いよいよ明日に迫った、井上尚弥vsスティーブン・フルトン。

前日計量の動画を見る限り、両者とも順調に体重を落とせたようです。

使用グローブは、井上が美しいフォルムのウィニング。フルトンはいつも愛用しているふっくらしたグラント。

キャリア20戦目までウィニングを使用してきた井上でしたが、ここ4戦、レイジェスをはめていました。

ナックル部分のパッドが薄いレイジェスは、野球のバットで例えると、強打者が好むとにかく硬いメープルを削り出したチャンドラー。いわゆる〝金棒〟です。

使い手はマニー・パッキャオや、アーロン・ジャッジ(今年から大谷翔平もチャンドラーを使用)。

フィット感が安定しているウィニングをバットに例えると、スイングしたときにしなるような感覚があり、握りも柔らかいアオダモを使ったミズノのバット。

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レイジェスはタブーなメイウェザーですが、サインするのはレイジェス。やはり見栄っ張り?


ウィニングは日本のボクサーだけでなく、パッキャオやメイウェザーらが練習用に好んで使う定番ブランドです。

グラントはウィニングよりもナックル部分のパッドが厚く、拳が保護されている安心感のあるグローブ。拳に不安を抱えるメイウェザーのようなボクサー御用達です。

レイジェスやチャンドラーは万人が使いやすいわけではない、とんがったギアですが、それゆえに素人目には惹かれてしまいます。

井上陣営はウィニングに戻したことについて「拳に不安があるわけではない」と否定していますが、常識的に考えると、それ以外に理由は見当たりません。

「ウィニングの方が握りやすい」というのも、最初からわかりきっていること、何を今更な感じです。

個人的には井上とレイジェスは抜群のブランド・マッチと思っていたので、少し残念ですが、まあ瑣末なことです。

とはいえ、井上が次戦でグラントをはめるなんてなると、拳の不安は決定的。それは見たくありません…。