もし、ボクシングマガジンがなければ、私の人生は変わってました。

それはそれで、きっと楽しく過ごしていたと思いますが、このブログでも少し触れているように、私の英語力は学校の教科書ではなく、スポーツ・イラストレイテッド誌やリング誌など、高校図書館に海外から送られてくる雑誌や新聞などによって培われました。

クワガタ並みの脳レベルの私にとって、いきなり英語など読めるはずもなかったのですが、ボクマガが最強の英和辞典としての役割を果たしてくれたのです。

リング誌が伝える試合結果でよくわからない英文があっても、〝和訳〟されたボクマガの記事との〝答え合わせ〟で何もかもが氷解ししました。

ボクマガの試合レポートも、海外メディアの英文の短いサマリーの後に日本語の詳細記事があったので、ボクマガだけでも簡単に英語が身につく仕組みになっていました。

第五文型?なんて言葉を高3になるまで知らなかった私ですが、それがどういう構文なのかは理解していました。

「ハグラーはハムショをノックしてダウンさせた」。ハグラーやレナードらアイドルから英語独特の構文、言葉使いを学ぶのは至上の喜びで、乾いたクワガタ脳でもどんどん吸収できました。

しかし、もしボクマガという〝英和辞典〟の担保がなければ、スポイラ誌やリング誌なんかを夢中で読み耽ることは絶対にありませんでした。

最初の頃は、どっちが勝ったのかもわからなかったのに〝英和辞典〟の力を借りて、どんどん英語力が鍛えられ、あっという間にボクマガがなくても困らなくなりました。

それでも、私にとってボクマガは自転車の補助輪であり、離陸するための滑走路でした。

まさか、ボクマガが休刊だなんて。

ひたすら、悲しいよ。

5年ほど前のリング誌みたいに月刊誌→季刊誌のような段階踏んで、様子見してくれたら良いのですが。

リング誌が季刊になったときも、定期購読で支払っていた金額から一部返金されたのが悲しかったですが、ボクマガは定期購読はしていないとはいえ、ほとんど毎月買ってたのに。

どこまでも悲しいよ…。