日本時間の19日未明、ボクシングシーンが「IBFフェザー級王者アンジェロ・レオが契約書にサイン、5月24日に大阪で亀田和毅と初防衛戦を行う」と報じました。

元WBOジュニアフェザー級王者のレオは減量苦が限界を超えていたとはいえ、スティーブン・フルトンに完敗。また、スパーリングとはいえ那須川天心のスピードに翻弄され、けして評価の高いボクサーではありませんでした。



しかし、昨年8月にフェザー級最強の一角と見られたアルベルト・ロペスを衝撃的な大番狂せでノックアウトして、その評価は一変。


減量苦から解放されたレオはフェザー級で躍動していますが、ロペスに大番狂せで勝利した最大の原因はそこにはありません。

ロペスがレオをナメきってまともなコンディションを作ることが出来なかった軽率な油断が、あの大番狂せを起こしました。

試合前に「レオを過小評価していない」と繰り返していたロペスでしたが、ラファエル・エスピノサやロベイシ・ラミレス、ブランドン・フィゲロアとのビッグマッチ、さらにはフェザー級を窺う井上尚弥との対戦について饒舌に語る表情は、誰が見てもレオは眼中にないようでした。

あの試合も9ラウンドまでの採点は、レオから見て86−85*2/85−86と2−0でリードしていたとはいえ、わずか1ポイント差。

「減量苦から解放されてジュニアフェザー級時代よりも強い」というのは事実でしょうが、油断しまくりのロペスでなければ大番狂せは起こせなかったというのも、もう一つの事実でしょう。

王者としては間違いなくB級かC級のレオ。

では、亀田和毅は勝てるのかーーーとなると和毅も世界トップ戦線で戦い続けているとはいえ、見てて可哀想になるほど決め手に欠けるボクサーです。

ただ、もし勝てば、リング上で井上尚弥の名前をコールするでしょう。

そして、日本ボクシング史上最大の興行となることが明らかなメガファイトはなんとしても実現しなければなりません。

ルイス・ネリやTJドヘニー、サム・グッドマン、そしてキム・イェジョンとの対戦を逡巡しなかった井上です。

亀田は圧倒的なネームバリューだけでなく実力的にも実績的にも、井上が対戦を敬遠する理由は一つもないはずです。