2022年にボクシング・マガジンとThe Ring magazie が相次いで廃刊。

デジタル化の波に紙媒体が飲み込まれるという図式はボクシング専門誌だけのことではありませんが、ボクマガもリング誌もそもそもの問題として販売不振に喘いでおり、リング誌に至っては1989年の1年間も休刊を余儀なくされていました。

さて、デジタルバージョンの維持も危ぶまれていたリング誌ですが、サウジアラビア資本の注入で息を吹き返すかもしれません。

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11月9日、静かな土曜日の白昼に振り返るのは The Ring Magazine 2014 December 。

ちょうど10年前の今頃に、The Ring magazine の青封筒に入ったコイツが我が家のポストに投函されてたはずです。

表紙はバーナード・ホプキンス。

ミドル級で絶対王政を敷いたThe Executioner(死刑執行人)は40歳過ぎどころか50歳を過ぎてもライトヘビー級のタイトルホルダーとして第一線で戦い続け、The Alien(地球外生物)に昇華しました。

51歳まで世界トップクラスでリングに上がり続けたB-HOPを人気と報酬で大きく凌いでいたのが、マニー・パッキャオ。15ページにわたってクリス・アルジェリとのメガファイトが特集されています。

劣化が顕著でアルジェリの大番狂せの予想もありましたが、結果はパッキャオの圧勝。

現在は鋭い分析と予想で人気の専門家となったアルジェリですが、先日も「パッキャオと戦うことで満足してはいけないのはわかっていたが、それほど偉大な存在だった。あの日から私は人生が変わった。パッキャオと戦った男になったんだ」と振り返っていました。

この号でも予想を寄せている「パッキャオにしか負けなかった男」ティモシー・ブラッドリーも「パッキャオ戦が決まるとロードワークで声をかけられることが激増した。戦う前に人生が変わった」。

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アルジェリ戦のプロモーション、ドジャースタジアムで始球式をつとめるパッキャオ。もちろん左投げです。サンフランシスコ・ジャイアンツの始球式もつとめるなど、ベースボールパークに招かれることの多かったパッキャオは「(バスケなら得意だが)小さいボールは苦手」と言いながらも、なかなかサマになっていました。

WBCフライ級王者から人気階級にのし上がり、冒険にもほどがあるマッチメイクを二つ返事で受け「自殺行為」と嘲笑されながらも大番狂せを何度も起こしたパックマン。米国では軽蔑の対象になりやすい「小さなアジア人」でも、大冒険を勝ち抜くとファンが付いてくることをリングの中で証明して見せました。

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試合結果・内容を伝えるRINGSIDE REPORTSの筆頭はPFPランキング急上昇中のローマン・ゴンサレスと、激闘王・八重樫東の魂の一戦。

10年ひと昔。

ホプキンスもパッキャオも、激闘王もリングを去ってしまいましたが、チョコラティトはまだジュニアバンタム級のトップ戦線で踏ん張っています。

ホプキンスやパッキャオのように、チョコラティトにも時計の針を逆に動かす特殊能力があるはずです。

老人狩りと弱いものイジメが専門のバムを攻め落として欲しいですね、ぜひ。