2014年。井岡が難敵アムナット・ルエンロンに初黒星を喫し、超特急で駆けてきたキャリアにブレーキがかかります。

同じ年、井上尚弥はオマール・ナルバエスを2ラウンドで破壊して飛び級2階級制覇を達成。

日本のエース争いで、井上が完全に抜け出しました。 

それでも、井岡は2015年にフライ級のWBAバージョンを獲得、3階級制覇に成功。 このタイトルは2017年までファン・カルロス・レベコやキービン・ララというリング誌ランカーも退け、5度防衛。

井上もナルバエスから強奪したWBOジュニアバンタム級のストラップを2017年まで7度守りました。
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慢性的な経営難に喘ぐリング誌から消えた名物企画はいくつもありますが、毎年9月号で特集されていSTATE OF THE GAME(階級別総覧)もその一つです。

17階級それぞれの現状と未来をレポートする内容で、2015年のフライ級は「ベストパンチャー」「ベストボクサー」「見てて最も面白い」にローマン・ゴンザレスが選ばれ、「マッチメーカーの夢」は「ロマゴンvsファン・フランシスコ・エストラーダ2」。

編集時は無冠だった井岡は「タイトルマッチを戦うのにふさわしい」。ストロー級、ジュニアフライ級では、この企画の主役が常だった井岡でしたが、フライ級では脇役に追いやられてしまいました。

一方で、ジュニアバンタムでは「ベストパンチャー」は井上、「ベストボクサー」はゾラニ・テテ。「マッチメーカーの夢」は「井上vsカルロス・クアドラス」。井上は「見てて最も面白い」にも選出。

ロマゴンのジュニアバンタム進出は時間の問題と見られ、井上とのビッグファイトは帝拳プロモートで日本開催なら何の障害もないと期待が膨らんでいた時期でした。