いよいよ、あと5日に迫ったTHE DAY。いまから東京ドームの熱狂を想像すると楽しみでなりません。

さてさて、スポーツとしての格闘技イベントで最も大きな興行、注目度が高い対決となったのは、一体なんでしょうか?

ここでいうスポーツは真剣勝負であっても「アントニオ猪木vsモハメド・アリ」のようなプロレス団体主催の特殊すぎるメガファイトは除外します。

また、興行規模や注目度についても「現役のUndisputed世界ヘビー級チャンピオンを招聘、しかもそいつはアリ」というのもあまりにも奇天烈なのでここでは外して考えます。

となると、以下の「ドームを超えたイベント」と「正真正銘の国民的英雄」が該当するのではないでしょうか?

PRIDE(DSE)が主催した「Dynamite!SUMMER NIGHT FEVER in 国立」(2002年8月28日)は、国立競技場に91,107人の観客を飲み込み、単価2,000円のPPVを約10万件発売しました。

また、プロボクシングでは1950年代に白井義男が後楽園球場や大阪球場を主戦場とし、テレビ視聴率は事実上100%に近かったと伝えられています。当時を知らなくても、間違いなく国民的英雄であり、その注目度や尊敬の度合いは大谷翔平と全く遜色なかったでしょう。

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ただ、PRIDEやK-1、柔道着マッチなどさまざまなルールで盛り付けられたDynamite!は、パラシュートで競技場に降り立った猪木が重要な役割を演じたことでもスポーツ色は希薄。スポーツから離れた格闘技フェスティバルの盛り上がりが際立っていました。

また、現代のボクサーや格闘家がドーム球場を主戦場にするほどの注目を集められるわけもなく、巨大スタジアムはまさにハレの場。ボクシングの世界タイトルマッチが、日本人が挑戦する唯一で究極の世界最高峰の舞台、ボクシングが最も気高かったオリジナル8の時代に活躍した白井と、今のボクサーを同列で語るのは、選手個々の資質ではなくボクシングのステイタスが大きく変容していることが影響しており、あまりにも不公平です。


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となると、THE DAY と時代が近いTHE MATCH ということになるでしょうか。

このインベントは舞台が東京ドーム、メインの「那須川天心vs武尊」への注目度が際立ったことでもTHE DAY と近似しています。

2020年6月19日、東京ドーム。THE MATCH 2022製作実行委員会が主催した世紀のイベントはABEMAがPPVで生配信。

価格は税込み5,500円/ABEMAプレミアム会員は4,400円。約53万件を販売、約28億円を売り上げました。

入場者数 56,399人で、ゲート収入は約20億円とされています。


THE DAYはこの数字は越えられないかもしれませんが、かなり迫った興行になるはずです。THE MATCH のPPV販売件数の53万というのは、ちょっといまだに眉唾ですが。


そして、THE MATCH はABEMAが6月20日夜に該当試合のノーカット版を無料配信、7月下旬からは全国独立放送協議会の加盟13局が録画放送しました。

今回のTHE DAYも同じようなフォローをして欲しいのですが、WOWOWとの兼ね合いもあり、地上波テレビでの録画放送は難しいか?