現在の122ポンドシーンをリング誌ランキングから。


1位:スティーブン・フルトン(米国)

2位:ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)

3位:ライース・アリーム(米国)

4位:アザト・ホバニシャン(アルメニア)

5位:マーロン・タパレス(フィリピン)

6位:ルイス・ネリ(メキシコ)

7位:ロニー・リオス(米国)

8位:ゾラニ・テテ(南アフリカ)

9位:マイク・プラニア(フィリピン)

10位:井上拓真(日本)





フルトンがいくつかのメディアでPFP入りしている、とはいえ、まあ地味なランキングです。

「(人気者の)メキシカンは欲しい」(井上尚弥)とはいえ、メキシカンはお馴染みのネリだけ。

そのネリは、けして人気のあるメキシカンではありません。

日本に呼んでようやく商品価値が高騰するメキシカンですが、日本では〝永久追放〟扱い。

だからといって米国でネリでは、メインとしてはしょぼい興行しか打てません。

このクラスの魅力を考えるとフルトンがWBOとWBC、アフマダリエフがIBFとWBAと、4つのベルトが2分割されていることです。

この2人が戦うと勝者がUndisputed champion、リング誌王者も手にします。

井上尚弥がジュニアフェザーに上がったとき、世界挑戦=Undisputed championshipという図式になれば最高です。

Undisputed titleの2階級制覇となると4-belt eraでは史上初の快挙です。

ライバルはオレクサンダー・ウシクとテレンス・クロフォード。

ウシクがタイソンフューリーに勝つとクルーザーとヘビーの2階級でUndisputed champion、クロフォードがエロール・スペンスJr.に勝ってもライト級とウェルター級でUndisputed championになります。

ウシクとクロフォードは欧米で注目度の高いクラス、井上のバンタム、ジュニアフェザーはまともなランキングが組めない不人気クラス。

先乗りはされたくありません。

こうして眺めると、トップ3は無敗。4位以下はキズモノで、ホバニシャンはレイ・バルガスにタパレスは岩佐亮佑に敗れています。

ネリ以下も、最近の世界戦で底を見せたファイターばかりが並んでいます。

一つ下のバンタム級は、みなさんご存知の通り全階級を通じても最もタレント貧弱なクラス。バンタムから強豪が上がって来るのも期待できません。

フルトンとアフマダリエフの勝者を撃破、初防衛戦でアリームを屠れば、もう用のない階級です。