毎日、どこかのキー局がボクシング番組をオンエアしていたという1960年代。

私がボクシングに興味を持った1980年代は、そんな時代はとうに過ぎ去っていましたが、日本タイトルマッチなら深夜に録画放映されていました。

世界戦に限らず注目度が高い試合はゴールデンタイムに生中継されるなど、現在とは全く違うボクシングシーンが広がっていました。

そこで見ることができたのは、世界には届かない、それでも懸命にもがき続けている不器用だったり、無骨だったり、何かが欠けていたりする、人間味あふれるファイターたちでした。

ジャッカル丸山もそんな印象に残るファイターの1人です。

エリート古口哲を大番狂わせで沈め、ボロボロになるまでリングにしがみついた丸山良悦の生き様は「ジャッカルの日」というドキュメンタリーとしても綴られました。
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「ジャッカルの日」。フレデリック・フォーサイスの有名なスパイ小説のタイトルを拝借したものです。

どうしてこんなことを思い出したかというと、ウクライナ・オデーサにロシアが激しい攻撃を繰り返しているという朝のニュースを見たからです。

フォーサイスの代表作「オデッサファイル」、そこから「ジャッカルの日」を連想してしまいました。

「オデッサファイル」ではなく「オデーサファイル」だと、ずいぶん耳触り、印象が違ってしまいます。

オデーサはワシル・ロマチェンコの故郷。「引退したら美しい故郷で釣りでもして穏やかに過ごしたい」と語っていましたが…。

それにしても…早く終息して欲しいものが、世の中には多すぎます。