どうしてボクシングには複数の団体や、あまりにも細分化された階級があるのでしょうか?
「公正な試合を実施するために必要だから」なんて、馬鹿げたことを信じている人は、まさかいないでしょう。
全てはカネ儲けだけのためです。
認定団体は、それしか考えていないと言い切っても差し支えありません。
WBAから分離独立した三つの団体は、いずれもWBAの不正ランキングを糺すためと大義名分を掲げていましたが、まともなランキング作成はどの団体も出来ていません、というかする気がありません。
「世界王者はみんな強い」「世界ランカーに弱い奴はいない」という、いにしえの常識は今や笑い話です。
既得権益にしがみつく腐りきったWBAから分離した三つの細胞は、どれもこれも不純で不誠実な遺伝子だけを引き継いでいます。

WBC、IBF、WBO…名前こそ違えど、彼らの実態は第二、第三、第四のWBAなのです。
そして、4つの団体は同じ血が流れている腐敗兄弟ですが、そもそもが利権争いから分離したのですから、仲が良いわけもなく、互いに深く反目し続けています。
当たり前です。
ビジネスチャンスの喪失に直結しかねない他団体との統一戦に前向きであるはずもなく、自分たちの団体王者が負けるとイメージダウンにもつながります。
それなら、誰もが納得するリング誌やESPNのようなランキングを作って、強い王者を擁立したらいいだけじゃないか?なんて考えは彼らにはありません。
もし、そんな実力最優先のランキングを作ってしまうと、強いけど貧困国の王者がタイトルホルダーになって長期政権を築いてしまう危険性が膨らみます。
認定団体の経営は、興行規模・ファイトマネーに比例する認定料によって支えられています。
貧困国フィリピンのジョンリール・カシメロや、富裕国でも軽量級の価値が低い英国のポール・バトラーによるWBOバンタム級タイトルマッチは、実現はしませんでしたか、約10万ドルで落札されました。
承認料を3%と考えると、わずか3000ドル、約30万円ちょっとです。
もちろん、富裕国で関心が低い軽量級の相場はこんなものです。
「母国ではバンタム級は職業として成立しない」と愚痴をこぼしたバトラーですが、井上尚弥戦では、飛び抜けてキャリアハイの5000万円以上を手にし、井上は2億円以上(いずれの金額も日本経済新聞から)を稼いだと言われています。
2億5000万円の3%は750万円。これを4団体で分けるのではありません。4団体それぞれに3%が入るのです。
選手側からすると3%×4団体ですから、ファイトマネーの12%!も認定団体に支払うことになります(統一戦の場合WBOは割引制度あり)。
統一戦は興行規模が大きくなりますから、統一戦だけを見ると認定団体にとって悪い話ではありません。
しかし、統一王者が年に2試合しか防衛戦を行わない、統一戦は盛り上がってもその後の防衛戦は規模がシュリンクする傾向があります。そうなると、認定団体にとってはビジネスチャンスの喪失です。
しかし、統一王者がすぐにタイトルを返上してくれるなら、決定戦でまた承認料を稼げます。返上しなくても、暫定王者決定戦、レギュラー王者決定戦などを勝手にでっち上げれば、さらに承認料が稼げます。
認定団体にとっての悪夢は、貧困国の統一王者が長くタイトルを防衛し続けることです。
そして、認定団体にとってめくるめく最高の状況は井上のような貴族王者が統一・即返上、承認料支払い能力の高い日本人が空位のタイトルを争い新王者に就いてくれることです。
それが那須川天心だったらしたら、最高の極みです。まだ、ご本人はプロデビューすらしていませんが、その気があればどの団体でもオーダーメイドの決定戦をしつらえるでしょう。
仲が良いわけのない認定団体が統一戦に積極的になったのは、団体と階級の増殖により複数階級制覇が安易になり「簡単にタイトル返上とか、計量オーバーで剥奪なんて我々の時代では考えられなかったですけどな」(浜田剛史)というような、タイトルが空位であることが当たり前になったという背景があります。
統一戦、花盛り…そこに咲いた徒花は「空位ビジネス」という新手のビジネスモデルでした。
以上、このブログでは繰り返しになりますが…。
他のスポーツでは当たり前のUndisputed championは理想ですが、それは強い統一王者が君臨するということにつながるからです。
井上のような強い統一王者が生まれても君臨しないでストラップを放擲する、ジョシュ・テイラーのようなそもそも強くない統一王者も生まれてしまう(ジュニアウェルター級はテレンス・クロフォードが絶対王者に君臨するのが理想でしたが)という、理想とはかけ離れた現象が起きています。
ファイトマネーが跳ね上がる、人気階級の筆頭であるヘビー級とウェルター級でUndisputed championshipが実現しない背景には、プロモーターやテレビ局の確執だけでなく、強い王者に長い間居座られても困る…それがクロフォードやウシクのような人気のないファイターなら尚更、という認定団体の思惑もあるでしょう。
大筋はこれまでに展開してきた話の繰り返しになりますが、4-Belt Eraの闇をもう少し踏み込んで、覗き込んでみます。
「公正な試合を実施するために必要だから」なんて、馬鹿げたことを信じている人は、まさかいないでしょう。
全てはカネ儲けだけのためです。
認定団体は、それしか考えていないと言い切っても差し支えありません。
WBAから分離独立した三つの団体は、いずれもWBAの不正ランキングを糺すためと大義名分を掲げていましたが、まともなランキング作成はどの団体も出来ていません、というかする気がありません。
