細かいオッズも出揃いました。
未来のジュニアフライ級世界王者(リング誌/WBA/IBF)・田口に完勝。
日本タイトルマッチであったために、フシ穴評価こそ「C+」に格付けましたが、井上の勝利の中でも結果的に最強のボクサーでした。
⑥【2014年4月6日】WBC世界ジュニアフライ級王者アドリアン・エルナンデス:6ラウンドTKO勝ち。=B−
エルナンデスはリング誌ランキングで5位にレートされていた実力者。強豪王者とは呼べませんが、穴王者ではありませんでした。
コンディション不良の原因は「無理やりの減量」の一点に尽きます。
当時のジュニアフライ級ランキング↑。ロマゴンにニエテス、井岡に田口の名前もあります。PFPではエイドリアン・ブローナーが6位!リング誌など米国メディアはのちにブローナーを「絵に描いたような過大評価だった」と手の平返し、散々批判しますが「過大評価してたの誰やねん!?って話です。
⑧【2014年12月30日】WBOジュニアバンタム級王者オマール・ナルバエス:2ラウンドKO勝ち。=A−
⑱IBFバンタム級王者エマヌエル・ロドリゲス:2ラウンドKO勝ち。=A−
階級最強と目されていたライアン・バーネットが対戦を回避、ポール・バトラーに完勝してIBFのストラップを奪った「プエルトリコのマニー」。
有力選手が次々に崩落する〝プエルトリコ・ドミノ〟とは無関係と思われていましたが、「世界初挑戦で大事に戦っただけ」と暖かい目で見られたバトラー戦に続く、マロニー戦では「慣れられると弱い」「気持ちが弱い」と〝ドミノ〟容疑が濃厚に。
井上戦では惨敗の内容よりも、コーナーに向かって弱々しく首を振り、試合後にタオルを投げなかったトレーナーを解雇するなど弱さ丸出し。
キャリア最高の7万5000ドルの報酬を約束されたルイス・ネリ戦は、ネリの体重超過を認めずに試合はキャンセル。これは日本ではロドリゲスに同情的でしたが、海外では「ネリは許されないが、たった1ポンドで大事な試合を捨てた」とそのチキンぶりも批判されました。
それにしても、井上以外の軽量級の報酬は劣悪すぎます。
軽量級なので当然人気がないネリの報酬が高いのはパッキャオやカネロに取り入ってメガファイトの前座にセットされているからですが、このあたりの「コネ話」はどこかでまた。
⑲WBAバンタム級王者ノニト・ドネア=12ラウンド判定勝ち。=B
現在のドネアの実力評価や立ち位置を考えると、序盤でノックアウトしなければいけませんでした。
「ニコラス・ウォータースらと比べたら全くパンチは無かった」と立ち向かってくるドネアに、井上はプロキャリアで初めて本当の意味で自分を恐れない相手と対峙したのではないでしょうか。
しかし、相手は37歳の誕生日目前のロートル、ジュニアフェザーとフェザーで挫折して層の薄いバンタムに帰ってきた出戻りです。
米国での人気は全くなく、トップランクからは契約満期前に違約金なしでリリースされた、ある意味最も屈辱的な戦力外通知を受け、人気がないためにアウエーのリングを転々としながら死に場所を探していたのがドネアです。
「井上戦では全盛期に戻っていた」という信者の言葉には声をあげて笑うしかありません。
井上自身が一番よくわかっているように、安らかに介錯すべきでした。
ナルバエスやロドリゲスが「A− 」なんて大甘評価じゃないか、と言われるかもしれませんが、バンタム級はタレントが貧弱すぎることや、格付け最上級はまだ上があります。
バンタムではありまあせんが、レオ・サンタクルスは「AAA」 で問題ありません。
最も起こりうると考えられるのは井上尚弥のKO勝ちで、3/10=1.3倍。判定勝ち7/2=4.5倍。
ブックメーカーの見立てでは、この試合にジャッジとスコアカードは必要ないということです。
「前半6ラウンドまでで井上が試合を終わらせる」のは13/10=2.3倍、試合は7ラウンド開始ゴングが鳴らない可能性が2.3倍の低空飛行。
一方、ジェイソン・マロニー勝利はKO・判定とも12/1=13倍。KOラウンドは12のいずれのラウンドでも100倍。
いずれもウィリアム・ヒルの数字ですが、ペーパー上は完全なミスマッチです。
ただし、マロニーはリング誌・ESPNでバンタム級10傑に数えられる本物の世界ランカーですが、井上もマロニーも欧米のファン、ブッカーにとっては関心が低く、ほとんど無名。
オッズも「こんなもんだべ」で立ち上がって誰も買わないという状況でしょう。
