WBCジュニアバンタム級王者ジェシー〝バム〟ロドリゲスは今年7月にプメレレ・カフをストップしてWBOストラップを吸収、昨日にはフェルナンド・マルチネスを背中からカンバスに叩きつけて10カウントを聞かせWBAも掌握しました。
25歳のバムは「12月27日にここ(サウジアラビア・リヤド)で行われるIBF戦(ウィリバルド・ガルシアvs寺地拳四朗)の勝者と完全統一戦を戦うことになるだろう」とUndisputed championへの意欲を見せています。
拳四朗にとっては2試合でUndisputed championになれる美味しいチャンスですが、ガルシアに圧勝してもバムとの試合は悲観的な予想しか並びません。
エイドリアン・ブローナーやガーボンタ・デービスは〝お披露目〟段階から、対戦相手の質や技術的な問題からその実力を疑問視されていましたが、バムの場合はそんな声がほとんど聞こえてきません。
来年、ジュニアバンタム級の完全統一となると、1984年にWBA王者の渡辺二郎がWBCのパヤオ・プーンタラトを下して以来、42年ぶり(1983年にヘビー級王者にラリー・ホームズを迎えてIBFが発足していましたが、あの時点のIBFを主要団体に数えるのは無理がありすぎます)。
バムをプロモートするエディ・ハーンは「He has one more belt to go to get undisputed. Then he’ll go to bantamweight, and maybe the Naoya Inoue fight by the end of 2026.(完全統一まであと一つ。それからバンタム級に上げる。そして2026年末には井上尚弥との試合もあるかもしれない)」と展望しましたが、来年末にジュニアフェザー級の井上と戦うとなると、バンタム級に滞在するのはせいぜい2試合。
井上と中谷潤人による二重の絨毯爆撃で焦土と化したバンタム級に大きな興味を示さず、井上vs中谷の勝者へアタックするチューンナップと考えているのならまだしも、来年1年でジュニアバンタム、バンタム、ジュニアフェザーの3階級を駆け上がるのは現実的ではありません。
バムはPFPについても「今回の勝利でテレンス・クロフォード、オレクサンデル・ウシク、井上尚弥に並ぶ評価を受けるはず」と〝4強時代〟の幕開けだと口にしています。
"Bam" Rodriguez was the best pound-for-pound fighter on the Riyadh Season card, but was neither the main nor co-main event.
PFPはマニアですらまともにチェックしていない妄想ランキングで、今回の勝利もESPNは「It's like that for many fighters under 130-pound fighters, where the fight for attention is arguably more important than the fight in the ring. (130ポンド=ジュニアライト以下のファイターにとって試合にまず興味を持ってもらうことが非常に重要になる)」と、バムでもまだカジュアルなボクシングファンには全く知られていない指摘していますが「All that's left is to win over the heart of the casual fan.(あとはカジュアルなファンの心をつかむだけ)」と、軽量級ファイターの頂点に手がかかるところまで来ているとも評価しています。
ノニト・ドネアは軽量級の「ビッグネーム」といわれることもありますが、人気階級でいうビッグネームとは次元が全く違います。ドネア自身が「私や井上は米国で大きな需要はない」と諦観しているように、軽量級のビッグネームなど事実上存在しません。
「専門家やほんの一部のマニアが褒めてくれるPFPよりも報酬や注目度が大切だ」(ファン・フランシスコ・エストラーダ)というのが、軽量級ファイターの本音です。
もちろん、レオ・サンタクルスやアブネル・マレスのように10年、15年単位で〝日本で好き勝手できないビッグネーム〟が出現しますが、彼らと戦うには大きなハードルがいくつもあります。
かつて、山中慎介はサンタクルス戦を熱望しましたが「日本には呼べない」「山中が米国に行っても全く無名だからビジネスとして弱すぎる」ため、実現できませんでした。
バムと戦うにも同じようなハードルがありますが、サンタクルスほどの人気はまだ全くないバムなら、日本に呼ぶことは不可能ではありません。
昨日のイベントでも出場選手の中でPFPランキングで傑出しているにも関わらず、メインはもちろん、セミファイナルにも組まれなかったバムにとって、軽量級でも大会場のメインで大きな尊敬を集めることができる日本のリングは「プライドを満たしてくれる場所だと思う」と憧れています。
サンタクルスのように、結局日本人はバムと絡めなかったというのでは勿体なさすぎます。
まずは拳四朗がそのチャンスを掴むまで〝あと1勝〟のポジションまできました。しかし、日本人選手の挑戦にあまり悲観的なことは言いたくありませんが、バムの強さだけでなく、相性的にも拳四朗では難しいかもしれません。
