タイトルマッチがヘビー級2試合、ライトヘビー級2試合、ミドル級1試合、ジュニアミドル級1試合、ライト級1試合。

THE LAST CRESCENDOと銘打たれ、サウジで行われたイベントで人気階級で試合ものタイトルマッチが詰め込まれました。


 今回も舞台はキングダム・アリーナと思っていましたが、コンパクトなThe Venue Riyadh Season ANBアリーナでの開催でした。


「ヘビー級2試合、ライトヘビー級2試合とか世界王者が何人もいる狂ったスポーツだからタイトルマッチなんていくらでも出来るでしょ」。その通りですが、7試合の全てが人気階級。コスパ最高の軽量級は1試合も挟んでいません。

日本でこの7試合の一つでも引っ張り込むことは、極めて難しく、7試合全部となるとラスベガスでもニューヨークでもロンドンでも不可能です。

人気階級のファイトマネーは軽量級とは二桁は違う、というだけではありません。人気階級とはいえ今回の興行にカネロ・アルバレスやアンソニー・ジョシュア、タイソン・フューリーのような人気レベルにあるスターは1人もいません。

しかもPPVの半枚価格は25.99ドルと破格の低価格。

高額の選手報酬に加えてチームスタッフやコミッション(英国ボクシング管理委員会)や認定団体の関係者らの渡航費や滞在費まで考えると、1億ドルレベルの赤字が発生するのは間違いありません。

ビジネスとしては逆立しても成立しない、採算度外視もいいとこ、莫大な赤字を覚悟しなければ打てない自殺行為の興行です。





ーーーそれにしても、長い興行でした。

日本時間の昨夜12時前にスタート、メインイベントの9試合目がさっきやっと終わりました。