BOXINGSCENEから「Jesse 'Bam' Rodriguez::Naoya Inoue showdown is 'inevitable'(ジェシー〝バム〟ロドリゲス:井上尚弥との決戦はもはや避けられない)」。


******日本時間5月16日、気温が3桁(華氏で100度≒38℃)以上に上がったアリゾナ州フェニックスのセントラル・ボクシングジムで〝バム〟ロドリゲスは「井上との対決はもう誰にも止まられない」と、軽量級のメガファイトについて意欲を燃やした。

ここ数年、この試合はずっと噂され、バムは熱望し続けてきた。そして、井上尚弥も5月2日の東京ドームで大一番に勝利したあと、この試合の交渉があることを認めている。

それでも、契約書だけではない問題が残っている。

6月13日にここから遠くないグレンデールで、バムがWBAバンタム級王者アントニオ・バルガスに綺麗に勝利すること。ここで苦戦するようなら、さらにウエイトが重く、バルガスとは次元の違う実力を持つ井上への挑戦にはメディアもファンも興味を失ってしまうだろう。

また、ジュニアフェザー級で戦っている井上はバムだけでなく年齢と、フェザー級挑戦も考えなければならない。33歳という年齢は劣化が早いとされる軽量級選手にとって、もう若くはない。井上はキャリアを逆算する段階にある。

これまでも変幻自在にウエイトを操ってきたバムは「今の体重は135ポンド(約61.24kg)」と教えてくれた。バルガス戦まで30日足らずで、17ポンド(約7.71kg)を落としてゆく。

トレーナーのロベルト・ガルシアは「バルガスの次が井上への前哨戦。バンタム級でWBO王者のクリスチャン・メディナと統一戦をやるか、もしかしたらジュニアフェザー級で調整試合をするかもしれない」と、来年1月とも噂されている決戦まで2試合を戦うと話した。

テキサス州サンアントニオで生まれ、今もそこに住むバムは「ここ(アリゾナ州フェニックス)は第二の故郷」と、特別な愛着を抱いている。

カルロス・クアドラス、シーサケット・ソールンビサイ、サニー・エドワーズ、ファン・フランシスコ・エストラーダ…バムはこの地で節目となる試合に勝利を収めてきた。

ガルシアは「フェニックスは軽量級ボクサーを受け止めてきた歴史がある。その始まりはジュニアフライ級で100万ドルファイトを戦ったマイケル・カルバハルだ。そして、バムもフェニックスの歴史に新しい1ページを加えるだろう」と、バルガス戦に自信を見せる。


It’s the kind of accuracy that would be a problem for anybody, including Inoue.


すでに語り尽くされているが、バムが持つ最大の特徴はパンチの精度だ。それは誰にとっても脅威になる。もちろん、井上にとっても。******




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▶︎23戦全勝16KOのバムが米国以外で戦ったのは、デビュー戦を含めキャリア初期にメキシコで3試合、直近(昨年11月)にサウジアラビアで1試合、計4試合でいずれもニュートラル、アウエーで戦った経験はありません。

興行的な問題から、井上戦が有明など2万人規模のアリーナが用意される見通しで日本開催になるのは確実。

米国ではありえないフルハウスの大会場でメインイベント、井上を応援する異様な熱気…バムが雰囲気に飲まれることは考えられず、初めて経験する盛り上がりとアンダードッグの予想にモチベーションは沸騰するでしょう。

いや、バルガス戦ともう1試合の内容によっては、オッズが急接近どころか、井上がアンダードッグということもあるかもしれません。現時点でも、海外の専門家やブックメーカーから見たバムの評価は「井上のキャリアで最強」。

そして、対決のとき、バムのPFPランキングは2位になっているはずです。