今年、読売ジャイアンツに女子チームが創設されました。

日本の女子プロスポーツはテニスとゴルフ以外は、男子のオマケ、マイナーの壁を打ち破ることができないまま、長い年月を積み重ねてしまいました。

プロ野球も何度か挑戦が繰り返されましたが、実を結ばず。

今回は、リーグ結成ではなく〝チーム結成〟。しかも第1期生は4人だけという「それでどないするっちゅうねん!?」という話です。

それでも〝メジャー〟の球団直属のチームが結成されたことは大きな一歩です。

俺の血管には黒と黄色の血がタテジマに流れている!という私が、読売を好きなわけがありません。

ただ、勇気ある挑戦は、大嫌いなんて生理的な感情を簡単に打ち壊してくれます。

全日本女子野球連盟から「女子野球タウン」に認定された府中市でボーイズリーグのチームとの合同練習、サッカーF東京など他競技のクラブと市内のイベントに参加しています。

もちろん、未来地図はリーグ結成。その前に、来年の二期生加入でチーム結成に向け取り組んでいます。

二期生の一次選考には約90人が参加、秋にはすでにクラブチームに所属している選手も対象に選抜、一期生を含めて20名のチームを編成する予定です。

映画「プリティリーグ」の中の、有名な掛け合いです。

トム・ハンクス、ジーナ・デービス、オマケにマドンナ!

「面白いから死んでも見ろ!」とは到底言えない映画ですが、酔っ払いが良い役回りなので、個人的には大好きです。

「こんなの難しすぎる。無理だ」という女子選手の嘆きを、酔っ払いの監督が説き伏せます。

「簡単なことなら誰だってやるさ。お前は誰でもできることがしたいのか?それとも誰もが無理だということに挑戦したいのか?」。



話、戻って府中。

大昔、府中の会社借り上げマンションに半年ほど住んでいました。

飲み屋がとにかく充実してて、あるお店の大将が「昔の店に東芝府中時代の落合博満がよく飲みに来てた」と、話しかけてきました。

落合!

私が、パッキャオの次に溺愛する酔っ払いです。

急に前のめりになって、聞くと「大酒飲みの大ホラ吹きで、プロに行って新人王獲る」と酔っ払って豪語していたそうです。

確かに、彼は新人時代にプロ野球ニュースでそんなことを口にしてました。

この人は落合に良い印象がないんだろうな、と思ってたら「あいつ、自分で言ったこと全部やっちゃうんだから。お兄さん、知らないだろうけど、落合はちゃんとした実業団選手じゃなくて季節工だったんだから。パートやアルバイトなんよ」と、どんどん話だし、私が「大将も落合と一緒の季節工だったんですか?」と聞くと、嬉しそうに笑いながら「俺は三冠王なんて獲らねーよ」と照れた笑顔が最高でした。

あのときの大将の年齢を私はもう、きっととっくに越えてるんだと思うと、感慨深いです。

大好きな有名人と直接知り合いじゃないけど、飲み屋で直接知り合いだった人には何人かお会いしてます。

やはり、社会人になってから、初めて西新宿のオカマバーなるところに連れて行かれたとき、そこのママ?さんが岡山出身で元中学の体育教師。

教え子に辰吉丈一郎がいたそうです。

辰吉!

パッキャオの次に私が溺愛するアホです。

そのママさんは、府中の大将の落合LOVEとは違い、辰吉については「どうしようもない不良、最低なやつやった」とケチョンケチョンでした。

ただ、私がグラスをカラカラ回しながら「辰吉には何度も感動させてもらいました」と言うと、ママは少し怒ったような目をして「まあ、飲みなさいよ」と、バランタインの結構な本当に結構な年代モノ、30年のボトルを切ると、トトトッとなみなみ注いでくれたのでした。

私を連れてきた会社の先輩が「これ、払えない」と青くなると、ママは「カネ取るか!」と、小さな声ですが超音波のように鋭く突き刺さるように口を尖らせたのでした。



今もまだ、あるのかな。

府中のホルモン焼き屋に、西新宿のあのオカマバー。