If you think professional boxing is in great shape, you
can stop reading now. But if you're among the many fans frustrated and disappointed by the chaos, corruption and confusion that have plagued the sport for years, read on.


もしも、あなたがプロボクシングをまともなスポーツだとお考えなら、これ以上読むのはやめてください。しかし、もしも、あなたがプロボクシングのカオスと腐敗と混乱にうんざりしている多くのファンの1人なら、少しお付き合いください。
プロボクシングが抱える問題は複雑多岐にわたりますが、一言に集約すると中央集権的な統括機関が存在しないことです。
米国の4大スポーツは絶対的な統括団体がありますが、プロボクシングにあるのは各国、米国なら各州のコミッションが独自ルールでライセンス発行や選手の健康管理を行なっています。
ローカルな組織なのに官僚的で非効率的で、タイトルの認定をアルファベット団体に委譲していることがさらなる腐敗を招いているのです。
アルファベット団体はタイトルマッチの認定料で成り立つ営利企業です。彼らのランキングはどれひとつとして実力の順位ではありません。ファイトマネーの4%を徴収する認定料は、ファイトマネーが高いファイターを優遇するランキング作成を強力に助長します。
ファイトマネーが高い人気選手は、例外なく大手プロモーター傘下にありますから、認定団体とのなあなあの構図が出来上がるのです。
UFCとWWEを所有する世界最大の格闘技をコントロールする組織TKOグループが、腐ったボクシング会を粛清するために作ったユニファイド・ボクシング・オーガニゼーション(UBO)
日本のボクシングファンならかつての協栄ジム、いまなら帝拳などの有力選手のマッチメイクを見れば、スポーツの実力主義が排除されていることは誰にでもわかるでしょう。
現在、世界王者の数は100人を超えているのは間違いありません。正確な数を把握している人は、誰1人いないはずです。時事刻々と変わっていくのですから。
総合格闘技のトップリーグであるUFCはボクシングとは異なり、世界王者は8階級で8人しかいません。そして、UFCの発展のために強力なイニシアティブを見せています。
そこには承認料など存在しません。FIFAがW杯優勝国から認定料を取ったり、トロフィーを売り付けたりしないように。
そこでは、実力を反映したランキングが作成されます。
そこでは、WBCの見掛け倒しの薬物検査ではない、本当のドーピング検査を実施します。
そこでは、試合中の怪我には最低でも2万5000ドルの保険をかけています。
そこでは、若いファイターの最低賃金を保証します。
UBOの声明発表と書簡はアルファベット団体にも届いていますが、どの団体も正式には何も語らず、沈黙しているだけです。
ボクシングではメガファイトが間歇的に行われていますが、長期的なビジネスモデルは完全に崩壊しています。変革しなければいけない時期は、とっくの昔に過ぎてしまいましたが、何もしないままでは、このスポーツは有名人が戯れる茶番劇の格闘技になってしまうでしょう。
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