THURSDAY, DEC. 31 Tokyo
12 rounds – junior bantamweights (for Ioka’s WBO title)

リング誌のスケジュール、田中恒成の階級が間違ったままです。 

それはさておき、オッズが立ち上がっています。 

予想通り競ってはいますが…。
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ウィリアムヒルでは田中の勝利が8/15(1.53倍)。井岡は13/8(2.63倍)でアンダードッグです 。

他のブックメーカーもおしなべて田中有利の掛け率を叩いています。

軽量級を識る日本では50−50の勝負と見られているだけに、やや違和感を覚える数字です。 

二人はストロー級から取りこぼすことなく井岡がジュニアバンタムまで4階級制覇、田中はフライ級まで3階級制覇を達成。

井岡は31歳、25勝14KO2敗。世界戦は16戦14勝10KO2敗。田中は25歳、15戦全勝9KO。15戦のうち世界戦は9試合(全勝5KO)。

ともに、少ない試合数の大半が世界戦という典型的な日本のスター選手。

ワシル・ロマチェンコに並ぶ史上最短デビューから12試合目での3階級制覇を果たした田中が井岡のWBOジュニアバンタム級のストラップを奪うと、史上最短16戦目での4階級制覇の〝偉業〟となります。

両者の対戦相手で「まともな世界ランカー」の指標であるリング誌ランカーを見ると、井岡は八重樫東、フェリックス・アルバラード、ファン・カルロス・レベコらを撃破。

田中もビック・サルダール、モイセス・フエンテス、アンヘル・アコスタ、田口良一らにきっちり勝利を収めています。

さらに、両者は無敗ホープ〝出る杭〟を打つ世界の壁という共通点もあります。

井岡がアルバラードとキービン・ララ、プエルトリコのジェイビエール・シントロン。田中もアコスタとロニー・バルドナドの野望を打ち砕いてきました。

そして、二人合計42戦で黒星は井岡が喫した2つだけ。アムナット・ルエンロンとドニー・ニエテスが相手でした。

井岡に勝利したことで、アムナットは boxing scene.comの Fighter Of The Year に輝き、ニエテスはリング誌とESPNでPFP入りを果たしたことから、井岡の高い世界評価が逆説的に窺うことが出来ます。

この2敗はいずれもスプリットデジション、惜敗でした。



さて、井岡vs田中です。普通に考えると「井岡がカミソリ一枚で有利」というところでしょう。

相手の良さを引き出す田中の激闘スタイルも、老獪な井岡にはオーダーメイドに思えます。

それでも、勝敗予想は難しい。

アクションの多いハイレベルな攻防になることだけは、間違いありません。