張正九、柳明佑が殿堂入りしているのに、具志堅がずっと待たされた挙句に、規格が変わったオールドターマーに選ばれたというのは、少し腑に落ちませんが…。モダン部門の殿堂入りは依然としてファイティング原田だけです。
山中慎介がこの具志堅の記録に王手をかけています。長期政権をモノサシにすると、3位内山、4位長谷川と、数字で判定できるので非常に分かりやすい序列になります。ただ「誰に勝ったのか」という点が無視されているのは引っかかります。このモノサシを使うなら、38連続防衛のサムソン・ダッチボーイジムも評価しなければなりません。
複数階級制覇についても同じですね。これからも3階級制覇はもちろん、4階級制覇する日本人がどんどん生まれるでしょうが、数字はモノサシにはなりえないですね。
(3)瞬間最大風速こそがPFPの基準だ!
安定感、長期政権とは対極の考え方です。レアな考え方ですが「マイク・タイソンを叩きのめした時のバスター・ダグラスは史上屈指のヘビー級だ」ということです。
日本ボクシング史上では、世界王者をあっという間に沈めた海老原博幸や浜田剛史の拳には「世界の誰にでも勝てる」と多くのファンが錯覚しました。
日本に吹いたあまたの突風の中でも最大瞬間風速を記録したのは辰吉丈一郎でしょう。デビュー前から天才と騒がれ、渡辺二郎に「辰吉とのスパーで(復帰を考えていたが)引退を決意した」と言わしめ、レナードを模倣したスタイルから多くのファンが、これまた錯覚しました。
シュルダーブロックの技術が恐ろしいまでに欠落した辰吉がレナードになれるわけもなく、大きな期待は裏切られますが、天才は浪花節へと昇華(昇華というのかな?)、泥まみれの魅力でファンを魅了しました(しています?)。
(4)底を見せずにリングを去ったボクサーがPFP最強だ!
日本人で王者のまま引退したのは大場政夫と長谷川穂積だけですが、この2人は、特に長谷川は十分すぎるほど底を見せてしまいました。
ここでは川島郭志と渡辺二郎のジュニアバンタムの駿才2人を挙げたいですね。
川島は世界王者になる前に痛烈なKO負けを2度も食らっていましたが、世界王者になってからは全く危なげない試合運びを見せ続け、ジェリー・ペニャロサとの7度目の防衛戦を微妙な判定で落として引退。
【「負けたまま引退なんてできるか」惜しい人材だったとしか言いようがありません。】
渡辺は川島以上に負けないスタイルを確立していた名ボクサーでした。当時から食事にも気をつけ「寿司は塩かレモンでしか食べない。醤油だと美味しすぎて食べすぎる」と節制、「試合前はパスタ。エネルギーが切れたアカンから」とマラソン選手でも試合前日にステーキを食べていた時代にカーボローディングを実践していました。
また、「倒しに行け!」というセコンドの指示に「相手の生き死には自分が一番わかってるわ」と拒んだ大人のボクサーでもありました。
ダグラスvsホリフィールド戦を始め数々の名解説も忘れられません。いい指導者、解説者になっていた確率が高いと思いますが…。
もう今となっては、何を言っても虚しくなるだけですね…。
(1)ややこしい話は抜きにして本当に強い奴が強い、PFP1位だ!
当然、デカい奴、重い奴が強い!…はずです。メイウェザーやパッキャオがどれだけ技術的に優れていようが、クリチコやワイルダーとは勝負になりません。ということなら、日本初の東洋太平洋ヘビー級王者の藤本京太郎です。
…しかし京太郎、ミドル級の石田順裕とどっこいの試合しちゃってます。ゴロフキンとやったらひとたまりもないですね。というか、石田と五分なんて、パッキャオでも倒されますね、間違い無く。メイウエザーにはまともに触れないでしょう。
元WBF世界クルーザー級王者の西山洋介山は、京太郎よりは動きが速く様になってる気もしますが、ミドル級にも十分落とせてたはずです。無理やりヘビー級を狙ったのは間違いでした。
ヘビー級を目指した日本人選手を見ると、日本人の体格でまともに動けるのはミドル級までなのかな、と改めて実感させられてしまいます。
(2)安定感、長期政権を築いた王者が最強、PFPだ!
