バーネス・マーティロシュヤンが11月24日、皮膚がんのため亡くなりました。39歳。
1986年5月2日、アルメニアのアボヴァン生まれ。元ボクサーだった父親の影響からグローブをはめ、4歳のときに家族でカリフォルニア州グレンデールに移住、ボクシング漬けの生活を送ります。
2004年アテネ五輪の米国予選でアンドレ・ベルト、ティモシー・ブラッドリー、オースティン・トラウトを破り、ウエルター級米国代表に。2回戦でキューバのロレンゾ・アラゴンに負けてプロ転向。
2005年のデビューから、ジュニアミドル級を主戦場に32戦全勝19KOの快進撃。
2012年11月10日にエリスランディ・ララとWBCジュニアミドル級王座挑戦権を賭けて争いましたが、マーティロシュアンが左目上をカット、9ラウンド負傷判定ドロー。
あのララを相手に互角の技術戦を繰り広げたのです。しかし、逃した魚はあまりにもデカかった…当時のWBC王者はカネロ・アルバレスだったのです。
それでも、傷が癒えた翌年11月9日、今度はWBOジュニアミドル級王座挑戦権を賭けてデメトリアス。アンドラーデと拳を交え、初回にダウンを奪うも1−2のスプリットで判定を落としてしまいます。
ララにアンドラーデ…よりによって、なんでそんなややこしい相手を選ぶかなと思ってしまいますが、マーティはメキシカンでも日本人でもなく根無草のアルメニア人。プロモートするのも帝拳や亀田ではありません。
キャリアで喫したのは4敗だけ。ジャーメル・チャーロともクロスゲームを繰り広げましたが判定を落としてしまい、WBA王者になっていたララとの再戦も判定負け。
引退試合となってしまった最後の敗北は2018年5月8日、WBAとWBC、IBF、IBOのベルトを束ねる1階級上の王者ゲンナジー・ゴロフキンに挑戦します。
ミドル級の体重を作ったのは、トップ戦線ではキャリア初めてのことでしたが、試合枯れしていたアルメニア人にとって、勝てば世界中のボクシングファンが震撼する相手からのオファーを断る理由はなに一つありません。
ミドル級の絶対王者は前年に疑惑の判定でカネロ・アルバレスとの初戦を引き分けにされ、この5月のシンコ・デ・マヨで世紀の再戦が開催される予定でしたが…。
カネロのドーピング問題からイベントはキャンセル。初戦同様にラスベガスのTモバイルアリーナを予定していた会場はノニト・ドネアvs西岡利晃、The Super Fly(ジュニアバンタム級の興行)が行われたこともあるカリフォルニア州カーソンのスタハブセンターへ、HBOのPPVは通常放送へと興行規模は一気に萎んでしまいました。
さらに、カネロの代役として各団体のランカーに声をかけるも色良い返事は得られません。当たり前です。。これが、巨額の報酬が約束されるカネロならまだしも、相手はとにかく強くてとにかく人気がないゴロフキンです。「急で申し訳ないけどGGGとやらない?」なんて言われて手を挙げるファイターはいません。
1階級下の実績しかないばかりか、丸2年のブランク、急なオファー…ワイルドカード・ボクシングクラブで練習を積み重ねてきたマーティロシュヤンは「(大番狂せを何度も起こした)パッキャオになってみせる」と意気込んでいましたが、4分53秒で粉砕されてしまいます。
2019年には妻に頭突きした罪で逮捕され、この2年間は闘病生活を送るなど、私生活も穏やかではなかったようでしたが…。
それでも、39歳は若すぎます。
1986年5月2日、アルメニアのアボヴァン生まれ。元ボクサーだった父親の影響からグローブをはめ、4歳のときに家族でカリフォルニア州グレンデールに移住、ボクシング漬けの生活を送ります。
2004年アテネ五輪の米国予選でアンドレ・ベルト、ティモシー・ブラッドリー、オースティン・トラウトを破り、ウエルター級米国代表に。2回戦でキューバのロレンゾ・アラゴンに負けてプロ転向。
2005年のデビューから、ジュニアミドル級を主戦場に32戦全勝19KOの快進撃。
2012年11月10日にエリスランディ・ララとWBCジュニアミドル級王座挑戦権を賭けて争いましたが、マーティロシュアンが左目上をカット、9ラウンド負傷判定ドロー。
あのララを相手に互角の技術戦を繰り広げたのです。しかし、逃した魚はあまりにもデカかった…当時のWBC王者はカネロ・アルバレスだったのです。
それでも、傷が癒えた翌年11月9日、今度はWBOジュニアミドル級王座挑戦権を賭けてデメトリアス。アンドラーデと拳を交え、初回にダウンを奪うも1−2のスプリットで判定を落としてしまいます。
ララにアンドラーデ…よりによって、なんでそんなややこしい相手を選ぶかなと思ってしまいますが、マーティはメキシカンでも日本人でもなく根無草のアルメニア人。プロモートするのも帝拳や亀田ではありません。
キャリアで喫したのは4敗だけ。ジャーメル・チャーロともクロスゲームを繰り広げましたが判定を落としてしまい、WBA王者になっていたララとの再戦も判定負け。
引退試合となってしまった最後の敗北は2018年5月8日、WBAとWBC、IBF、IBOのベルトを束ねる1階級上の王者ゲンナジー・ゴロフキンに挑戦します。
ミドル級の体重を作ったのは、トップ戦線ではキャリア初めてのことでしたが、試合枯れしていたアルメニア人にとって、勝てば世界中のボクシングファンが震撼する相手からのオファーを断る理由はなに一つありません。
ミドル級の絶対王者は前年に疑惑の判定でカネロ・アルバレスとの初戦を引き分けにされ、この5月のシンコ・デ・マヨで世紀の再戦が開催される予定でしたが…。
カネロのドーピング問題からイベントはキャンセル。初戦同様にラスベガスのTモバイルアリーナを予定していた会場はノニト・ドネアvs西岡利晃、The Super Fly(ジュニアバンタム級の興行)が行われたこともあるカリフォルニア州カーソンのスタハブセンターへ、HBOのPPVは通常放送へと興行規模は一気に萎んでしまいました。
さらに、カネロの代役として各団体のランカーに声をかけるも色良い返事は得られません。当たり前です。。これが、巨額の報酬が約束されるカネロならまだしも、相手はとにかく強くてとにかく人気がないゴロフキンです。「急で申し訳ないけどGGGとやらない?」なんて言われて手を挙げるファイターはいません。
1階級下の実績しかないばかりか、丸2年のブランク、急なオファー…ワイルドカード・ボクシングクラブで練習を積み重ねてきたマーティロシュヤンは「(大番狂せを何度も起こした)パッキャオになってみせる」と意気込んでいましたが、4分53秒で粉砕されてしまいます。
2019年には妻に頭突きした罪で逮捕され、この2年間は闘病生活を送るなど、私生活も穏やかではなかったようでしたが…。
それでも、39歳は若すぎます。
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