▶︎TikTokライブでの井上尚弥の発言…「(中谷潤人との試合のあと)一つやりたいなと思っている試合がある。それが終わればラスト挑戦でフェザー級(に上げる)」と、ジュニアフェザー級で残り2戦を戦う意向を示しました。

「一つやりたいなと思っている試合」の相手が誰なのかは明らかにされませんでしたが、その相手との交渉がある程度まで進んでいることは想像に難くありません。

井上の122ポンド最後の試合は「中谷戦の次」。つまり、その時期は年内か遅くとも来年前半になります。



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▶︎エディ・ハーンの発言…「5月2日に井上が勝利したらバム・ロドリゲスとの交渉を進展させる」と、下交渉が始まっていたことを明らかにしました。その時期については「6月13日にWBAバンタム級王者アントニオ・バルガスに勝って、すぐに井上である必要はない。

ジュニアバンタム級に戻ってUndisputed championになるか、そのままバンタム級でUndisputed を目指すのか選択肢は複数ある」。

「ジュニアバンタム(115)で完全統一➡︎バンタム(118)に戻って完全統一」では、バンタムである程度タイトルがまとまっていると想定しても、少なくとも3試合〜4試合、時間にして1年以上が必要となり、井上のジュニアフェザー滞在期間はとっくに過ぎた後となります。

井上の滞在期間(最長で来年前半)を考慮すると、最も〝遠回り〟となるのは、バルガス戦のあとジュニアバンタムで〝ビンゴ〟のIBFストラップをピックアップする1試合のあと井上と激突になりますが、これでは115ポンドから122ポンドへ一気に7ポンド、軽量級では異例の跳躍となってしまいます。

もちろん、テレンス・クロフォードのカネロ・アルバレス挑戦は154ポンド(ジュニアミドル級)から未経験ゾーンの168ポンド(スーパーミドル級)へ14ポンドもジャンプ、異例の跳躍とスーパーファイトが結びつくのは珍しいことではありません。

バムについては115から122とはいえ、経験ゾーンの118からは4ポンドの小さなジャンプ。これまでの自由自在の階級乱高下を見ても、バムにとっては不可能の体重コントロールではないのかもしれません。

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If this next assignment proves successful, then Rodriguez has told Ring Magazine that he would jump up a further weight class to face Inoue.

そして、バムはリング誌のインタビューで「バンタム級の試合がうまくいけば、さらに階級を上げて井上と対戦する」と明言しました。


“I’m ready whenever. If that fight was presented to me right now, I’d definitely go ahead and take it.”

▶︎バム・ロドリゲスの発言…「いつでもやる。いますぐと言われたとしても、全く問題ない」。

ロドリゲスが好感を持てるのは「あいつは逃げた」という趣旨の発言をしないこと。中谷戦が交渉途中で破談になったのも「井上戦が決まったなら仕方がない」と、「逃げるな。勝ったほうが井上戦に進もうじゃないか」と中谷を非難せずに理解を示しました。



とはいえ、ボクサーの対戦相手の決定権を持つのはプロモーターだけ。井上戦が決まるかどうかは、ハーンの一存にかかっています。

かつて、エディ・ハーンは、当時WBOジュニアバンタム級王者の井上からのオファーに前向きなカリド・ヤファイに対して「俺たちは馬鹿にされてるんだぞ。こんな金額で日本に行ってはいけない」と、ヤファイの希望を却下した過去があります。

いまほど大きな報酬が期待できない、負けるリスクだけが巨大でリターンの少ない井上戦を回避したのは当然ですが、今回のケースはバムにとってキャリア最大のチャンス、あらゆる意味でハイリスク・ハイリターン。

これを逃すと、バムが大観衆の舞台でメイン、100万ドルを優に超えるファイトマネーという軽量級では絶対無理の栄光に浴する機会は永遠に失われるでしょう。


年内実現の可能性はゼロではありません。