新年はいろんな業界の賀詞交換会という面倒な参勤交代・大名行列的会合がホテルの大広間であり、それがなくなるのは嬉しい…とはいえリモートで同じような参勤交代しようとするから、それはそれで面倒です。

そんな賀詞交換会ウィーク。

そこで、大名行列とか以外で、少し真面目にお話したことから。

Resilience、
レリジエンス。

「反発力」や「復元力」を指す英語です。

米英では日常的に使われていている〝スポーツ用語〟です。劣勢を我慢して、最後に勝利をもぎ取るファイターを形容します。

元は物理学の用語で、心理学など他の学問分野でも使われるようになっています。

日本では、このパンデミックから一般メディアにもよく登場しています。
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ボクシングでは、記憶がまだ生々しい、こいつがすぐ思い浮かんできます。

The resilient Nakatani (19-1, 13 KOs) hopes his dramatic comeback against Puerto Rico’s Verdejo eventually leads to a rematch with Brooklyn’s Lopez (16-0, 12 KOs), who since has beaten one of the best boxers in the sport, Vasiliy Lomachenko, and won four lightweight world titles. 

これはレジリエンス(resilient)の使用例として最高の見本。とはいえ、ボクヲタにしか分かりませんが。

ざっくり和訳すると「不撓不屈の中谷はベルデホを劇的な逆転KOで下し、完全統一王者ロペスとの再戦への道を切り開いた」ですか。

一方、日本の一般メディアでも普通に使われるようになったレジリエンスは、このコロナ下での取り組み姿勢、心の構えです。

唐突に襲ってくる大ピンチとどう立ち向かうか、劇的な環境変化への対応力を語るときに使われることが多いようです。

仕事関係で最初に定着しやがる小池百合子的カタカナ言葉はなるべく使いたくないのですが、ボクシングによく登場するidentityやdeserve、arguablyといった英語は辞書のままでは和訳不可能なケースが多く、文脈からしっくりくる日本語を当てはめるようにしています。

しかし、resilienceはなかなか良い日本語が思い浮かばない言葉の一つでした。「不撓不屈」ては重すぎますね。



長い人生における逆境と、たかがボクシングの試合を一緒にしてはいけませんが、崖っぷちから帰還した中谷の見事なレリジエンスは、もうダメだと諦めかけている人に勇気を与えることもあるでしょう。

いつもは賀詞交換会で個人では行かない、行けないお寿司やローストビーフの名店が出張で店を出していて、会社の若い子は大喜びなのですが知り合いに捕まるのが嫌な私はそそくさと帰ります。

そして、今日はリモート、すごい弁当が届きましたが、私は有楽町大勝軒の味噌ラーメン。

この時間だと空いています。
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そして。

TOKYO2020まで200日を切りました。