11月19日(日本時間20日)、ラスベガス。

エロール・スペンスJr.とテレンス・クロフォードのウェルター級の完全統一戦が大筋で合意に至ったと複数の米国メディアで報じられました。

どの情報も法的に有効な契約書が完成しているとは伝えていませんから、いわゆる発表記者会見を待つだけの「It's On」状態ではありません。

とはいえ、両者に再戦条項が盛り込まれていること、再戦の場合は勝者が報酬のほとんどを獲得することなどが了承された模様です。

この試合は、世界中のボクシングファンが飛び抜けて最も熱望する一戦です。

〝コロナ明け〟の今年はFighter of the year(年間最高選手賞)の行方が混沌。

まず、完全統一王者がジュニアミドルでジャーメル・チャーロ、ライトでデビン・ヘイニーが誕生、年末にはバンタムの井上尚弥もこのUndisputed champion リストに名前を刻む可能性もあります。

また、現在メディアによってバラバラのPFPキングも、この試合の勝者がほぼ全てのmythcal ranking(妄想ランキング)で1位になるのは確実、つまり「誰の目にまで1位はコイツ」というパックメイ時代のように妄想ではない現実に近づきます。

Fighter of the year、試合結果がドローでなければ、ほぼ決定かもしれません。

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興行規模こそパックメイやヘビー級のメカファイトには届かないものの、ボクシングファンにとっては〝あれ以来〟の注目ファイトです。

米国で人気階級の筆頭であるウェルター級の完全統一はパックメイも果たせませんでした(というか2人とも興味がなかっただかですが)。

この試合の勝者は、1985年のドナルド・カリー以来37年ぶりとなる自力でのUndisputed champion、2016年のマニー・パッキャオ以来6年ぶりのLineal championの座に就きます。