このブログでもたびたび取り上げてきましたが、大学・厳冬時代です。

国立の東京工業大と東京医科歯科大が統合し、一つの大学になります。

「1法人2大学」も議論されてきましたが、目的のためには両校のメンツを立たせるなんて悠長なことは言ってる場合ではなく「1法人1大学」の完全統一となります。

その目的とは、厳しい審査をクリアした一部の大学にだけ巨額の支援を行う「大学ファンド」の資金獲得です。

具体的には、政府が年数百億円を支援する「国際卓越研究大学」の認定に名乗りを挙げたということ。

国際卓越研究大学になると、潤沢な年間予算が確保されるだけでなく、大学のイメージ・広告効果も絶大。

世界水準の教育研究活動が期待される「指定国立大学」同士の統合は初めてで、両大学は今日、会見を開いて詳細を発表します。

「統合によって構築できる総合知に基づくコンバージェンス・サイエンスを展開する」を目指すとしています。

総合知…難題です。

企業でも統合によって1+1=2にもならずに、悲惨な泥沼から何十年経っても抜けきらない、みずほ銀行のようなケースは珍しくありません。

大学も極めて難しい、です。

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このブログでも紹介した↑赤煉瓦の見事な天文観測台が残る東京海洋大学は、東京商船大と東京水産大が統合して誕生しました。

青山学院や、新興私学のように箱根駅伝に出場して知名度・好感度を上げるようなサバイバル術もありますが、東工大と医科歯科大のケースはアカデミックなモノサシで次元が全く違います。



それにしても…。私が大学に入った80年代末からは、隔世の感があります。