明日は日米の崖っぷちスター選手が、神戸とニューヨークで絶対に負けられない試合を迎えます。


まずはニューヨークはブルックリン。バークレイズセンターのリングに上がるのは34歳になったダニー・ガルシア。

Saturday 30, July 2022
  
Barclays Center, Brooklyn, New York, USA
commission:New York State Athletic Commission
promoter:Tom Brown (TGB Promotions)
matchmaker:Tom Brown
inspector:Matthew Delaglio
media: USA Showtime 
 
ジュニアミドル級12回戦で拳を交えるのは、ホセ・ベナビデスJr.、30歳。

ともにジュニアウェルター級からキャリアを立ち上げ、ジュニアミドルのフィールドまで階級を上げてきました。

〝Swift〟ガルシアは36戦21KO3敗。

必殺の左フックでエリック・モラレスを痛烈に倒し、アミール・カーンを番狂わせに沈めてから10年の歳月が流れました。

3つの黒星はキース・サーマン、ショーン・ポーター、エロール・スペンスJr.というウェルター級の強豪に挑んだもので、いずれも判定まで持ち込みました。

一方〝Merciless(情け無用の)〟ベナビデスは27勝18KO1敗1分。

敗れたのはウェルター級王者テレンス・クロフォードにストップ負け、引き分けはミドル級で戦ったフランシスコ・エマヌエル・トーレスとの一番。

両者の「勝てなかった試合」はいずれも〝言い訳〟がきくものですが、Swiftの3敗は直近6試合、Mercilessの1敗1分けに至っては直近2試合で喫したもの。

ともにキャリアの曲がり角を迎えてのサバイバルマッチであるのは間違いありません。

それは、ジュニアウェルターとウェルターの2階級で世界王者になり、スターダムにあと一歩まで迫っていたガルシアにとってより色濃いものになります。



前日計量はガルシアが152¾ポンド、ベナビデスが153¾ポンド。

オッズは、ガルシア勝利が1/8(1.13倍)、ベナビデス9/2(5.5倍)と大きく差が出ています。

この階級はジャーメル・チャーロが完全統一を果たして君臨しています。

トラッシュトーカーの父親アンヘル・ガルシアは「身長173㎝のダニーはこのクラスではあまりにも小さい。この試合に勝ったらウェルター級に戻ってスペンスと再戦させたい」。

明日、対峙するベナビデスも身長179㎝と、ガルシアのキャリアのキャリアでスペンスを上回り最大の相手。

自分よりも大きな相手と戦うことに慣れているガルシアで、相手は格下。「7ラウンドKO」の予告通りに行くかどうかは別にして、オッズに沿った展開になりそうです。