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シャクール・スティーブンソンがフェザー級(126ポンド)からジュニアウエルター級(140ポンド)までの4階級でタイトルを獲りました。

4階級制覇は、トーマス・ハーンズが1987年に達成してから36年で26人、2016年からの10年で見るとちょうど10人がこの〝偉業〟を成し遂げています。

つまり、毎年1人が達成する偉業…。

穴王者と雑魚挑戦者が溢れる4Belt -Era では複数階級制覇をその数字だけで偉業と呼ぶのは無理があります。

4階級制覇の26人で、ストロー級からフライ級までの3階級を起点としたのはレオ・ガメス、ホルヘ・アルセ、ノニト・ドネア、ローマン・ゴンサレス、ドニー・ニエテス、井岡一翔、井上尚弥、田中恒成と8人がリストアップ。

その一方で、ハーンズからの36年間でクルーザー級とヘビー級は、たったの2階級制覇というのにイベンダー・ホリフィールド、デビッド・ヘイ、オレクサンデル・ウシクの3人だけ(ミドル級とライトヘビー級を獲ったロイ・ジョーンズJr.を含めると4人)しかいません。

もちろん、クルーザー級とヘビー級の2階級制覇でも、ウラジミール・クリチコに完敗したヘイも偉大か?というとそうではありません。

「誰に勝ったのか?」。そこから目を逸らすと、誤った評価に繋がります。


それでも、スティーブンソンのフェザー級からジュニアウエルター級までの4階級制覇はマニー・パッキャオ、ファン・マヌエル・マルケス、マイキー・ガルシアの3人しか達成していませんでした。

フェザー級を起点にしたジュニアウエルター級の4階級制覇が相当な難易度であることは、容易に想像できます。これには様々な理由があるでしょうが、層の薄い軽量級から、レベルの高い人気階級を突破しなければならない、その壁が分厚いこともその一つでしょう。

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階級最強のアーロン・プライアーにこだわったとはいえ、あのアレクシス・アルゲリョですら、フェザーからジュニアウエルター級への4階級制覇を阻まれています。

キャリア最高の相手がきょうのテオフィモ・ロペスというスティーブンソン。

彼の対戦相手のクオリティが高いと考える人はどこにもいないでしょうが、コース自体は非常に難しい4階級制覇を簡単に攻略したのは間違いありません。