マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)を、どうして、いつ知ったのか、よく覚えていません。

「ニューヨークにある格闘技のモノ凄い殿堂」。小学生の頃にはそのイメージが出来上がっていました。

そんな小学生にMSGが突如現れたのは、1978年。

MSGで藤波辰巳(現在は辰爾)が、カルロス・ホセ・エストラーダをドラゴン・スープレックスという途轍もない大技で破り、WWWF(WWF)ジュニアヘビー級王座を獲得したという大ニュースでした。

プロレスが毎週ゴールデンタイムで放送されていた時代、MLBも海外サッカーも存在していなかったも同然の時代に生きていた小学生です。

NWAやNBAなら知ってるけど、WWWF?いかにも怪しい団体、しかもジュニアヘビー級って…今ならそんなふうにシラけているところですが…。

私の歴史では、のちにキャンドルスティックパークで勝利を収めた野茂英雄や、セリエA開幕戦でユベントス相手に2ゴールをあげた中田英寿よりも、衝撃的なニュースでした。




演歌は好きではありませんでした。

高校時代によく引きこもっていた場末の小さな映画館で、「トラック野郎」シリーズが1ヶ月ほど上映されていたことがありました。

興味がなかったので、その期間は出入りせず、次のシリーズが始まった日に、映画館に行きました。

しかし、私の勘違いでその日は「トラック野郎」シリーズの最終作「故郷特急便」が始まってしまうのです。

マドンナ役にしてドサ回りの歌手を演じていたのが、石川さゆりでした。

可愛いお姉さんの、その歌声に衝撃を受けました。

英語で歌われる歌では絶対に震えない心の奥底に隠れていた、敏感な琴線に思い切り触れられてしまいました。



そんな2人がデビュー50周年を迎えたそうです。