戦前予想は完全ホームの王者ニック・ボールが有利。挑戦者ブランドン・フィゲロアは判定では勝てないーーーWBAフェザー級タイトルマッチは意外な展開、フィゲロアがわずかにリードしているクロスゲームで最終ラウンドへもつれ込みます、

Brandon Figueroa did not win this fight on the scorecards.

それでも、微妙なラウンドはボールに流れているでしょうから、最終ラウンド開始前はテキサスから大西洋を超えてやってきた色男は3分後に地元判定に泣いている、多くの人がそう見ていましたが…。

11ラウンドまでの採点は1人が107−102で王者が大きくリード、しかし残る2人は106−103と常識的なスコアリングで挑戦者を支持。大きな波乱なく12ラウンドを終えると、どっちに転んでもSDでフィゲロアがタイトル奪取していたことになります。

最終回、それまでの11ラウンドと同様に両者がクロスレンジでパンチを交換ーーーフィゲロアの大きな左フックがカウンターとなってボールの顎を直撃。王者は顔面からキャンバスに落ちます。

なんとか立ち上がったボールですが、ダメージは深い。主審は試合続行させますが、フィゲロアのラッシュにロープから上半身を弾き出される形で2度目のダウン。ここで試合が止められました。

劇的な幕切れでした。

オッズや予想だけでなく、王者の完全ホームという舞台も考えると、Upset Of The Yearの有力候補です。