英語では"soft serve ice cream"。〝soft cream〟とは呼びません。

「ソフトクリーム」は、ボクシングの「ヒット&アウェー」と同じ、和製英語なのです。

さらに、最近はどこでも「コーンにするか、カップにするか?」と聞かれますが、コーンにトグロを巻いてこそのソフトクリームです。

カップに垂らした時点で、それはソフトクリームではなくなります。

コーンとの合わせ技で、初めてソフトクリームと呼べるのです。

私は「コーンは食べれるがカップは食えない」なんていう貧乏性から言っているのではありません。

嘘だと思うならオックスフォード大英英英辞典で、soft creamを引いてみるが良いでしょう。

カップはもちろん、コーンでも紙製のスプーンを突き刺してくるタワケもいますが、あれも要りません。スプーンを刺した時点で、それはソフトクリームではなくなります。

ソフトクリームは舌だけで舐めるものなのです。




さて、私の守備範囲、有楽町〜東銀座にかけてのエリアは、アンテナショップがひしめき、その多くの店でソフトクリームを提供しています。

どれもかなりレベルの高いソフトクリームばかりです。



というわけでWBSSならぬWSSS(World Soft cream Super Series)の開幕です。

しかも、いきなりの決勝戦。

優勝候補筆頭の「北海道どさんこプラザ」と、菊池雄星・大谷翔平・佐々木朗希のフィーバーで湧き上がる「いわて銀河プラザ」の北日本対決です。

当然、バニラ対決と思われるかもしれませんが、北海道代表は〝サウスポー〟の夕張メロンミックスです。

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どさんこプラザの〝溶ける伝説〟夕張メロンミックス。「スプーンは要らない!」と言い忘れてしまい、ブスッとドテっ腹に突き刺されてしまいました…。

バニラとジャストフィットするダンスパートナーはさまざまありますが、メロンはその最強フレーバーです。

見てください、この美しいスパイラル。

バニラのコクはもちろん、爽やかなメロンの香りもしっかり楽しめます。

これは、ワシル・ロマチェンコのように、名声も実力も全て兼ね備えたソフトクリームです。



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そして、「いわて銀河プラザ」の小岩井農場特製バニラソフトクリーム。

写真では伝わりにくいのですが、エッジが立っています。

レバー刺しや、讃岐うどんじゃあるまいし、ソフトクリームにエッジは関係ないかもしれませんが、このソフト、重量感、密度が他と違うのです。

手にした瞬間に「お?」と声が出て、舌に乗せた瞬間にまずその重さとミルクの濃度に恍惚としてしまいます。

バニラ対決では、あの北海道でも勝てない、ソフトクリームのPFPキングです。

どさんこプラザ陣営としては、まともに勝負しては勝ち目がないので、サイドからの攻撃、メロンミックスに頼るしかなかったのですが…。

銀河プラザのソフトクリーム。問答無用の石の拳、ソフトクリーム界のロベルト・デュランです。