「世界王者はみんな強い」「世界ランカーに弱い奴はいない」という、いにしえの常識は今や笑い話です。
既得権益にしがみつく腐りきったWBAから分離した三つの細胞は、どれもこれも不純で不誠実な遺伝子だけを引き継いでいます。

WBC、IBF、WBO…名前こそ違えど、彼らの実態は第二、第三、第四のWBAなのです。
そして、4つの団体は同じ血が流れている腐敗兄弟ですが、そもそもが利権争いから分離したのですから、仲が良いわけもなく、互いに深く反目し続けています。
当たり前です。
ビジネスチャンスの喪失に直結しかねない他団体との統一戦に前向きであるはずもなく、自分たちの団体王者が負けるとイメージダウンにもつながります。
それなら、誰もが納得するリング誌やESPNのようなランキングを作って、強い王者を擁立したらいいだけじゃないか?なんて考えは彼らにはありません。
もし、そんな実力最優先のランキングを作ってしまうと、強いけど貧困国の王者がタイトルホルダーになって長期政権を築いてしまう危険性が膨らみます。
認定団体の経営は、興行規模・ファイトマネーに比例する認定料によって支えられています。
貧困国フィリピンのジョンリール・カシメロや、富裕国でも軽量級の価値が低い英国のポール・バトラーによるWBOバンタム級タイトルマッチは、実現はしませんでしたか、約10万ドルで落札されました。
承認料を3%と考えると、わずか3000ドル、約30万円ちょっとです。
もちろん、富裕国で関心が低い軽量級の相場はこんなものです。
「母国ではバンタム級は職業として成立しない」と愚痴をこぼしたバトラーですが、井上尚弥戦では、飛び抜けてキャリアハイの5000万円以上を手にし、井上は2億円以上(いずれの金額も日本経済新聞から)を稼いだと言われています。
2億5000万円の3%は750万円。これを4団体で分けるのではありません。4団体それぞれに3%が入るのです。
選手側からすると3%×4団体ですから、ファイトマネーの12%!も認定団体に支払うことになります(統一戦の場合WBOは割引制度あり)。
統一戦は興行規模が大きくなりますから、統一戦だけを見ると認定団体にとって悪い話ではありません。
しかし、統一王者が年に2試合しか防衛戦を行わない、統一戦は盛り上がってもその後の防衛戦は規模がシュリンクする傾向があります。そうなると、認定団体にとってはビジネスチャンスの喪失です。
しかし、統一王者がすぐにタイトルを返上してくれるなら、決定戦でまた承認料を稼げます。返上しなくても、暫定王者決定戦、レギュラー王者決定戦などを勝手にでっち上げれば、さらに承認料が稼げます。
認定団体にとっての悪夢は、貧困国の統一王者が長くタイトルを防衛し続けることです。
そして、認定団体にとってめくるめく最高の状況は井上のような貴族王者が統一・即返上、承認料支払い能力の高い日本人が空位のタイトルを争い新王者に就いてくれることです。
それが那須川天心だったらしたら、最高の極みです。まだ、ご本人はプロデビューすらしていませんが、その気があればどの団体でもオーダーメイドの決定戦をしつらえるでしょう。
仲が良いわけのない認定団体が統一戦に積極的になったのは、団体と階級の増殖により複数階級制覇が安易になり「簡単にタイトル返上とか、計量オーバーで剥奪なんて我々の時代では考えられなかったですけどな」(浜田剛史)というような、タイトルが空位であることが当たり前になったという背景があります。
統一戦、花盛り…そこに咲いた徒花は「空位ビジネス」という新手のビジネスモデルでした。
以上、このブログでは繰り返しになりますが…。
他のスポーツでは当たり前のUndisputed championは理想ですが、それは強い統一王者が君臨するということにつながるからです。
井上のような強い統一王者が生まれても君臨しないでストラップを放擲する、ジョシュ・テイラーのようなそもそも強くない統一王者も生まれてしまう(ジュニアウェルター級はテレンス・クロフォードが絶対王者に君臨するのが理想でしたが)という、理想とはかけ離れた現象が起きています。
ファイトマネーが跳ね上がる、人気階級の筆頭であるヘビー級とウェルター級でUndisputed championshipが実現しない背景には、プロモーターやテレビ局の確執だけでなく、強い王者に長い間居座られても困る…それがクロフォードやウシクのような人気のないファイターなら尚更、という認定団体の思惑もあるでしょう。
大筋はこれまでに展開してきた話の繰り返しになりますが、4-Belt Eraの闇をもう少し踏み込んで、覗き込んでみます。
コメント
コメント一覧 (8)
フシ穴の眼
が
しました
あまり詳しくない方に聞かれて説明する際、必ずと言っていいほど言われる言葉が「なんで1つの階級にチャンピオンが何人もいるの?」てすし
フシ穴の眼
が
しました
それがどうやら違うらしいと気付き始めたのはこのブログを読み始めてからです
ありがとうございます(笑)
フシ穴の眼
が
しました
でもそれが事実ボクシングの統括団体は
FIFA何かとは全然違う、チャンピオンベルト
を売る為の団体ですからね〜
これらにモラルを求めるのが愚かな話しです
沢山チャンピオンを作りドンドン儲けたい
それがアルファベット団体の存在理由ですからね
今の所wbcのブリッジャー級を他の3団体が
真似しないのが以外です!
仲良く階級増やして儲けるつもりと思ってた
んですがね(笑)
フシ穴の眼
が
しました