今月は25日火曜日に、有明アリーナで井上尚弥がWBC /WBOジュニアフェザー級王者スティーブン・フルトンに挑戦、29日土曜日にはラスベガス・T -モバイル・アリーナでWBA /WBC /IBFウエルター級王者エロール・スペンスJr.とWBO王者テレンス・クロフォードが激突するUndisputed championshipが開催されます。

二つのカードに出場する4人のファイターは、いずれも無敗。

IMG_5759
米国では専門メディア限定の井上ですが、日本では日経新聞など一般メディアまでが扱う〝米国での大谷翔平〟並みの取り上げられ方です。超軽量級に誰も関心を持とうとしない米国に、無理やりこだわる意味はありません。


WBCジュニアフライ級、WBOジュニアバンタム級、完全統一バンタム級の井上尚弥と、ジュニアフェザー級一筋のフルトン。 

複数階級制覇と完全統一を果たした井上とクロフォードが、該当階級の王座でどっかり構えるフルトンとスペンスにぶつかるという共通点もあります。

米国で人気の高いウエルター級、無敗の王者同士がぶつかってUndisputed championを決める。これが80年代ならとんでも無く注目されたかもしれませんが、今は2023年。米国では先細りする一方のボクシングファン、ボクシングメディア限定のメガファイトです。

一方、井上vsフルトンは世界的にはスペンスvsクロフォードよりも遥かに注目度が低く、海外メディアの記事を探すのが一苦労という〝逆・大谷翔平〟現象に苦悶しています。

それでも、フルトンが来日すると地上波のスポーツニュースで報じられ、それなりの注目を集めるのは確実です。

そもそも論としての軽量級が世界的に注目度の低いことに、ウエルター級のUndisputed championshipの5日前というタイミングの悪さも手伝って、メディアの報道も少ないだけでなく、試合まで2週間と迫ってもオッズは微動だにしていません。

ちなみに王者スティーブン・フルトン勝利が5/2(3.5倍)、挑戦者の井上尚弥が3/10(1.3倍)。挑戦者が明白に有利と見られています。

日本ではもう少し注目しても良いと思うのですが、ユニコーンが大暴れしているうちは難しいかもしれません。25日に大谷の試合があるのかどうか、調べてませんが、無いことを祈ります。あっても大谷が派手な活躍をしませんように…。