25歳のバムは「12月27日にここ(サウジアラビア・リヤド)で行われるIBF戦(ウィリバルド・ガルシアvs寺地拳四朗)の勝者と完全統一戦を戦うことになるだろう」とUndisputed championへの意欲を見せています。
拳四朗にとっては2試合でUndisputed championになれる美味しいチャンスですが、ガルシアに圧勝してもバムとの試合は悲観的な予想しか並びません。
エイドリアン・ブローナーやガーボンタ・デービスは〝お披露目〟段階から、対戦相手の質や技術的な問題からその実力を疑問視されていましたが、バムの場合はそんな声がほとんど聞こえてきません。
来年、ジュニアバンタム級の完全統一となると、1984年にWBA王者の渡辺二郎がWBCのパヤオ・プーンタラトを下して以来、42年ぶり(1983年にヘビー級王者にラリー・ホームズを迎えてIBFが発足していましたが、あの時点のIBFを主要団体に数えるのは無理がありすぎます)。
バムをプロモートするエディ・ハーンは「He has one more belt to go to get undisputed. Then he’ll go to bantamweight, and maybe the Naoya Inoue fight by the end of 2026.(完全統一まであと一つ。それからバンタム級に上げる。そして2026年末には井上尚弥との試合もあるかもしれない)」と展望しましたが、来年末にジュニアフェザー級の井上と戦うとなると、バンタム級に滞在するのはせいぜい2試合。
井上と中谷潤人による二重の絨毯爆撃で焦土と化したバンタム級に大きな興味を示さず、井上vs中谷の勝者へアタックするチューンナップと考えているのならまだしも、来年1年でジュニアバンタム、バンタム、ジュニアフェザーの3階級を駆け上がるのは現実的ではありません。
バムはPFPについても「今回の勝利でテレンス・クロフォード、オレクサンデル・ウシク、井上尚弥に並ぶ評価を受けるはず」と〝4強時代〟の幕開けだと口にしています。
"Bam" Rodriguez was the best pound-for-pound fighter on the Riyadh Season card, but was neither the main nor co-main event.
PFPはマニアですらまともにチェックしていない妄想ランキングで、今回の勝利もESPNは「It's like that for many fighters under 130-pound fighters, where the fight for attention is arguably more important than the fight in the ring. (130ポンド=ジュニアライト以下のファイターにとって試合にまず興味を持ってもらうことが非常に重要になる)」と、バムでもまだカジュアルなボクシングファンには全く知られていない指摘していますが「All that's left is to win over the heart of the casual fan.(あとはカジュアルなファンの心をつかむだけ)」と、軽量級ファイターの頂点に手がかかるところまで来ているとも評価しています。
ノニト・ドネアは軽量級の「ビッグネーム」といわれることもありますが、人気階級でいうビッグネームとは次元が全く違います。ドネア自身が「私や井上は米国で大きな需要はない」と諦観しているように、軽量級のビッグネームなど事実上存在しません。
「専門家やほんの一部のマニアが褒めてくれるPFPよりも報酬や注目度が大切だ」(ファン・フランシスコ・エストラーダ)というのが、軽量級ファイターの本音です。
もちろん、レオ・サンタクルスやアブネル・マレスのように10年、15年単位で〝日本で好き勝手できないビッグネーム〟が出現しますが、彼らと戦うには大きなハードルがいくつもあります。
かつて、山中慎介はサンタクルス戦を熱望しましたが「日本には呼べない」「山中が米国に行っても全く無名だからビジネスとして弱すぎる」ため、実現できませんでした。
バムと戦うにも同じようなハードルがありますが、サンタクルスほどの人気はまだ全くないバムなら、日本に呼ぶことは不可能ではありません。
昨日のイベントでも出場選手の中でPFPランキングで傑出しているにも関わらず、メインはもちろん、セミファイナルにも組まれなかったバムにとって、軽量級でも大会場のメインで大きな尊敬を集めることができる日本のリングは「プライドを満たしてくれる場所だと思う」と憧れています。
サンタクルスのように、結局日本人はバムと絡めなかったというのでは勿体なさすぎます。
まずは拳四朗がそのチャンスを掴むまで〝あと1勝〟のポジションまできました。しかし、日本人選手の挑戦にあまり悲観的なことは言いたくありませんが、バムの強さだけでなく、相性的にも拳四朗では難しいかもしれません。
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