6月7日(土)
世界バンタム級団体王座統一戦
WBA/IBF王者・井上尚弥
vs
WBC王者ノニト・ドネア
会場:さいたまスーパーアリーナ
プロモーター
フェニックス・プロモーションズ
メディア
Amazon Prime Video presents Live Boxing
来月9日の「村田諒太vsゲンナジー・ゴロフキン」に続くAmazonのPrime Video presents Live Boxing第二弾。
主催者は大橋秀行(フェニックス・プロモーションズ)、トップランクとESPNは甘噛みすらしない模様です。
米国のマニアはどのプラットフォームで観れるのでしょうか?
「村田vsゴロフキン」の場合、地上波テレビなら放映権料1億円以上も見込める十分なカードですが、それでは両者の合計報酬20億円は到底支払えません。
両者報酬合計が2億円前後と見られる井上vsドネアなら、地上波の放映権料とゲート収入で何とかカバー出来そうですが、それでもそこから先の未来はありません。
AmazonのPrime Video presents Live BoxingをPPVと考えると、20億円のファイトマネーを賄うには@500円の純粋新規加入者を400万人集めなければならない計算です。
Amazonとしては、今回の村田や井上の試合で一儲けしてやろうとは思っていないでしょう。
dazn が大きく方向転換してカネロ・アルバレス 戦でPPVビジネスに乗り出したように、Amazonも将来的にはPPVも見据えて、現在は実験段階だと思われます。
今回、ボクシングを見るためにどれくらいのAmazonprime加入者があるか?
500円なら気軽に支払ってくれる彼らの天井価格はいくらなのか?
PPVビジネスは市場のマニア化を進めて、一般のスポーツファンを遠ざけてしまうのは米国を見れば明らかです。
しかし、日本のボクシング市場はPPVとは無縁でも、既にマイナー化・マニア化が進行しているのが現状です。
ボクシングの世界戦が、単独番組として地上波でゴールデンタイムに生中継される、そんな時代は終わりつつあります。
村田や井上のような分厚いスポンサードが期待できる世界王者と、そうではない世界王者の格差はどんどん広がりそうです。
日本ではファイトマネー500万円も期待できない〝そうではない〟世界王者は海外に出て、村田や井上のステージに立つ世界王者は日本で高額のファイトマネーを獲得する。
他のスポーツでは見られない〝逆流的〟な現象は、ボクシングではこれまでも見られましたが、その色合いはますます濃くなるかもしれません。
日本人が海外でメガファイト、となると村田がゴロフキンに勝って9月にカネロのスーパーミドル級の完全統一王座に挑戦する、というのが考えられます。
さすがにカネロ相手では、日本ではファイトマネーを賄い切れません。
まあ、ラスベガスでやっても、日本人相手だとPPVも伸び悩むでしょう。
それなら日本時間の日曜日の真昼間、つまり西海岸のゴールデンタイムに東京ドームで開催、という〝タイソン方式〟もありでしょうが…4月9日にゴロフキンを沈めたら、日本列島がそこまで盛り上がりますやら、どうなりますやら。
村田がミドル級で五輪金メダルを獲得してから、10年が経ちました。
世界的な人気階級の頂点を目指し、成功を収めるボクサー、村田の後継者が続々現れるかもしれないとも期待しましたが、「村田は突然変異」という現実を突き付けられただけでした。
村田に続いて井上も、帝拳プロモートのスター選手は今後もAmazonがが買い込むことになるのでしょうか。
ただ、番組枠を考えなくて良いネット配信の場合、アンダーカードからメインイベントまでフルコースで楽しめる利点はあります。
良いところはそれくらいですかね…。
https://www.ringtv.com/636868-naoya-inoue-nonito-donaire-2-set-for-june-7-in-saitama-japan/
リング誌電子版も報じましたが、本当なら真っ先にアップするはずのESPNはスルー。
トップランク+ESPNとの契約は、とっくの昔に解消してるのでしようか?
契約関係にないから試合結果も、記者発表も一切報じないというのも変ですが…。
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