12月31日(火)大田区総合体育館


WBAジュニアバンタム級12回戦


©︎フェルナンド・マルティネス vs 井岡一翔

メディア:ABEMA

※BoxRecはWBAのデータ盗用に対抗、WBAタイトルの表記を過去の全ての試合に遡って削除。この試合もBoxRec上はノンタイトル戦になっています。



井岡一翔のStarting Over。

消耗の激しいスポーツで35歳。

20歳でプロデビュー、足掛け15年、35戦31勝16KO3敗1分、世界戦22戦は心身を摩耗させるのに十分な時間と負荷の重さです。

負けた相手とダイレクトリマッチ。

33歳と軽量級としては若くはないフェルナンド・マルティネスですが、プロデビューは26歳と若く、ここまで17戦全勝9KO。井岡とは対照的な、これからキャリアのプライムタイムを迎える勢いのある王者です。

オッズは王者の防衛が2/5(1.4倍)、挑戦者が2/1(3倍)。

ジョシュア・フランコとの再戦のオッズはレーザーシン(カミソリ1枚)の僅差でしたが、井岡が明白にアンダードッグと見られた試合は、これが初めて。

やはり両者のキャリア曲線が完全に交錯、マルティネスは上り目、井岡は下り目という、その事実が反映された数字です。

もちろん、35歳の井岡にフィジカルな上乗せがあるはずがありません。初戦の井岡が珍しく幅の狭い戦いをしたことから、再戦ではマルティネスが嫌がることを突いて来るはずで、井岡にはそれが出来る経験も技術もあります。

自信をつけたマルティネスは初戦の戦い方をトレースしてくるでしょう。彼にはあの戦い方しか出来ません。

井岡がそれを空転させて、王者を下がらせる場面を作れば番狂せはありえます。

もし、リベンジ成功なら、井岡にとってキャリア初の番狂せ。

そして、井岡との対戦を心待ちにしているPFPファイターとの大勝負も現実味を帯びてきます。

もし、バム・ロドリゲスに勝利するようなら、21世紀の日本人ボクサーが収めた最も価値のある勝利になりますが…。

マルティネス初戦でも、バムにも勝てばーーーそんなことを言ってた気がしますが…。