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築地で味噌ラーメン。


昔、むかし…野球強豪高校に行けなくて、打ちひしがれていた日々。

何という若すぎる挫折、と笑わば笑え。

10代の挫折なんて挫折とは呼ばない、と笑わば笑え。


関西の中学生だったので、お笑いはテレビの中にも外にも、どこにでも身近にありました。

ちょうど、吉本総合芸能学院(SNC)がキックオフした頃で、一般メディアも「弟子入りしないで芸が磨けるのか?」 と冷ややかに盛り上がっていました。

クラスの人気者がいきなり飛び込んで通用するほど、芸の世界は甘くない。

この冒険的なムーブメントは、まず不可能と考えられた二つの事象が同時に起きない限り、早々に失敗する(大阪朝日新聞)と、多くの人が考えていました。


まず、三期生までに、とてつもない才能が現れること。

そして、既存の勢力をリードする存在がその才能を認めること。つまり〝負け〟を認めること。

しかし、それはどちらもあり得ないことに思えました。

ところが、現実には三期生までではなく、いきなり一期生で全く新しい、その後のお笑い界のメインストリームになるような漫才師が登場するのでした。

そして、島田紳助、明石家さんま、オール巨人という当時のお笑い界を牽引していたグレートたちが次々にその才能を認め、高く評価したことを世間に喧伝したのです。