「フェニックスバトル(PXB)89!」=29日後楽園ホール=

大橋ボクシングジムを運営するフェニックスプロモーションが主催するボクシング興行、メインはWBOアジアパシフィック・ジュニアバンタム級戦。

王者・橋詰将義に田中恒成が挑戦する構図ですが、焦点は田中が〝どう勝つか〟。

橋詰は22戦19勝11KO2分の28歳。格上の田中を喰えば世界が一気に近づきます。

一方、28歳の田中は2020年12月に井岡一翔にプロ初黒星を喫してからの再起2戦目。

オープニングラウンドこそ、サウスポーの王者がリーチ差を活かしたジャブで田中の接近を拒みましたが、第2ラウンドからは距離を潰した3階級制覇の挑戦者がゲームを支配。

ジャッジ3者とも39-37で迎えた第5ラウンド、田中が王者をロープに追い込んで顔面、ボディ、に多彩なパンチを集めたところでレフが試合をストップ。

WBO王者・井岡、あるいはIBF王者フェルナンド・マルチネスとの大勝負を見据えて、年内に地元名古屋で1試合を挟み、来年の世界戦で悲願の4階級制覇を狙います。

井岡へのリベンジマッチも興味をソソられますが、アンカハスを番狂わせで下した無敗のマルチネスを攻め落として、新旧スター選手が群雄割拠するクラスに殴り込んで欲しいところです。