黄金時代の定義は何でしょうか?

現在のプロボクシング界は、なんといっても井上尚弥が史上初のシュガー・レイ・ロビンソン賞に輝いた他、井上と井岡一翔、田中恒成も4階級制覇、中谷潤人が余裕を持って3階級制覇。

日曜日に重岡優大がWBCストロー級王座を追われてしまいましたが、IBFストロー級(重岡銀次朗)、リング誌/WBC/WBAジュニアフライ級(寺地拳四朗)、WBAフライ級(ユーリ阿久井政悟)、WBAジュニアバンタム級(井岡)、WBOジュニアバンタム級(恒成)、WBAバンタム級(井上拓真)、WBCバンタム級(中谷)、そしてジュニアフェザー級完全統一王者・井上尚弥と8人の王者を同時に抱えています。

オリジナル8の時代なら全階級日本人制覇です。ストロー級からジュニアフェザー級までの6階級、24のアルファベット団体タイトルのうち丁度半分の12を日本が制圧している状況です。

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井上尚がシュガー・レイ・ロビンソン賞を獲得したことは、リングの外の他人の評価とはいえ、アルファベット団体のデタラメFighter Of The Yearや、歴史も浅く週単位でシャッフルされることも珍しくなく記録にも残らないPFPとは一線を画し、間違いなく日本ボクシング史上に残る歴史的快挙でした。

メジャースポーツとの単純比較はできませんが、サッカーのバロンドールと同じアワードです。

そして、昭和の時代では世界的にも傑出した業績であった3階級制覇が、今の日本では珍しくなくなっています。それどころか4階級制覇クラブにも続々エントリーされているのです。

井上尚のシュガー・レイ・ロビンソン賞は別格にしても表面的な数字上では、日本ボクシング界がいま、黄金時代を迎えていると言っても間違いではないかもしれません。

黄金時代というからには、キラキラしたベルトがたくさんあって欲しいものですが、現在の〝黄金時代〟の対抗馬として、世界タイトルが一つもなかった〝暗黒時代〟とも呼ばれた二つの時代を敢えて掘り起こします。