火曜日の夜、石破茂が高市早苗への批判を語りながらも、最後に「総理大臣のしんどさなんて、これ、やった人しかわからない」と吐き出しました。

最も責任の重い職務が最も批判に晒されやすいのは当然です。

スクリーンショット 2026-03-19 12.21.59

おにぎり食べても炎上した石破さん…ユニコーンはおにぎり食べても褒められるのに…。


WBCの監督もそうでしょう。ハッキリ言って、NPBの監督よりも重い、重すぎます。

それなのに、人選が杜撰すぎます。

どうして監督実績のない人、乏しい人を毎回起用するのか?

戦術面では特に今回、チーム戦略に沿った選手選考が行われていないというか、そもそもチーム戦略すらなかったという大局観の欠落。

スモールベースボールを封印した自覚があってのことなら、偉大な実験だったと思いますが…。グランドデザインを描かずに選手集めをしてたら、ビッグベースボールチームになってたのなら、やはり杜撰です。

さらに、根尾昂をサポートメンバーに入れてもメディアやファンが容認する「常軌を逸した緩さ」と「優勝以外は失敗」という過酷な使命。

松坂大輔が指摘した「時差ボケ」と、ベネズエラ戦で目についた「警戒してボールから入る」悪い意味での慎重さ。

〝東京プール・ボケ〟も含まれる「時差ボケ」は、WBCの歪な構造から仕方がない、今後の改善も期待できません。




史上最強と謳われた侍ジャパンが、過去最悪のベスト8で敗退してしまいました。

史上最強が過去最悪の結果に終わった…そんなバカなことなんて、あるのでしょうか?

正確には「史上最強の選手たち」であって「史上最強の監督・コーチ陣」ではありませんでした。そこには逆転の〝上下関係〟が生まれてしまうのは仕方がありません。

サムライが、ベネズエラに力でねじ伏せられてしまいました。

しかし、この結果を「まさか」と受け止めた人は少数派でしょう。

「過去最強」の根拠は、日本代表メンバーのMLB濃度が濃くなったことでした。

しかし、それはライバル国も全く同じ。

MLB濃度は単純にチーム入りしたMLB選手の数ではありません。彼らのモチベーションとリーダーシップの濃度でもあります。

MLBによるMLBのための大会。

国際大会と呼ぶには、同じリーグ所属選手が全てのカギを握るのもWBCならではの特徴です。

イタリアの快進撃の要因も、MLB濃度に尽きます。

このMLB濃度が低いチームは勝ち上がれません。

野球という局所的スポーツの性格上、MLBが統括して運営を進めること、国の代表資格のハードルがゆるゆるになるのは仕方がありません。

そして、その国別対抗の実態が国旗は掲げてはいるものの、MLBの紅白戦であることも。

その国の強さのモノサシは〝各国代表〟のMLB濃度と、それにともなう監督・コーチ・選手選抜における真剣度です。

クレイトン・カーショーのために一時的とはいえ代表枠空けた米国も選手選抜の真剣味が足りません。

日本でも中継ぎのスペシャリスト3投手がメンバーに加わることができなかったことが敗因の一つとも言われていますが、そもそも選ばれるべき選手が選ばれていません。

サポートメンバーに根尾昂らを迎えたのも勝負から離れた、根尾への〝エール〟でした。

監督経験のない井端を起用、球質の軽い大勢をクローザーに添えている時点で、これがサッカーの男子A代表ならサポーターの反乱が起きているでしょう。

その意味ではWBCの日本代表は構造・選考的にはB代表やC代表であるのに対して、選手の使命感とファンの期待はA代表という〝ムチャブリ〟でした。


スクリーンショット 2025-11-23 12.41.35

無茶苦茶、失礼なことをこれから言います。

なんか暇そうにしている、孤高のWBCヒーローがいるじゃないですか。

なんか暇そうにしている、ヤンキース最後のワールド・シリーズMVPがいるじゃないですか。

なんか次のWBCあたりは暇になりそうな、ピッチングの全てを知り尽くした2020年のMLBナ・リーグ最多勝投手がいるじゃないですか。

MLBのシーズンまずありきのWBCであることは変えられませんから、自由な選手選抜は今後も難しいでしょう。

しかし、これだけ日本列島が盛り上がるのですからユニコーンの全盛期最後の大会になるかもしれない次回大会は、組織にも本気を見せて欲しいと思います。

それで負けたら、本望です。