日本のスポーツファンにとって、今年のベストシーンはドジャース山本由伸がポストシーズンで見せた大車輪の活躍でしょう。

勝利直後のインタビューでそのピッチングを絶賛するインタビュアーに山本は「これが矢田修の凄さでしょう」と一笑しました。

柔道整復師の矢田修の理論に共鳴するアスリートは少なくありませんが、筋トレを否定する独特の指導法は大きな広がりは見せていません。

227kgのバーベルをデッドリフトで軽々と持ち上げる大谷翔平などは、矢田の理論から大きく外れた〝怪物〟です。

現代スポーツで筋トレを否定する指導者、選手はほとんど存在しません。

肘は曲げない、筋トレをしない、しかも小さな山本由伸がなぜMLBでも見劣りなしない速球を投げ、鋭い変化球を投げられるのか?

それは全て矢田修の理論の中で説明され尽くしています。

それは、また現在進行中の別のお話で。


昨日の前日計量でバキバキの筋肉をまとった井上拓真について聞かれた那須川天心は「ボディビルをやるわけじゃないんで」と笑い飛ばしました。

そうです。天心また矢田修に心酔したアスリートなのです。


私はトップアスリートでもなんでもありませんが、筋トレは必要だと信じています。

矢田修の「筋トレは一切しない」という教えが、自重を使った筋トレまで本当に否定しているのかどうかは不明です。

しかし、ESPNなど米国メディアが山本の怪投に「神秘的」という言葉を使ったのは、彼らの信じる科学とは別次元の信仰に驚愕したからな他なりません。

メジャースポーツの山本と、キックからボクシング軽量級という世界のマイナー、裏道を歩いてる天心を同列に語るなというのは間違いです。

みんな忘れていますが、天心はボクシングデビュー戦から「苦戦する」という声が少なからずありました。

ジェイソン・モロニーとの試合は「冒険」とも言われました。

天心がものすごい速さで進化しているのはアンチも認めざるを得ないでしょう。

その進化に重要な役割を果たしているのが、66歳の柔道整復師です。





対する拓真の陣営のトレーニングは…。語るのはやめましょう。
トレーナーで勝負が決まるわけではありません…。