いよいよ今週末、日本時間6月30日の真っ昼間に迫ったジュニアバンタム級の大一番。

Lineal/The Ring/WBCジュニアバンタム級王者ファン・フランシスコ・エストラーダが迎える挑戦者は、10歳年下のサウスポー、ジェシー〝バム〟ロドリゲス。

若き獅子が老いた獅子を倒す。鮮烈な世代交代が起きるというのが大方の予想です。

すでにPFPランキングにも名前を刻んでいるバムの戦闘能力は、CompuBoxのPFPファイターのデータを見ても傑出したものがあります。

CompuBoxが20世紀的な精度の低いデータであること、そして何よりも対戦相手の質が低ければ素晴らしい数字が並ぶことになります。

バムが他のPFPファイターよりも優れた数値をマークしているからといって、それを鵜呑みにして評価に反映するのは危険です。

とはいえ、バムの対戦相手を見渡すと、他のPFPファイターと比べて質が低いとは言い切れません。

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Ultimate Fighter。

そんなものが存在するわけがないのは、だれでもわかっています。

しかし、誰もがそれを夢想しがちです。

21世紀になってからでも、ロイ・ジョーンズJr.、フロイド・メイウェザー、マニー・パッキャオ、カネロ・アルバレスがその〝容疑者〟に挙がりましたが、4人とも〝シロ〟でした。

この4人と比較しても、バムは状況証拠たりうるデータが豊富に揃っています。

究極のファイターなど存在するわけがないのですが、バムがそこに接近している可能性はチラチラと見えてきています。

井岡一翔、あるいはその先の井上尚弥に立ち塞がる壁が巨大であればあるほど、ファンの高揚も増幅します。

究極のファイターの条件とは?

独断と偏見で、Ultimate Fighterの輪郭を描きながら、バム・ロドリゲスに熱く激しくアプローチしてゆきます。