8月21日、ラスベガスはT−Mobileアリーナ。

マニー・パッキャオvsエロール・スペンスJr.。ステイクされるタイトルなんて、どうでもいいです。

これが、パッキャオのラストスワン(最期の一声)になると、米国メディアは報道しています。

敗北が、42歳の老体にとって引退に直結するのは当然です。

勝利を収めても、来年の大統領選出馬が確実視される上院議員にとって現役続行の選択肢はありません。

このブログのテーマは「技術だけではなく、挑戦とそのトリガーとなる勇気こそがスポーツを見る者に最大の感動をもたらす」ということです。

技術的な感動ももちろん、あります。しかし、それは時代の流れで希釈を余儀なくされてしまいます。

時代を超越するのは、勇気に触発された挑戦です。

どうして、大谷翔平に心が奪われるのか?100マイルのピッチングを見せ、500フィートの打球を打ち上げるからだけではありません。

凡人では思いもつかない挑戦に踏み出す勇気を、彼が見せているからです。

私がプロボクシングの世界に何度も幻滅しながら、それでもこのスポーツに熱中し、リング誌を定期購読し続けているのは、マニー・パッキャオがいたからです。
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リング誌2007年11月号は「パッキャオvsバレラ2」と「メイウェザーvsハットン」のダブル特集。

米国でほぼ無視されている軽量級ですが、マイケル・カルバハルやナジーム・ハメドは刹那的な注目とそれなりの報酬を得てきました。

しかし、パッキャオは日常的な関心と、それにともなう破格の報酬を実現したのでした。

今夜のお話は、そのパックマンのラストスワン、どの入場曲を選ぶのか?
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https://m.youtube.com/watch?v=v2AC41dglnM&hl=ja&gl=JP&warned=True&client=mv-google

AC/DC のThunderstruck。

全盛期のパッキャオが好んで使ったアップビートです。

ハットン戦ではこの曲と同じくらいの尺で試合が終わり、この曲の2倍の時間ハットンがマットに横たわっていました。
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https://www.youtube.com/watch?app=desktop&gl=JP&hl=ja&client=mv-google&v=btPJPFnesV4&fulldescription=1 

サバイバーのEye Of The Tiger。

この曲は80年代中盤を支配していたマービン・ハグラーのメガファイトで、選手紹介のロールが流れるBGMによく使われていた〝クラシック〟。

パッキャオもサバイバーの生歌で先導、入場したことのある定番です。


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https://www.youtube.com/watch?v=w019MzRosmk

フランク・シナトラのMy Way

晩年のバーナード・ホプキンスがこのスロウなメロディに乗ってリングに上がっていました。

シナトラは自らもボクシングに興じるなど、このスポーツの熱狂的ファン。

「マイウェイ」に特別な思い入れはありませんでしたが、この曲に押されるようにゆっくり花道を進むホプキンスには、こみ上げてくるものがありました。


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https://www.youtube.com/watch?v=qbfWl5g2-eI 

レイチェエル・プラッテンの Fight Song (Japanese Subtitles)。

パッキャオとタイム誌の表紙を分け合ったヒラリー・クリントンが、トランプとの大統領選挙で使った、縁起の悪いテーマ曲。
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ビル・クリントン大統領がパッキャオのファンだったこともあり、ヒラリーとも対談していましたが、この呪われた曲を入場曲に使うことはなさそうです。

呪われた曲、個人的には好きなんですが。