昨夜の試合のパンチスタッツを出す意味がどこまであるか、わかりませんが…。

PUNCHESINOUEDONAIRE
Total landed4216
Total thrown8571
Percent49%23%
Jabs landed50
Jabs thrown3029
Percent17%0%
Power landed3716
Power thrown5542
Percent67%38%

井上尚弥は第1ラウンドにドネアの左をもらったと言ってましたから、ジャブ(スタッツ上は左パンチ)のヒットがゼロは間違い、見落としです。


ESPNのマイク・コッピンガー記者は、この勝利でPFP1位だと明言していますが、全く異論はありません。

PFPの基準を「当該階級での支配度・傑出度」と考えると、オレクサンダー・ウシクやテレンス・クロフォードは明らかに井上に劣ります。ウシクなんて論外です。

ただ、あの破壊的な4分24秒は、米国時間で月曜日早朝の放送、die-hard of boxing fans しか見ることがなかった、というのも事実です。

先日の「ジョージ・カンボソスJr.vsデビン・ヘイニー」のように米国ゴールデンタイムに合わせるほどのアトラクションになる、あるいは米国の土曜日ゴールデンタイムで大会場のメインを張るには、ライト級で戦うか、格好のライバルが絶対的に必要になります。

マニー・パッキャオがもし、アントニオ・マルコ・バレラやエリック・モラレス、ファン・マヌエル・マルケスに恵まれなかったら、米国でのcasual boxing fanの人気は全く無かったでしょう。

現状のジュニアフェザーからフェザーでビッグネームのメキシカンとなると、ブランドン・フィゲロアとレオ・サンタクルス、少し落ちてエマヌエル・ナバレッテくらいしか思い当たりません。

Pacquiao reached superstardom in the States, and while it's nearly impossible to reach that level, Inoue can surely carve out a name for himself on a level below.


この辺りの人気者を撃破すると「パッキャオのレベルは不可能にしても、その下のレベルのスターになれる可能性を秘めている」というのも異論はありません。

つまり、米国で行き場のなかったドネアよりはずっと大きなスターということですが、井上の日本で手にしている報酬と名声を米国で補完できるわけがありません。

サンタクルスやフィゲロア、ナバレッテと同じくらいの70万ドル前後の報酬にとどまります。

彼らと戦うために米国に行く意味は大きくありません。

ガーボンタ・デービスまで辿り着けばPPVファイターの目もありますが…井上の考えや残り時間からライト級はあり得ません。

ないものねだりですが、名前が広まる強烈なライバルが欲しいです。

パッキャオのような歴史的な人気者3人とは言わないから、ちょっと小粒でも、1人でもいいからメキシカンの人気者が欲しい…。