来年3月13日、9年越しに実現するローマン・ゴンザレスとファン・フランシスコ・エストラーダの大一番。
熱望された再戦が期待を大きく下回る結果に終わることは珍しくはありません。
しかし、待ち焦がれた再戦を現実として目の当たりにできたファンは幸せです。
ボクシングの歴史は、再戦が待望されながらも実現しなかった幻のカードを、数え切れないほど散りばめてきてしまいました…。
ChocolatitoとEl Gallo(黄金のジュニアバンタム=この意訳はアリだと思いますが…?)が激突するまで、あと3ヶ月余り。
今夜は、1970年代からの半世紀を切り取ってそんな幻に終わった「世紀の再戦」と「その結末」をリストアップします。
いつものように独断と偏見です。
時系列順で並べています。「何でこのカードが紛れ込んでんねん!?」と首を傾げながら読むべし!
【幻番号①】モハメド・アリvsジョージ・フォアマン
アリ本や映画はもちろん、雑誌ですら全て物語になってるのって、おかしくないですか?何なんですか、この人。アリをリアルで体感できたファンが羨ましい…そんなことも考えてしまいます。
それでも、私の時代はレナード、タイソン、デラホーヤ、メイウェザー、パッキャオ…十分楽しませてもらっています。
でも…ボクシングファンとしてなら、「カシアス・クレイとモハメド・アリ」も満喫できる、あと20年は早く生まれたかったです。
1974年10月30日。ザイール、キンシャサ。
ジョー小泉は「全盛期のシュガー・レイ・ロビンソンを生で見たかった」と熱く語りましたが、私にとってはこの「伝説」という表現があまりに陳腐な、名実伴なった超弩級のメガファイトをリアルタイムで体感できなかったことが、ボクシングファンとしての痛恨です。
そのリングに至るまでにアリが格闘した壮絶過ぎる人生。
米国を敵に回し、もちろんリング誌もアリの人格まで非難。のちに米国はとリング誌は〝土下座〟して謝罪。
1996年、アリは聖火ランナーに、2016年には50年前のFighter of the year 1966に輝きました。
「Rumble in the Jungle」「Rope a Dope」「ALI BOMBAYE」。日本では「キンシャサの奇跡」。
こんな試合、こんなスポーツイベント、他にありますか?
「あんなの八百長。あんなのありえない」と輪島功一、つまり〝奇跡の男〟をして「ありえない」と言わしめた奇跡。
この「再戦」は、フォアマンが史上最大の「贖罪」を果たした1980年代にセットされるわけがありません。
フォアマンが心身ともに大きな傷を負わなかったことを大前提にしての、1975年前半でのダイレクトリマッチです。
会場はワシントン、アリにとって完全アウエー、当然です。フォアマンにとってアリを敵に回しての「ホーム」は、アメリカの総元ワシントン以外にありません。
リングサイドにはフォアマンの応援に駆けつけたフォード大統領の姿も。大声援に後押しされてリラックスしたフォアマン。
一方、アリの入場では「非国民」「裏切り者」の罵声が浴びせられますが、アリはブーイングを挑発するように何かを喚き立てながら花道を進みます。
オッズも予想も、初戦同様にフォアマンの圧倒的有利。ブッカーもメディアもファンも、みんな暗愚な人間です。
愚かな私たちは、アリとソニー・リストンとの再戦から何も学べず、同じ過ちを繰り返すのでした…。
【幻番号②】サルバドール・サンチェスvsアズマー・ネルソン
【幻番号③】ヘクター・カマチョvsエドウィン・ロサリオ
【幻番号④】トーマス・ハーンズvsロベルト・デュラン
【幻番号⑤】シュガー・レイ・レナードvsマービン・ハグラー
【幻番号⑥】ピューマ渡久地vs川島郭志
【幻番号⑦】ロイ・ジョーンズvsジェームズ・トニー
【幻番号⑧】フリオ・セサール・チャベスvsパーネル・ウイテカー
【幻番号⑨】フロイド・メイウェザーvsカネロ・アルバレス
【オマケ:時空を超えた世紀の〝再戦〟】
こっちは実現する道理のない時空を超えた世紀の〝再戦〟です。
時系列で語るなら現実が【初戦】となる「遡って再戦」という、ねじれた時間旅行を、溢れ出る想像力でお楽しみ下さい。
◉マニー・パッキャオvsオスカー・デラホーヤ➡︎「2008年のパッキャオ」vs「1999年のデラホーヤ」。
◉フロイド・メイウェザーvsマニー・パッキャオ➡︎2人とも2010年に引き戻して〝再戦〟。
◉井上尚弥vsノニト・ドネア➡︎「ドネアに勝利した2019年版の井上」vs「2011年版の全盛期ドネア」。
◉カネロ・アルバレス vsセルゲイ・コバレフ➡︎「現在のカネロ」vs「2014年最高選手のクラッシャー」。
▶︎▶︎▶︎酔いに任せてチャチャっと一気に書こうと思いましたが…。アリを持ち出したのが悪かった…。
アリのこと考え出すと、アリの本出しちゃうと、もう読み直すしかありません。
いつも以上に中途半端ですが「10」はすぐ出てくると思った「幻番号」は、アリ本読み出すと「9」で詰まっちゃいました。「アリでなら」あるんですが、この話の主役はあくまで「ロマゴンvsエストラ」です。
誰か私の「忘れ物」に心当たりがある方はご指摘ください。
もちろん「オマケ」の方でも。
▶︎▶︎▶︎酔いに任せてチャチャっと一気に書こうと思いましたが…。アリを持ち出したのが悪かった…。
アリのこと考え出すと、アリの本出しちゃうと、もう読み直すしかありません。
いつも以上に中途半端ですが「10」はすぐ出てくると思った「幻番号」は、アリ本読み出すと「9」で詰まっちゃいました。「アリでなら」あるんですが、この話の主役はあくまで「ロマゴンvsエストラ」です。
誰か私の「忘れ物」に心当たりがある方はご指摘ください。
もちろん「オマケ」の方でも。

コメント
コメント一覧 (2)
アリの事を考えてしまうと、アリの事だけ反芻してしまい、そこから先にはなかなか進まなくなってしまいます。
まるで甘酸っぱい恋心を抱いたうら若き乙女のように···(笑)
さて、個人的希望再戦は、「渡辺二郎/ヒルベルト・ローマン」でした。渡辺の敗戦はすごくショックだったし、再戦すれば明確に勝つと信じてたし、渡辺がずっと引退を表明しなかったので、試合直後の言葉を撤回して必ず再起してリベンジしてくれるもんと思ってましたからね。
フシ穴の眼
が
しました