3150FIGHT vol.8 × PRIZE FIGHTER in NAGOYA

◾️3月31日(日)名古屋国際会議場イベントホール
◾️コミッション:日本ボクシング・コミッション
◾️プロモーター:エディ・ハーン/亀田興毅
◾️メディア:ABEMA PPV


重岡兄弟がストロー級タイトルを賭けて揃い踏み、亀田和毅のレラト・ドラミニへのリベンジマッチ、なかなか興味深い試合がパックされた亀田プロの名古屋初見参。

この興行でキャリア初の世界ランカーと戦う但馬ミツロは、2年前のデビューから10戦全勝10KOとパーフェクトレコードを継続中とはいえ、多くのボクシングファンを「どの視点で応援して良いのか」と悩ませ続けてきました。

そんな29歳ですが、今月31日には応援の視点にある程度の方向性が示されるかもしれません。

対戦相手はアレクサンドル・ジュル、38歳。ボクシングマニアでも初めて聞く名前のルーマニア人です。

但馬の最終目標が世界ヘビー級王者であることは変わりませんが、飛び抜けてグラマラスな階級だけに、何の実績もない無名の日本人では挑戦へのアプローチすら見えてきません。

そこで、ハードルが低いブリッジャー級でストラップを取って、なんとかヘビー級への通行手形にしたいという考えです。ブリッジャー級がヘビー級への橋渡しになるとは思えないのですが…。

なぜかWBCブリッジャー級27位のジュルと、やはりなぜか21位のミツロのなぜだかわからない対決ですが、亀田興毅ファウンダーは「この試合次第。簡単に突破すれば年内にも可能性ありますね」と、世界戦の実現を示唆しました。

ミツロは直近の試合で252ポンド3/4(114.6kg)でリングに上がったのがキャリア最軽量。ブリッジャー級リミット224ポンド(101.6kg)まで約13kgも減量しなければなりませんが、軽量級選手の乾いた雑巾から一滴の水を絞り出すような減量とは違います。

減量は高いハードルにならないでしょう。



興毅ファウンダーはWBCブリッジャー級王者ルカシュ・ロザンスキーとすでに接触、31日にミツロが綺麗に勝利すると年内にタイトルマッチを挙行する計画です。

38歳のロザンスキーは15戦全勝14KOの戦績こそ立派ですが、その全ての試合をポーランドで行い、昨年4月22日にアレン・バビッチを初回KOしてWBCブリッジャー級王者に就きました。

どんなに贔屓目に見ても世界タイトルを争う技術は持ち合わせていません。

ミツロもこんなのとやるなら、村田諒太か藤本京太郎と練習した方がいいかも…負けそうだけど。

「応援する視点が見えてくる」なんて書いちゃいましたが、「スーパーミドル、ライトヘビー、クルーザーを飛び越えて日本人最重量級王者誕生!」なんて阿鼻叫喚な事態になると、ますますどう応援して良いのか困り果てた選手になりそうです。