ドネア戦がそうだったように、実際の実力差はここまで開いていないはずです。
当日はボクシングだけでも英米で遥かに注目度が高いカードとバッティング、MMAのイベント、18日のNBAドラフトを控えた特番など、よほどのマニアでもバンタム級の試合は見ない状況が整い過ぎています。
ESPNでも同じイベントの女子世界戦の報道の方が圧倒的に充実している始末です…。ESPN+での配信ですから、視聴者数のさらなる低迷は避けられません。
ESPNでも同じイベントの女子世界戦の報道の方が圧倒的に充実している始末です…。ESPN+での配信ですから、視聴者数のさらなる低迷は避けられません。
これからは、何はともあれ「人気者と戦うこと」です。
バンタム級の日本人である井上自身が全く人気がないのですから、米国のボクシングファンが知っているボクサーを派手に倒してノロシを上げることです。
異邦人にとって、人気者を倒しまくるしか、人気は手に入りません。
残念ながら、これまでモンスターが戦った19戦には、ここでいう「人気者」は一人もいません。
以下、独断と偏見の格付けです。 ◯数字はプロでの試合数。
④【2013年8月25日】日本ジュニアライト級王者・田口良一 :10ラウンド判定勝ち。=C+
異邦人にとって、人気者を倒しまくるしか、人気は手に入りません。
残念ながら、これまでモンスターが戦った19戦には、ここでいう「人気者」は一人もいません。
以下、独断と偏見の格付けです。 ◯数字はプロでの試合数。
④【2013年8月25日】日本ジュニアライト級王者・田口良一 :10ラウンド判定勝ち。=C+
未来のジュニアフライ級世界王者(リング誌/WBA/IBF)・田口に完勝。
日本タイトルマッチであったために、フシ穴評価こそ「C+」に格付けましたが、井上の勝利の中でも結果的に最強のボクサーでした。
⑥【2014年4月6日】WBC世界ジュニアフライ級王者アドリアン・エルナンデス:6ラウンドTKO勝ち。=B−
エルナンデスはリング誌ランキングで5位にレートされていた実力者。強豪王者とは呼べませんが、穴王者ではありませんでした。
コンディション不良の原因は「無理やりの減量」の一点に尽きます。
当時のジュニアフライ級ランキング↑。ロマゴンにニエテス、井岡に田口の名前もあります。PFPではエイドリアン・ブローナーが6位!リング誌など米国メディアはのちにブローナーを「絵に描いたような過大評価だった」と手の平返し、散々批判しますが「過大評価してたの誰やねん!?って話です。
⑧【2014年12月30日】WBOジュニアバンタム級王者オマール・ナルバエス:2ラウンドKO勝ち。=A−
日本では「伝説の名王者」と報道されていましたが、世界的には「チキン」「引きこもり」と軽蔑されていた〝伝説の名王者〟。
ナルバエスが直近試合で大苦戦したことからも、戦前のオッズも予想も、井上有利と見られていた試合でしたが、なぜか日本ではその報道はシャットアウトされ「井上、危うし!」。
ラファエル・マルケス戦前の西岡利晃もWOWOWをはじめ日本と世界の報道に大きな温度差がありましたが、それを思い出せせてくれる〝伝説の名王者〟でした。
とはいえ、フライ級とジュニアバンタム級の2階級制覇、それぞれのクラスで二桁防衛を重ねていた安定王者、強豪に勝利したことはないものの当時の敗北はノニト・ドネアとのバンタム級戦だけ。
それで「チキン」と烙印を押され、ゾラニ・テテ戦でも「今度逃げ回ったらボクシングする資格なし」とまで非難されるのは、ドネア戦もテテ戦もそれほどひどい内容のチキンだったからです。
井上戦は「フロッグジャンプ(飛び級)の井上は初回からは来ない、と確信していた」という大誤算が世界中のボクヲタが「ざまあみろ!」という結果をもたらしました。
⑯【2018年5月25日】WBA世界バンタム級セカンド王者ジェイミー・マクドネル:1ラウンドTKO勝ち=B+
誰に聞いても階級最弱王者で、当時は今以上に隆盛を誇っていた英国市場での需要が低かったことから、米国で〝ドサ廻り〟していたのがマクドネルです。
そのドサ廻りの最高の思い出が「6フィギュア(10万ドル)に届くようなオファーだった」亀田和毅戦でした。
それが、日本に来ると「10年無敗の絶対王者」。確かに、モノは言いようです。
とはいえ、誰にとってもやりにくいタイプであるのは間違いありません。
減量に大失敗、重病人状態でリングに上がったのは100%本人の責任です。王者としては最弱でも、リング誌で7位にランクされていたマクドネルを初回で粉砕、井上のバンタム航海は順調な船出を飾りました。