【ボクシングの存在感が希薄になる中で沖縄から飛び出したヒーロー具志堅用高は、誰もがその名前を知る最後のボクサーだったのかもしれません。】
このモノサシなら、具志堅用高です。13連続防衛は36年経った今も破られていません。2015年にはボクシング名誉の殿堂にオールドタイマー部門で大場政夫と共に選出されました。
最も名誉のあるモダン部門で張正九、柳明佑が殿堂入りしているのに、具志堅がずっと待たされた挙句に、規格が変わったオールドターマーに選ばれたというのは、少し腑に落ちませんが…。モダン部門の殿堂入りは依然としてファイティング原田だけです。
山中慎介がこの具志堅の記録に王手をかけています。長期政権をモノサシにすると、3位内山、4位長谷川と、数字で判定できるので非常に分かりやすい序列になります。ただ「誰に勝ったのか」という点が無視されているのは引っかかります。このモノサシを使うなら、38連続防衛のサムソン・ダッチボーイジムも評価しなければなりません。
複数階級制覇についても同じですね。これからも3階級制覇はもちろん、4階級制覇する日本人がどんどん生まれるでしょうが、数字はモノサシにはなりえないですね。
(3)瞬間最大風速こそがPFPの基準だ!
安定感、長期政権とは対極の考え方です。レアな考え方ですが「マイク・タイソンを叩きのめした時のバスター・ダグラスは史上屈指のヘビー級だ」ということです。
日本ボクシング史上では、世界王者をあっという間に沈めた海老原博幸や浜田剛史の拳には「世界の誰にでも勝てる」と多くのファンが錯覚しました。
日本に吹いたあまたの突風の中でも最大瞬間風速を記録したのは辰吉丈一郎でしょう。デビュー前から天才と騒がれ、渡辺二郎に「辰吉とのスパーで(復帰を考えていたが)引退を決意した」と言わしめ、レナードを模倣したスタイルから多くのファンが、これまた錯覚しました。
シュルダーブロックの技術が恐ろしいまでに欠落した辰吉がレナードになれるわけもなく、大きな期待は裏切られますが、天才は浪花節へと昇華(昇華というのかな?)、泥まみれの魅力でファンを魅了しました(しています?)。
(4)底を見せずにリングを去ったボクサーがPFP最強だ!
日本人で王者のまま引退したのは大場政夫と長谷川穂積だけですが、この2人は、特に長谷川は十分すぎるほど底を見せてしまいました。
ここでは川島郭志と渡辺二郎のジュニアバンタムの駿才2人を挙げたいですね。
川島は世界王者になる前に痛烈なKO負けを2度も食らっていましたが、世界王者になってからは全く危なげない試合運びを見せ続け、ジェリー・ペニャロサとの7度目の防衛戦を微妙な判定で落として引退。
【「負けたまま引退なんてできるか」惜しい人材だったとしか言いようがありません。】
渡辺は川島以上に負けないスタイルを確立していた名ボクサーでした。当時から食事にも気をつけ「寿司は塩かレモンでしか食べない。醤油だと美味しすぎて食べすぎる」と節制、「試合前はパスタ。エネルギーが切れたアカンから」とマラソン選手でも試合前日にステーキを食べていた時代にカーボローディングを実践していました。
また、「倒しに行け!」というセコンドの指示に「相手の生き死には自分が一番わかってるわ」と拒んだ大人のボクサーでもありました。
ダグラスvsホリフィールド戦を始め数々の名解説も忘れられません。いい指導者、解説者になっていた確率が高いと思いますが…。
もう今となっては、何を言っても虚しくなるだけですね…。
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