エジプトリクガメ、シロサイ、ラスティーパッチド・バンブルビー、マレーバク、ワオキツネザル…絶滅危惧種たちがリストアップされたレッドデータブックには滅びゆく者たちの哀愁と、人類の懺悔が充満しています。


そして、スポーツの世界にも赤信号が点滅している絶滅危惧種たちが、身悶えしています。

人類が懺悔する必要こそないものの、そこにも哀しく深い哀愁が漂っていることは変わりません。

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「無冠の帝王」。

そんな言葉を耳にしなくなってから、どれだけの時間が経ったでしょうか。 

4団体17階級時代なら世界王者になって、当たり前に複数階級制覇していた才能が、一度も世界王座に手が届かずリングを去る…そんな時代が確かにありました。

その逆、現在の数えきれない世界王者が「無冠の帝王」がいた時代にタイムスリップするとして、そのうちの何人が世界王者になれるでしょうか? 
矢尾板貞雄、ジョー・メデル、カーロス・リベラ、アーニー・シェーバース…マービン・ハグラーは世界王者になって米国ボクシングの中心として君臨しましたが、王者になる前は「無冠の帝王」がマーベラスの〝枕詞〟でした。


絶滅してしまった「無冠の帝王」…。

最後の「無冠の帝王」は誰になるのでしょうか。