ナルバエスが直近試合で大苦戦したことからも、戦前のオッズも予想も、井上有利と見られていた試合でしたが、なぜか日本ではその報道はシャットアウトされ「井上、危うし!」。
ラファエル・マルケス戦前の西岡利晃もWOWOWをはじめ日本と世界の報道に大きな温度差がありましたが、それを思い出せせてくれる〝伝説の名王者〟でした。
とはいえ、フライ級とジュニアバンタム級の2階級制覇、それぞれのクラスで二桁防衛を重ねていた安定王者、強豪に勝利したことはないものの当時の敗北はノニト・ドネアとのバンタム級戦だけ。
それで「チキン」と烙印を押され、ゾラニ・テテ戦でも「今度逃げ回ったらボクシングする資格なし」とまで非難されるのは、ドネア戦もテテ戦もそれほどひどい内容のチキンだったからです。
井上戦は「フロッグジャンプ(飛び級)の井上は初回からは来ない、と確信していた」という大誤算が世界中のボクヲタが「ざまあみろ!」という結果をもたらしました。
⑯【2018年5月25日】WBA世界バンタム級セカンド王者ジェイミー・マクドネル:1ラウンドTKO勝ち=B+
誰に聞いても階級最弱王者で、当時は今以上に隆盛を誇っていた英国市場での需要が低かったことから、米国で〝ドサ廻り〟していたのがマクドネルです。
そのドサ廻りの最高の思い出が「6フィギュア(10万ドル)に届くようなオファーだった」亀田和毅戦でした。
それが、日本に来ると「10年無敗の絶対王者」。確かに、モノは言いようです。
とはいえ、誰にとってもやりにくいタイプであるのは間違いありません。
減量に大失敗、重病人状態でリングに上がったのは100%本人の責任です。王者としては最弱でも、リング誌で7位にランクされていたマクドネルを初回で粉砕、井上のバンタム航海は順調な船出を飾りました。
⑱IBFバンタム級王者エマヌエル・ロドリゲス:2ラウンドKO勝ち。=A−
階級最強と目されていたライアン・バーネットが対戦を回避、ポール・バトラーに完勝してIBFのストラップを奪った「プエルトリコのマニー」。
有力選手が次々に崩落する〝プエルトリコ・ドミノ〟とは無関係と思われていましたが、「世界初挑戦で大事に戦っただけ」と暖かい目で見られたバトラー戦に続く、マロニー戦では「慣れられると弱い」「気持ちが弱い」と〝ドミノ〟容疑が濃厚に。
井上戦では惨敗の内容よりも、コーナーに向かって弱々しく首を振り、試合後にタオルを投げなかったトレーナーを解雇するなど弱さ丸出し。
キャリア最高の7万5000ドルの報酬を約束されたルイス・ネリ戦は、ネリの体重超過を認めずに試合はキャンセル。これは日本ではロドリゲスに同情的でしたが、海外では「ネリは許されないが、たった1ポンドで大事な試合を捨てた」とそのチキンぶりも批判されました。
それにしても、井上以外の軽量級の報酬は劣悪すぎます。
軽量級なので当然人気がないネリの報酬が高いのはパッキャオやカネロに取り入ってメガファイトの前座にセットされているからですが、このあたりの「コネ話」はどこかでまた。
⑲WBAバンタム級王者ノニト・ドネア=12ラウンド判定勝ち。=B
現在のドネアの実力評価や立ち位置を考えると、序盤でノックアウトしなければいけませんでした。
「ニコラス・ウォータースらと比べたら全くパンチは無かった」と立ち向かってくるドネアに、井上はプロキャリアで初めて本当の意味で自分を恐れない相手と対峙したのではないでしょうか。
しかし、相手は37歳の誕生日目前のロートル、ジュニアフェザーとフェザーで挫折して層の薄いバンタムに帰ってきた出戻りです。
米国での人気は全くなく、トップランクからは契約満期前に違約金なしでリリースされた、ある意味最も屈辱的な戦力外通知を受け、人気がないためにアウエーのリングを転々としながら死に場所を探していたのがドネアです。
「井上戦では全盛期に戻っていた」という信者の言葉には声をあげて笑うしかありません。
井上自身が一番よくわかっているように、安らかに介錯すべきでした。
ナルバエスやロドリゲスが「A− 」なんて大甘評価じゃないか、と言われるかもしれませんが、バンタム級はタレントが貧弱すぎることや、格付け最上級はまだ上があります。
バンタムではありまあせんが、レオ・サンタクルスは「AAA」 で問題ありません。




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